時効警察最終回

 時効警察最終回。ねたばらしまくりなので、別の話題をまず。くりぃむナントカでも、ペケ×ポンでも、くりぃむしちゅうが、笑い飯みたいなのとはまったくちがういみで、ぼけツッコミシフトしていることをネタにして、トラバーユとか呼んでいるわけだけど、ナントカのほうのチュートリアルとかみていると、空気投げみたいなの連発だからさ、ここはもういっそのこと、「間」だけでわらわせるというか、笑いの空気投げみたいなのやってみたらどうだろうなどと思ったりもする。いっこく堂みたいにして、ネタのセリフずらしてゆくとか、時効警察みたいにして、意味のないことばをカメラワークだけでたたみかけていくとか、いっそセリフなくしちゃってみるとか、それがきついならツッコミだけ無言でどうさだけとかやって、うなずきトリオ選手権とかさ。w
 もうすぐ時効警察、というおちょけた女の人のナレーションも最終回なワケだけど、霧山の映像のすぐあとにジョニー・デップがプロモ映像で英語しゃべるようにしたのは、しかけなんだろうか?しかし、録画すると、必ずここから始まるから、やっぱり「もうすぐ」といういちびった声を聞かせたいのだろうな。wで、まあ、元彼が帰ってくるつぅことなわけだけど、「ありゃりゃりゃ、まいったな」って、三日月はその頃は関取の面影があったのだろうか?ちなみに、MLによると今回の鍵語は「ブス!」。
 さっそく時効管理課井戸端会議で、ふせえりが「ありゃりゃ」ひろって、「まいたたたた」。サネイエたち「なんじゃそりゃ」。「まいったとあいたたたたのハイブリッド」。新人「まいたたたた」。サネイエ「すぐ、やんな!」。おお!まさかこれってWケンジ??wそこえぶちきれた三日月登場。ふせえりが、熊本うしろからおどかそう、ってやったら、なんかきみまろみたいなやつが、ポマードで頭かためていてワロタ。つーか、こういうところで野見隆明ワンポイントで使ったらすごいけど、まあ作風がちがいすぎるわな。w
 ぶちきれた三日月にふせえり「あちゅー」。霧山「でたー!なにそれ」。ふせえり「かえるちんだよ、ブルース・リー好きのかえるのかえるちん☆おれはかえるちん♪あちゅー」。新人「あちゅ〜」。サネイエ「や〜んな!」。やっぱWケンジぢゃんか。wこのあと、カップ焼きそばの下に具を入れるか、上に入れるかのうんちくで、ひと盛り。熊本登場して、「めんどくさいめんどくさい、めんどくさいでなく、ねんどくさいだったらどうする?」。なぜかツッコミにはまっているサネイエ「どうもしませんよ」。
 しかし、カメラワークを笑いものにするようなカメラワークが笑えるな。ぜってぇ、監督やカメラの椰子は、「あ、ほら☆そら☆どした☆ほら」とかかけ声かけて、時には踊りながらやってるだろ。BGMなら、みとせのりこのいたキルシェの変拍子がよいと思う。しかし、あのユニットおっさんのほうが、中村ノリみたいじゃなかったら、すげぇことになっていたかもしれないのにな。wで、どうせこのあと、ひとが続々出てくるダゼと思ったら、鑑識登場。「ねんどくさいってなんだ、ごるぁ!どうせおれは・・・」。退場。でやっぱり、十文字登場。ふせえり「どいつもこいつもまちがえてる」。時効のファイルもまちがえているの?、と霧山。「スペインの情熱。空飛ぶ楽屋泥棒」。熊本「夏は間違えを犯しやすい季節」。みんな頭を後ろに組んで、椅子にもたれかかりながら、「間違いそれは!」とセリフをまわしあい、自転車盗まれたサネイエは「まいりましたよ!」。熊本「何かを終わらせるために間違えるんだよ。終わらないって言うのは、ある意味地獄ですよ」。はんこどっしん、ってやっぱこれあれだろ、伏線。
 お約束のメシ。元関取は食欲魔神で、来来軒の満願全席、屋上に出前とるわ、出前の椰子はスゲェつながった岡持もってくるわで、めったくそやん。で、霧山が事件の説明。事情は下記の通りだけど、握っていた財布を解剖医だかが、取り外すシーンはわけわかんないどうさでおもしろかった。

