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「つながりの発見」:発想法とブログ

最近ブログのアクセスが減ってますねと言ってきた椰子がいる。実は、それは私が忙しいからである。つまり、実はアクセスのけっこうな割合が私のアクセスだからだ。忙しいのであまり自分で見ている時間がないとも言える。書き出すと見ない。発想が固まってい…

笑いの変容 with「ココロ花」の顛末

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まだ授業の身体になっていないので、かなり疲労がたまっている。集中のときのほうが疲労が少ないくらいだ。やはり早寝早起きをして、適度のメシを喰うという生活が人間には大事なのではないかと思う。大学に来て学食でメシ。定食は二つ。みぞれとんかつと鯖…

社会学的想像力の周辺1:奇妙な賞賛

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ちょっとミルズ本の原稿が滞っていて独白的になっている。かといって原稿そのものをアップするわけにもいかない。講義で話しているうちにまとまることもあるんだが、今は適当な講義もない。っつーことで、ブログで周辺ネタかましてみることにしますた。読む…

サブカルチャーの社会学と「動員のオントロギー」

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今日は仕事とあと月曜から新学期なので準備で鬼のように忙しいので、一応一つ短い原稿貼っておきます。数年前に書いた解説です。商業出版がらみのものは、慎重を期すべきだと思っていますが、まあほとんど見る人もいない場所ですし、またもとのものが品切れ…

子どもの反抗はどう変わったか

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『子ども論を読む』という本に書かせていただいたあと、原稿依頼がありとあるところに書いたものです。いきおいで引きうけたのですが、私には荷が重い題材だったと反省しています。論旨的には、先日の価値意識論文と同じと言ってもイイと思います。 子どもの…

「間」の文化再考−−ひとつの序説的ノート(承前)

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昨日の続きである。ますます議論は乱れているように思うが、まあ貼り出したから貼ります。最後の節はロムバッハなどを持ち出して駄法螺を吹くよりは、中井正一の機能主義美学論でしめるほうがいいことはもちろんだが、研究が進まずこのようなかたちになった…

「間」の文化再考−−ひとつの序説的ノート

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夕食は今日はお好みかたこ焼きの予定。高島屋裏の花門にするか、はたまた大雲寺交差点のみよみよにするかまよったが、桃太郎大通りにあたらしくできたところで、たこやきとねぎ焼きのしょうゆ味を食べた。こおばしくておいしい。実は、お好みにおいてはソー…

<書評>宮台真司・鈴木弘輝編『21世紀の現実――社会学の挑戦』

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都立大学の社会学雑誌に掲載された書評である。前に途中までアップし、その後脱稿し、投稿したものである。いささか冗漫な部分がある一方で、はしょりすぎた部分なども目立ち、不本意なところもあるのだが、全部アップしておく必要もあるのではないかと思わ…

「価値意識の変容と欲望――若者文化をめぐって」(下)

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原稿をいまさら貼り出したのは柔道の世界選手権をみるためだろう?といぢわるなことをいう人がいる。そうだよ。ほかに何があるというのだ。集中講義して、旧交を温め、カツネットカフェで仕事して、その上世界選手権をみることができるほどには器用ではない…

「価値意識の変容と欲望――若者文化をめぐって」(上)

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夜6時過ぎの新幹線が予約してあったが、わりあい早く仕事が終わったので、4時過ぎの新幹線にきりかえて出発し、先ほど岡山に着いた。弁当はこの前食べた品川駅の駅弁がとてもおいしかったのでそれ(「貝づくし」)にした。東京の駅弁というと、かつてのと…

早明浦ダム一気に貯水率100%に

一昨日から、早明浦ダム周辺での降雨量や、ダムへの流入量、貯水率などを検索しては調べるということを日夜くり返していた。これは仕事が進まないための現実逃避とも言えるし、また昔から地理や地学が大好きで粘着的に調べまくったということもある。しかし…

江口寿史『JUMP WORK 1 ストップひばりくん!』

ランがまだ使えるみたいだし、今日は一日中大学で仕事だった。こもってお仕事。そのあと水泳。そして、久々に阿佐ヶ谷にメシを喰いに行った。福來飯店でメシを喰い、本屋で立ち読みをするというのは、比較的のんびりした時の日常だ。歩こうかと思ったのだが…

佐々木倫子・綾辻行人『月館の殺人』

この作品が『月刊IKKI』に連載開始されたとき、本屋を探し回って雑誌を探し、あきらめモードが横浜の有隣堂で発見して購入したことは記憶に新しい。雑誌は付録とともに保管してある。そのことは購入した日の日記に書きつけてある。「山田のネコ」などの作品…

くらくらゆらゆら

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今日は午後から社会科学基礎論研究会@大正大学。「準拠点としてのシュッツ」が主題。今なぜシュッツってことを討論するのだろうと思って逝く。故桐田克利さんと松山で飲んだ時、根本的な関心が敵意の昇華、戦争の昇華みたいなところにあるというような話を…

東へ西へ:初心

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今日は結局国立へ濱谷正晴さんの講演会を聴きに行った。関東社会学会での安川一氏の講演も聴きたかったが、学会シンポジウムへの期待はどうしてもプロレスノリになりがちなところがある。まあそれでも、現時点で社会学の歩みについて総括する話は絶対に面白…

