ゴキブリはなぜ嫌われるか−−お題拝借1

 ソキウス様ではないが、たしかにブログを書いているとネタ切れの状態になったりする。そうなると、書かなければいいのだが、過去に文化社会学掲示板に書いたものも吐き出して、ケロケロになるくらいまで、行く道逝ってしまいたいという気もしているので、過去に読んだ本について、書いてみたい。と思って、貼ったんだけど、巡回しているうちに、id:sosu さんのブログでネタ発見。ゴキブリはなぜ嫌われるか。こういうネタにコメントするだけじゃなく、ネタ頂戴して、展開すれば、いくらでもかけるジャンということに気づく。名づけて「お題拝借」。昔深夜放送でやっていたのと同じ題目。
 私もゴキブリは大嫌いである。人類学という学問に惹かれた時期もあるし、環境問題などをやっているうちに、途上国の問題に興味を持ったりもしたが、竹内啓一先生のゼミに出たときに、窓からハエが入ってきて、私は逃げ回った。私はハエも大嫌いなのである。羽が付いて、耳の近くを飛んで、かつでかいものは、戦慄を感じる。しかし、その恐怖もゴキブリのそれに比べれば、たいしたことはない。沖縄旅行に誘われて、船で行くというので、行こうと思ったけど、沖縄のゴキブリの話をきいてやめた。すこぶるでかいというのである。安宿に泊まった初心者はおったまげて飛び起きたりもするらしい。
 それでも思春期の頃は、強がって新聞紙を丸めて、ぶったたいていたが、強く叩きすぎて、ひどいことになることも多かった。やはり恐怖感があったのだと思う。うちのぢぃさまなどは、適度の強さで、手でぶっぱたいて、駆除していた。人間だんだんひ弱になっていると言うことを、身をもって体験した。弟の配偶者は叩くのも嫌うようで、黙って出ていくのを待つらしい。
 でゴキブリがなぜイヤかだけど、それはゴキブリ駆除剤メーカーが明らかにしている。そして開発されたのが、アワの殺虫剤だ。アワで包むやつ。あれはゴキジェットなどに比べるとかなり高い。でもあれは売れているらしい。たぶんちゃんと市場調査とかしたんだと思う。要するに、あの形状というか、姿形がトラウマなのだ。だから、包んでしまえばいいのである。ゴキジェットなどは、かつての殺虫剤などに比べるとまさに秒殺に近い効き目である。しかし、とって捨てなければならない。とった奴をゴミ箱に入れて、そのままにしておくのもイヤな人は多いだろう。平気で10匹ためるなんて奴いるのかな。私はすぐ捨てる。トイレに。水をがーーーーっと流す。そして、とても落ち着いた気分になる。流すことで心理的安定が得られるのだと思う。
 私は今の住居はものすごく家賃が高いのだが、ゴキブリが出ないので、引っ越せない。それでもなお、私はバルサンやアースを炊いているし、またよく効くという評判のコンバットをそこら中においている。岡山時代の住居は、2DKで45000円だったが、これがすごかった。私のところもすごかったが、上のおばちゃんのところは、冷蔵庫とか、電気釜とか、いろんなところにはいると文句を言っていた。そのおばちゃんは大げさな人だったし、ホントにそんなことがあるのかわからないけど。このようなアパートでもコンバットは効きました。コンバットを一万円くらい買って、そこら中におきまくった。まあそれでも、年に数回は見た。ツライものがあった。言い忘れたけど、飛ぶしね。飛ぶのはトラウマだよな。馬路血の気が引く。