- アーティスト: the tambourines
- 出版社/メーカー: GIZA(J)(M)
- 発売日: 2008/09/24
- メディア: CD
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しかし、増田明美は、声もよくて、ファンも多いんだから、あまり知識をシュールなまでに畳みかけなくてもいいんじゃないかと思うけど、まあ、聴いていると面白いことは面白い。だって、ありえないようなところに小ネタかぶせていくからね。それも、どうかんがえてもどーでもいいような鬼トリビアなやつ。走り具合とかみていて、いつも毛糸のパンツで温かく大事にしているので彼女は頑張れる、とか。って、毛糸のパンツはたとえばのツクリだけど。w まあ、よくもここまでかぶせるモンだと、感心するし、期待しているファンも多いんだろうし、ネタ爆走しているわりには、イヤミが少ないのは人徳だろうけど、やっぱりイヤな人もいると思うよ。
松野と組むと松野が壊れすぎていて、どうしようもないけどね。まあしかし、巧くいじってツッコム人が必要かもしれないけど、どうなのかね。土佐とか、千葉はまだ慣れない感じね。千葉は、すごいんだよね。考えてみると。10000メートルでメダルとってるわけでしょ。エチオピアとかケニアとかみていると、こんなので日本の人がありえないと思うし。
高橋は、それなりに足色などにも触れていて、この辺は小出義雄を意識しているのかもしれない。あの酔っぱらいおやじは、泥酔して、ワケわかんないインタビューするだけじゃなく、予言当たるからね。そういう観点から言うと、やっぱり凄みのある解説というと、何度も言うけど、瀬古俊彦と有森裕子のコンビだよね。特に有森は、やっぱりすごいなぁと思うことは多い。
で、世界陸上のなかで、ひときわ注目を集めたのは、やり投げだろうね。村上幸史の傾向セクシャリティ垂涎な風貌といい、競技名といい、2ちゃんのモーホー系板ではクソ盛りあがりしているだろうね、と思ってみたんだが、なかなか見つからなかった。まあ探し方が悪かったのかもしれないが。
あ、それで、注目を集めたというのは、別にサムソンネタではなく、解説ね。スポーツ解説と言えば、高橋繁浩さんの勝った、やった、ざまみろ、ばか野郎みたいな鬼のような絶叫なんかが思い出される。この人は泳法でいびられなキャ、相当メダルとかとったと思うんだけど、後輩の活躍に純粋に鬼悦びしている姿は、なかなかグッと来るものがあった。あと言うまでもないのは、「やったぁ、多英!」「多英、すんげぇ!、すんげぇ多英」でおなじみの山崎修さん。
で、それに負けず劣らずだったのが、今回のやり投げの解説者。小山裕三という人なんだね。さっそくテレビで、チェックが入っていて、テロップ付きで紹介されていた。もう前日の予選からテンパってましたからね。風の中で、失速する人が多かったなかで、村上一番の投擲で、「やったぁあああああ、これはもう金とってもおかしくない、金の記録です」とかかましちゃっていたし。で、当日は、「入賞確実!」とか、絶叫しまくり。最終投擲では、1人投げるごとに絶叫し、最後は「やった、とった、メダルだ、すんげぇ、この野郎」(記憶は定かでありません)などと、もう号泣しながら絶叫。アナがクールに、眼がウルウルしているとか解説していたのが笑った。
まあ、村上は小山の教え子なんだね。そして、あとで、「室伏だけじゃない」の名台詞。強化部長という立場もあるんだろうが、熱い人なんだろうなぁと感心。やりは、他と違って軽いし、日本人にも向くらしい。村上がベイスターズにという話もあるようだが、逆に野球選手のスカウトもしているみたいだし。っていうか、高橋三千綱原作、かざま鋭二作画の『我ら九人の甲子園』を思いだした。あのエースが、野球やっていて、辞めて陸上でやりやっていて、甲子園に行くという話だった。