2004-09-09から1日間の記事一覧

時空の分節と間−−間の社会学3

NB

昨日奥野健男の人称構造論と書いた議論について、整理しておきたい。奥野は、『間の構造』の冒頭で、ほんの少しだけだが、これに言及している。奥野が紹介するのは、井上ひさし『私家版日本語文法』一冊である。 論点は二つ。一つは、日本の指示代名詞の論理…

サンクチュアリとしてのスシ

午前中は公務でてんてこ舞い、食事後読書と思ったら、昨日書いたブログに関連して、花野裕康さんが宮台真司氏の人称帰属行為論を批判的に検討したペーパーを「関連あるのでは」と電送して下さった。ある研究会で発表したものだという。これについて、考えて…