ワールドダウンタウン最終回

 ついにワールドダウンタウン終了ですね。テレビ番組覧にも、はっきりと(終)の文字が。しかし、番組はいつもと同じようにはじまる。どうだいジョージで、ジョージはこんどは礼儀正しくなっている。「また宗教に入ったのかい」とジル。そうじゃなく、北島ファミリーに入ったんだと。あのサブ北島。ジョージは、さっそくサブちゃんを礼儀正しくオヤジよばわり。芸名が、だめでもともと「ダメもとジョージ」、ジル「サブちゃんだけにサブい芸名だ」、アーヒャヒャヒャで、どうだいナタリア。ナタリア「演歌の人とは何回も関係を持ったけど、みんなコブシをまわすだけでつまんない。もっと腰をまわして欲しい」と大バカなシモネタ炸裂。ジル、カクカクカクカクと、プレスリーもしくはミック・ジャガーなみとはいかない、いささか性急なグラインドをして、喘ぎもだえエクセレレント。最終回怖いものナシのシモネタ二連発。ジルの動作は面白かったけど、やっぱふきかえはさんまちゃんみたいに外国ポルノ風の息すうパターンであってほしかった。まあ、犬もワンワンだったからな。っつーか、これなら先週のカチンコチンエクセレントのほうが、声優がノリノリだったと思う。最後までびびる大木カムアウトせず。
 とまあここまでやって、ようやくハマタ。腰をまわしたくてもまわせないこちとらEDぢゃいというのが、ハマタというかるいジャブのあと、マツモト。ジル「演歌よりも、毎晩マッキーとエンカ、エーンカ、エエノンカとプレイしているのがこの男」と、最後までマッキーネタ。マツモト「えーかげんにせんと、ほんまにみてると思う」と言うもさらにジルは追い打ち。「マツモトファミリーには歌手のマッキーと局アナのマッキー以外にはどんなのがいるんだい?」。マツモト「誰もいないです。ボクは一人」。ジル「じゃあマツモトひとし旅かい」と強引にみちのく一人旅歌唱「たとえどんなに恨んでいても、俺にはマッキーが最後の男」と今日のジルは猛烈にひつこい。 ジル「長いわ!!止めろや」。ダウンタウン「ごめんなさい」。
 ということで、ガビシャンかと思ったら、アフリカのケニアからの中継。レポーターはウンボコ・マンボコとかゆう迫力なコアアフリカン。ダウンタウン「あれ!?アフリカ?!」。マンボコはケニアでは有名らしい。こいつがもうハイパーウルトラウザク顔近づけて中継するの。ネタは、ウドンゴとかゆう喰える石。ケニア産業最前線とかゆうことで、採掘現場に行き、採掘から袋詰めまでを映す。喰っているジモピーにマンボコ顔を擦りつけるようにして取材。マンボコ「シマウマとどっちが美味い」、ジモピー「石」。マンボコ「キリンの肉とどっちが美味い」、ジモピー「それはキリン」とわけわかめな展開。で、どうだいジョージ→スルー→ナタリアシモネタ→ジル「エクエクエクエクエクレア食べたーい」で、なぜか爆笑。でもって最近のお約束。スタジオに石が持ってこられる。ジル「マツモト食べてみよう!!」。このあとボクが食べるじゃなく「ハマタ、食べてみよう」。一応ハマタ口に入れる。で、ようやくジル「ボクが食べる」。投げたら口でキャッチする。ぶちあsたって、ジル激怒。「きさま、石のつぶてわざとあてたな!!石だけにストンと落ちたな」で、アーヒャヒャヒャ。
 あーあと思っていたら、最後のネタは面白かった。レポーターは再びケニアから、ウンボコ・マンボコ。ケニア遊牧民マサイ族の取材。アフリカ最強、ヤリ一本で猛獣も倒すという戦士たちだ。遊牧のテントに行くと、おやびんしかいない。とそこへ、若者たちが車で到着。でもって、マサイ族に着替える。なんとほとんどがナイロビに住みタクシー通勤しているらしい。通勤はロレックスにアディダスというなかなかシビルなもの。
 そこへ電話が。もうじき着くってことっで、若者たち大急ぎで着替えて、マサイ族風のカツラをかぶり、観光客の夢をこわしちゃいけないとシビルなアイテムは隠す。野生の民に変身した若者たちは、観光客を迎える。ガイド「ジャンボとマサイ語で挨拶して跳ねてください」。観光客「ジ、ジャンボ!ジャンボ!」と跳ねる。マサイの若者、赤い民族衣装で集団で「ジャンボ、ジャンボ」と跳ねて挨拶。眼鏡の白人男性観光客無邪気に大喜び。つれの白人女性も大喜びで、「オー、グレイト!!」でもって、マサイの若者手慣れた手つきでカメラ、「チーズ」と記念撮影で、はい10ドル!まいどあり〜♪でもって、マサイ族火おこしパフォーアンスで、はい20ドル!!さらにはおみやげショップで、30ドル!!1と、観光客は竹の子はぎ*1のようにボッタくられる。マンボコ顔をなすりつけ、マイクを鼻に突きつけて、「これで外貨を稼ぐのですね。狩りはしないのですか」。村長「最近は動物や人を殺すのは禁止されていてね」。おいおい人もか?!! これはあれだな、スペルペルや松田素二の言う白人から巧妙に横領する文化、ボッタくる文化。
 どうだいジョージ、とそこへ突如サブ北島@にせもの登場。はるばる来たぜ函館♪ハマタ「なんの番組や」。ぜんぜん似てねぇし、吹き替えだし、腹痛くなるくらい大笑いした。ジル「サブちゃん、サブちゃん」と連発。サブ北島「うちのダメもとジョージがお世話になって」。ジル「マツモト、弟子入りしちゃえ」。マツモト「ちょっとぉ〜」。ジョージ「オヤジに失礼だろ!」。サブ北島「人様に声を荒げるんだねぇ!!」と貫禄で礼儀正しくジョージにお灸。ジル、完璧ため口でサブちゃん連発で強引にマツモトを弟子入りさせる。芸名つけてやってくれ!サブ北島「売れたって、売れなく立って、ダメでもともとで、ダメもと人志でどうだ」。ジル「だめもと!!弟子になったところで、師匠とキスだ」。「わけわかめ」と絶叫し、マツモト禿げしく抵抗。
 そこでなぜかサブ北島が与作を歌い出す。もちろん吹き替え。「マツモトはキスをする♪チュッチュチュッチュ♪ハマタもしたくなる♪チュッチュッチュ♪」。ジョージとナタリアはバックコーラス。ハマタ「したないわ」「唄上手いヤン」。たしかに声優上手い。サブ北島さらに続ける「じ〜るがたちあがる♪俺がする♪」。ジル軽やかにスタンダップ。で、お約束の俺がやる。ジル躊躇して、テレつつも、サブ北島とジルマウスツーマウスでちゅ〜ぅ。ジルおねぇことばで「ジルベッソンでした!!」ちゃんちゃん。マツモト「マサイ族のコメントいらんのか!!」ハマタ「あのフリは逃したらいかんふりや!!」。ジル「オヤジに弟子入りしたな。憎いゾ憎いぞ」と肩を叩き、番組終了。なんでやねん!!最後のマサイ族ネタはたしかにかなり面白かったと思う。次の話とか、最終回とか、一切テロップなし。うーん、クールぢゃ。

*1:ハイこれはいくら、これはいくらと、竹の子の皮を一枚ずつはぐようにボッタくる手口。