クリストの芸術

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昨日のあわやのぶこさんの講演メモ。昨年のセントラルパークでの「ザ・ゲート」の写真などを交えながら、クリストの芸術についてお話になった。セントラルパークの遊歩道に、7007500以上のゲート(あわやさんのご指摘「これに関しては、最初の段階で…

リースマンとミルズ

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本日企画会議をした際に話題になったことの一つに、国際社会学会のアンケート「20世紀の社会学者」をめぐる話題である。複数回答にしてもミルズの『社会学的想像力』がトップというのは、やはりビックリしたということが話の発端。でもって、次に議論にな…

『社会学的想像力』復刊

どうも、復刊ドットコム経由で『社会学的想像力』が復刊されるらしい。といっても部数は少ないようであるけれども。みくしのミルズコミュでも、sister_ray さんがこの件をいち早く伝えてくださっている。この件は、世界思想社の編集者Oさんから先週教えてい…

隠しネタ@生りちゃほ?

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リチャードホールを時間録画して以来、時間録画ができるようになり、いろいろしはじめた。かなり便利だ。この前のリチャードホールみたいに面白かったときなどはくり返しみる事ができる。シャレ山みたいなネタの場合、くり返しみてみてはじめて気づくことも…

「間」で笑う:ネタのネタ化と下衆ヤバ夫の変容

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ついでに言えば、きのうのりちゃほのビデオを何度かみて一番印象に残ったのは、「小木大サーカス」で、柴田が「間の笑い」をネタ化していたところである。まずたいして面白くないネタをふる。ここで「間」をおく。そうすると誰かが吹き出し、笑ってしまう。…

ヘタウマ@リチャードホール

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一昨日のリチャホについてのエントリーにつきまして、リチャホっ子さんより『初めまして!突然ですが、自分は劇団ひとりのたけし真似は抜群に巧かったと思ったんですが・・・。』っつーことであります。これは私が川島のたけしの真似につきまして、「うまく…

白州正子『世阿弥』講談社文芸文庫

昨日は夜久々に阿佐ヶ谷に行って食事。その前に駅前の本屋で本をみた。渋澤龍子が著した渋沢龍彦の回想録が平積みになっていた。配偶者の回想とともに、三島由紀夫、吉行淳之介、石川淳といった人のことが語られていた。白い表紙のきれいな本である。奥付に…

ブログタイプ2回目

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あいかわらずどうなってるの〜答えてちょうだいかなぁと思いつつ、ネットで番組サイトなどをみていると、ちょっと違うような気もしてきた。ブログの機能だとか、ブログのつくり出す世界の実際などにこだわり、ネットとのシンクロみたいなことを工夫しすぎて…

マニ☆ラバ『青森駅』

とくだねをみていたら、なんととくだねまでもがマニ☆ラバ『青森駅』を採りあげていて、おづらが若干興奮気味に青森での爆走と、じもぴーの談話や、青森駅関係者たちの談話を紹介していた。新星堂が「全国発売間近」みたいにイチオシしていたわけだけれども、…

若者の自己実現と留学

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本日は年度初の教授会である。その教授会で、ふたつ社会学科学生の留学の報告があった。一つは、韓国への留学である。大学一年時に、協定校との交換留学を申し出た学生だ。普通は一年目はダメ。しかし、熱意で学生はねばった。私の研究室にも相談に来たので…

都市空間の「余白化」:若林幹夫他編『東京スタディーズ』

明日まで横浜滞在のはずが、忘れ物をしたことに気づき、東京に戻ってきた。最近こういうことが多い。萎え萎えだ。それはまあともかくとして、吉祥寺駅に着き、チャリンコのおいてある大学にバスで向かおうかと思ったが、チョイとだけ時間があったので、弘栄…

「間の文化再考」発表のあとで

ブログに書いたいくつかの文章などを素材としながら、「間の文化再考」という論文を紀要『経済と社会』(女子大社会学会)に発表した。この一年間に本や論文を下さった方たちには、謹呈しようと思っている。南博氏の所説を中心に、中井正一氏、奥野健男氏、…

愚直とアイロニー:『スクールウォーズ』を観る

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STCPさまにリンクしていただきましたようで、猛烈に足跡が増えてござる。となるとやはりバカじゃね?とか思われるようなものを書かないときがすまなくなる。おりしも昨日朝方までかかって『スクールウォーズ』の映画を観た。こりゃあ書かなくちゃと思っ…

能勢伊勢雄スペクタクル

岡山市役所の青木須賀子氏が出張で上京されるということで、懸案の西日本では食べられない竹輪麩を食べる会をかねて、NORABOさんで会食の席を設けた。野菜料理中心のお任せ料理を食べながら、岡山の地域文化の現況について、それを享受する立場からのお話を…

あびる優@カミングダウト

カミングダウトを見のがした、まあ今週は谷原章介のサソリはないだろうと楽観していたわけだが、数日たってたいへんなことになっていることを、みくしにおいて知ることになった。あびる優はけっこう面白いかもと思っていた人は多いと思うし、なんか今度の一…