振り返らずに別れるか?それとももう一度振り返って別れるか?それが問題だといっても過言では無いのだ。

予告

 三日月(麻生久美子)のもとへ、昔付き合っていた刑事・九門竜(神保悟志)から電話がかかってきた。5年前に三日月は、インターポールへの派遣が決まった九門竜からの「一緒に来ないか」という誘いを断ったまま、現在に至っている。一時帰国したため会いたいという九門竜の言葉に戸惑う三日月。一方の霧山(オダギリ ジョー)は、15年前にスパニッシュギターの名手・熱賀しおり(室井滋)がコンサートを開いていたホールの屋上から、コスプレ楽屋泥棒・鳥山清助(岡元次郎)が突き落とされて死んだ「スペインの情熱 空飛ぶ楽屋泥棒殺人事件」を捜査し始める。鳥山は楽屋から盗んだしおりの財布を持ったまま死んでいたが、しおり自身は事件発生時コンサートの真っ最中で、財布が盗まれたことすら知らなかった。霧山と三日月はさっそく、15年前に事件を担当していた林田・弟(笹野高史)に事情を聞くことに。林田の話によれば、事件当日のしおりの演奏はひどいクオリティーだったと、しおりの元マネージャー・エンドー(松尾スズキ)が嘆いていたらしい。そんな中、霧山は被害者がしおりの夫でダンサーの雪谷松男(升毅)と同じ格好をしていたことが引っ掛かり、しおりが夫と見間違えたのではないかと考える。その話を聞いたしおりは「夫のことを愛していた自分が見間違えるはずがない」と主張。しかし、彼女が大きく手を広げて主張したため、霧山は自分たちに対する威嚇だと感じ、疑惑を覚える。

おさらい

 三日月(麻生久美子)のもとへ、昔付き合っていた刑事・九門竜(神保悟志)から電話がかかってきた。5年前に三日月は、インターポールへの派遣が決まった九門竜からの「一緒に来ないか」という誘いを断ったまま、現在に至っている。一時帰国したため会いたいという九門竜の言葉に戸惑う三日月。一方の霧山(オダギリ ジョー)は、15年前にスパニッシュギターの名手・熱賀しおり(室井滋)がコンサートを開いていたホールの屋上から、コスプレ楽屋泥棒・鳥山清助(岡元次郎)が突き落とされて死んだ「スペインの情熱 空飛ぶ楽屋泥棒殺人事件」を捜査し始める。鳥山は楽屋から盗んだしおりの財布を持ったまま死んでいたが、しおり自身は事件発生時コンサートの真っ最中で、財布が盗まれたことすら知らなかった。霧山と三日月はさっそく、15年前に事件を担当していた林田・弟(笹野高史)に事情を聞くことに。林田の話によれば、事件当日のしおりの演奏はひどいクオリティーだったと、しおりの元マネージャー・エンドー(松尾スズキ)が嘆いていたらしい。そんな中、霧山は被害者がしおりの夫でダンサーの雪谷松男(升毅)と同じ格好をしていたことが引っ掛かり、しおりが夫と見間違えたのではないかと考える。その話を聞いたしおりは「夫のことを愛していた自分が見間違えるはずがない」と主張。しかし、彼女が大きく手を広げて主張したため、霧山は自分たちに対する威嚇だと感じ、疑惑を覚える。
http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/

