2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高円寺円盤へ行く−−荒削りにアコースティックポップ

出勤し、仕事をして、一段落つき、高円寺に行き友人と会い、メシを喰う。そのあと浜田真理子のレーベル美音堂直営の円盤に行く。高円寺駅南口を出て、信号を渡り、ガード沿いに少し歩くと、道の左側に「円盤」という看板が見える。ライブなんかの情報も出て…

T・コポマー『ケータイは世の中を変える』について

泳いで、家に帰ると、川浦康至さんたちが訳された『ケータイは世の中を変える』(北大路書房)が届いていた。いただいた本は、なるべくブログで紹介するようにしている。あまり本をもらわ(え)ないからできることである。ここで紹介しても、ワールドダウン…

ワールドダウンタウン終了異聞

今日は早朝から大学院入試の監督、面接、会議とめまぐるしい一日ですた。会議が終わったのは8時過ぎ、こんなことは最近ではめずらしい。前任校では、午後1時からの会議が11時近くなるなんてこともあった。他学部の若手が、待っていてくれ、それから飲み…

ワールドダウンタウン最終回

ついにワールドダウンタウン終了ですね。テレビ番組覧にも、はっきりと(終)の文字が。しかし、番組はいつもと同じようにはじまる。どうだいジョージで、ジョージはこんどは礼儀正しくなっている。「また宗教に入ったのかい」とジル。そうじゃなく、北島フ…

中井正一「日本の美」をめぐって−−間の社会学5

NB

間の社会学について考える場合に、現代のエスプリ141『いき・いなせ・間』などは重宝である。現代のエスプリは、今は書き下ろし特集になっているようだが、昔はリーディングスのような既出原稿より抜き編集になっていた。この巻は南博編集で、心理学、社…

ゴキブリはなぜ嫌われるか−−お題拝借1

ソキウス様ではないが、たしかにブログを書いているとネタ切れの状態になったりする。そうなると、書かなければいいのだが、過去に文化社会学の掲示板に書いたものも吐き出して、ケロケロになるくらいまで、行く道逝ってしまいたいという気もしているので、…

マンバvs さんま

起床して、公務のためすぐに東京にUターン。でもって仕事して、プール行って帰るといういつもの日常。今日は2000メートルノンストップ。心地よい疲労でメシ喰ってネット。ソキウスブログがいったん終了とのこと。ブログやってるとネタ探しばっかする「…

ぶっとび通信講座@おやじギャグ&ダジャレ−−笑いの間異聞

還暦パーティに出る前に、床屋に行った。私のいきつけは、歓楽街福富町の路地裏にある店で、昔の店名は「ナリタ」と言い、全国カットチャンピオンの店という輝かしい看板を出していたが、最近は店名もかわり、おばちゃん一人でやっている。私は首の上にひど…

教育の魔/間

高校の恩師の還暦パーティがあるということで、横浜に戻ってきた。昔の思い出話が好きなわりには、同窓会的なものには背を向けて生きてきた。みんなが社会人としてバリバリ働いているときに、学生をまだやっていたし、なんかひけめをかんじていた。なんで今…

橋本治『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』をめぐって−−間の社会学4

NB

マンガにおける表現技術と「間」という問題について考えようと思って、いろいろ調べているうち気がついたことは、大塚英志、呉智英といった先駆的な人々の作品に大きく影響を受けながら、意外や意外橋本治の『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』(河出文庫前…

定跡と手筋−−将棋本と社会学書

コメント覧にもあったが、学生も読めるようなわかりやすさをもった社会学書の書評を頼まれた。本を前に考えたことは、将棋の本のことである。将棋には戦法を体系的に解説した定跡書と、戦局戦局に随時あらわれる手筋を解説したものがある。手筋とは、言って…

機能分析と真理探究−−関恒義『近代経済学の破産』ほか

帰ってテレビを見たら、フジテレビに古田が出ていた。さんまのまんまから、虎ノ門へという通常のコースを基本にザッピング。井筒監督が、前回無理矢理見せられた華氏911を、ふざけとる、なんやあれと、吠えまくっていて、ワシは監督や、政治的になんやか…

熱湯芸人−−ワールドダウンタウン疑問解決

午前から学校に出て、久しぶりに学食でメシ。やっぱ唐揚げに、野菜、小鉢の煮物、みそ汁などがついて450円とは安いと大感激。昼食後休む暇もなくいろいろ公務をこなす。でもって、昨日のメイルなどをチェックしたり、また考え込んだり。友人からメイルが…

時空の分節と間−−間の社会学3

NB

昨日奥野健男の人称構造論と書いた議論について、整理しておきたい。奥野は、『間の構造』の冒頭で、ほんの少しだけだが、これに言及している。奥野が紹介するのは、井上ひさし『私家版日本語文法』一冊である。 論点は二つ。一つは、日本の指示代名詞の論理…

サンクチュアリとしてのスシ

午前中は公務でてんてこ舞い、食事後読書と思ったら、昨日書いたブログに関連して、花野裕康さんが宮台真司氏の人称帰属行為論を批判的に検討したペーパーを「関連あるのでは」と電送して下さった。ある研究会で発表したものだという。これについて、考えて…