 つーか、室井滋が、すげーメイクしていて、森口瑤子っぽくしているの俳味があるのかと思った。熊本「ありばいとアリババは似ているよね」。ワケのわからない台詞回し、またかよと思ったら、三日月「なんなのこれは!」。熊本「昔のアングラ演劇にきまっているじゃないか」とシャウトして立ち去る。お笑いも演劇も映画のカメラワークもなにもかもつめこんで、おまけにハイブリッドだという理屈もなにもかもまとめて、ゆるぅ〜〜くげらげらげらげら。わはははは。すげぇよ。時効警察。wとおもったら、時効管理課で、妙な照明が付いて、一瞬アングラ演劇の寸劇してやがんの。w
 しかも、シーンが変わって、白チャリのおまわりちゃんが「アングラだと白塗りでね」。ジル・ベッソンなら「終わらないのは地獄ってか!アヒャヒャヒャ」とつっこむだろうけどな。つーか、白チャリ歳の差婚のおっさんだよな。「言っちゃいますとね」。これで、しばらくセリフまわす。ここで、演奏ぼろぼろという伏線めかしたものが、また出される。しかし、「どーでもいいけど、三日月君、歯に青のりついているよ」って、意味あるのか?
 で、室井滋扮するフラメンコギタリスト夫婦が出てくるわけだけど、室井の芝居が実に興趣あふるるものがございます。達者だろって、ちょっと得意げにやってるみたいにやってみました、というか。このあとの時効管理課の意味わかめな会話もいろいろあって、しもぶくれおじさんという宿にいこうだとか、餃子井戸がどうだとか、でもって、サネイエが歌舞伎まくって、ふせえりがえちゅ〜!。ところが、三日月は爆(´・ω・`)ショボーンで、インターポールとメシ食いに行く。しかし、黒板に「Stop the 時効」とか、すみずみまでやるというか、小ネタやめられないのは地獄ってか?しかも、小ネタの中身もストップってか?小ネタだけど、立派に自己言及してるってか?w
 しかし、いきなり蜂須賀が入ってきて、味のある芝居っぽいパフォーマンス。と、熊本とふせえりが漫才はじめて、「いい男なんだけど、話がつまらない」。これも謎解きアイテムだろう。つーか、このパターンでいちおうつくってるんだよな。小ネタ=謎解きアイテム。元彼というのが、アメリカンジョークというか、ポリス二郎も、デーブ・スペクターもうりゃあみたいな、ともかくカチンコチン脳天気で、自意識ない系の糞つまらないギャグ連発。フラメンコダンサー「ええ男ヤン」。室井「こっちはやめておきなよ。あの男話がつまらなすぎ。うちの旦那と一所。ちごくよ話がつまらないのって」。って、これも伏線なワケだよな。つーか、威風堂々ネタバレカッつぅの。ともかく、最終回にふさわしく終わらせたい!というものが、ぞろぞろぞろぞろアップテンポで刻み込まれるッテイウ仕掛けなんだろうな。
 だけど、旅行に行く駅で十文字が乗り遅れたシーンはなんなのか、わからなかった。まさか、VittelのCFは関係ないよな。先週の続きで、対称形とか。w餃子井戸に行って、餃子だよ餃子、そうか餃子か・・・無意味に餃子たたみかけ、るでもないんだなこれが、とおもったら、あとででるメシが餃子だった。wしかし、メシでまいむまいむはないだろう。合流した三日月は、霧山を見て、大喜び。萌え、というよりは、つまらない話から解放された!ってことだろ。二人は時効捜査に出かけ、ヒッピーがいきなり三日月に「ぶす!」。意味のない芝居しまくって、「ぶす!」「ぶすなのでどいてください」。霧山も「ぶす!」。
 十文字も痛いギャグ。「うけるところですよ!」。オレよくやるこれ。wつーか、鑑識にいる殺しやみたいなのなに??と思ったら、バレステロスさん実に気さく。wでもって、霧山は超人的推理で、ギターの間違いに気づいていて、トラップをつくっていたことになるわけだな。で、室井滋ひっかけにいって、室井「わざと間違えている。踊りにくくしている」=完璧に自分の工作を自白している。でもって、餃子のメシを食っていて、マイムマイムを聞いているときに、「終わらせるために間違える」。殺人も、そして、番組も。
 で、誰にも言いませんよコーナー。要するに、ネタバレは、「終わらせるために間違える」「間違って殺した」。でもって、夫と間違って殺したのを夫に目撃されたから、おしどり夫婦に。霧山「なんで殺したの?」。室井「話がつまらないからよ。ずっときかされてきた。耐えられなかった」。すげぇ、芝居。・・・で、誰にも言いませんよカード。・・・を三日月が届けに来た。室井「言いません」「言いませんよ」の違いにこだわる。どっちだっていい、「煮え切らないのが私の煮え切りよ」。室井「話面白かったよ。三日月。わかれちゃだめだよ。いい男で話の面白いヤツはめずらしいからな」。一家仕立てのキャラ設定。蜂須賀=親戚に1人はいる不良のおじさんにはワロタ。
 最後は、全く意味のない「主」の壺。水を入れると・・・サネイエ「なんでもないじゃないですか」ふせえり「こけおどしですよ」・・・・どっひゃぁ!・・・・「新しい趣味とかやってんじゃねぇよ、一生時効やっとけ」。ニコニコでおわり。意味のない書き起こしもやっと終わり。さいごは、「魚ッ×n、おまえなんかにぎってやる。魚。スシ王子」と催眠のように堂本光一がくりかえして、ちゃんちゃん。