誤楽と娯楽−−ギャグの間

ロバートホールを見た。なにを見てもワールドダウンタウンの枠組みで見てしまう今日この頃、この番組もそいういうふうに見てしまいますた。このままだと、ゼミでも「エクセレント」とかしそうな勢いだよ。あったく。コンパとかでもやっている椰子いるだろう…

想像力と間−−間の社会学2

NB

夕方まで仕事して、一時外出して、友人とメシ@高円寺。そのあとまた研究室に帰り、九時すぎまで仕事をし、プール。帰宅してワールドカップ戦があったことを知る。公務の連絡がきていたので所用をすませ、うだうだプロ野球の動静を確認した。ブログを書こう…

つかみはOK−−「もう番組おわりだYO。ヴァカ」

ワールドダウンタウン、禿げジルは絶好調ながら、あとの二人が萎え萎えで登場。最後はやっぱり、ジョージとナタリア。ジョージはつるつるで登場。「だまされた。宗教インチキだった。警察の捜査が入った。ショックであたまがつるつる」。禿げジル大喜び。「…

授業評価@社会学史

社会学史授業評価きますた。多少よくなったものの、昨年と大差なし。やはり途中で、成立期を端折ったツケが出たと思った。5点満点で全体の満足度3.9。すべて平均以下ですた。でている層で4.0。出てないそうで3.4。ザマーミロとは言えない。つまら…

武智鉄二「間」を読む−−間の社会学1

NB

けっこう今日は充実した。充実しているかどうかは、メシを食い忘れるか、それともはやくメシになんないかいらいらするかですぐわかる。気持ちよくブログを書いている。もちろん腹ぺこりんである。ワールドダウンタウンまで、一泳ぎして、メシ食うことになる。…

間と型の自在−−「忍−心=刃」

毒電波好事絵巻な書架に著作集を戻し、プールに向かう道すがら、著作集の毒を思い出して、ぞぞっとする。図書館にあったら、手にとってみるのもよいが、ただちにはわけわかめかもしれない。前にも言ったが、呉智英の解説を読むしかないのだが、どの本に出て…

「教養としての・・・」、あるいは毒電波好事絵巻

起きてうだうだし、大学の学食に来るも、定食がないという。かなりむかついたが、しょうがないので、近くのそば屋へ。なじみは4軒あって、東京に帰った頃は、真っ黒な汁のあつもりのおそばがなつかしく、毎日のように食べていた。たしかに、うどんは関西風…

カルカヤマコトと早瀬優香子

pop

この夏も例年と同じように元町プールに行きがてら、横浜市中区を歩き回りということをしたのだが、途中元町のタワーレコードによることが多かった。そこでこの夏のマストみたいなあいかわらずの言い回しで、7月頃に大プッシュしていたのが、Jammin なダンサ…

洋書の読み方について4−−ギデンズ活用法ほか

今日はさわやかにすごすぞと思って起床するも、カーテンあけると今日も雨降り、ッテ、モップスっちゅーの、なんでやねん!!とまあ、ワールドダウンタウンがハビトゥス化しつつある今日この頃、うだうだすごしているうちに昼過ぎになり、またパンを買ってき…

ライト・ミルズと9.11以降

NB

朝起きて、うだうだしているうちに三時になり、なにも食べないといけないと思い、パンを買ってきて食べて、またうだうだしていたら雨が降り出し、そろそろプールに行く時間になってしまった。あいかわらず筆が進まない。ブログのように書き散らせればいいの…

近代社会学史と高校世界史

そろそろ後期の授業の準備を始めなくてはいけません。本務校の文化社会学では、社会心理史の概説を試みる予定です。もしかすると、来年度にかぎって歴史社会学という科目をやる必要が出てくるかもしれず、キチッとやっておきたいと思っています。おまえがと…

美音堂・円盤@高円寺−−浜田真理子『こころうた』を聴く

pop

ブログを書いていたら、ブラックアウトして文章が消失。殴り書きにせよ、ほとんど書き上げたところだったので、それなりにショック。やっぱ98年発売4ギガHDのメモリも確かめるのも恐ろしいという状況では、論文を書くのが怖くなってきました。まあブロ…

ワールドダウンタウン再考−−ジル・ベッソンのなぞ

今日はかなり早く起きた。業務電話がかかってきたからだ。熟睡していたので、わけわかめな対応をし、その後電話をかけ直した。午前中は、本を読みながらうだうだして、ながら仕事。ブログで発散して、ネタをそぎ落としてゆくと、けっこう本として書きたいこ…

三浦展『ファスト風土化する日本−−郊外化とその病理』をめぐって

また泳ぎ、メシ喰って帰ってきました。帰ると三浦展『ファスト風土化する日本』が届いていました。ソキウス野村一夫氏やtyadonさんとご一緒させていただいた子犬本@洋泉社の新書です。そーいや、今日行ったカメラ博物館の建物に宝島社があって、その近くに…

たたきつけるように書く−−あるブックレビューから

本日は忙しい1日だ。今日にかぎらず、9月はいろいろな雑用が山積している。たとえば目立たないが大学院入試。大学入試でも点検、袋詰めから、採点答案のチェック転記まで、厳重にやるうちの大学は、大学院入試も例外ではなく、問題提出から印刷、さらには…