時効警察とペダントラップ

 で、時効警察録画でみますた。録画だからひつこくみてしまうので、けっこう大変そう。三日月が夢のなかで霧山の言葉を聞くとこから開始というのは、お約束か。前回は催眠でダバダダバダ、レッツラレッツラ歌手活動であったわけだが。と思ったら、霧山君はなんときてしまっていて「来ちゃった☆会いたいんだ」。三日月オー喜びで、ほっぺたつねってウォおお、とドアを開けたら、いねぇの。え?と思ったら、背後からものすごい形相で襲いかかるゾンビが霧山って、もうワケわかんないと思ったら、悪夢から覚める三日月。夢のなかで夢を見ている。入れこ構造だよ!って、どうせ軽い、っぽいネタつぅことだろ。重い理屈つけたら、また小理屈げらげらとバカにするような展開になってるんだろ、スタッフ。ごるぁあ。w
 場面転じて警察、で、「三日月君おはー」というダルダルな霧山君。最初から、ドアが開いたり、なんだかんだするたびにホラーの効果音がなりまくるのがシュールだろって、これもペダントラップなんだろうか?ともうふつうの状態ではみられなくなっている私。三日月「夢を見たの」。霧山「あ、そう」。三日月「興味ないの!もう!」と、プクーちゃん状態。って、これも「プクーって効果音入れると思った?アフォな視聴者が、げらげら」というメッセージか?と、ホラー仕立てで、マスクかぶって、おどかしに熊本が出てくる。「呪いのはらわた」のおまけにおーはしゃぎしていただけ。「いつもの熊本だよ」って、わけわかんないよ。
 ノリノリの展開で、リズミカルにせりふはまわる。ふせえり「四階の女子トイレ、三番目に出る」。「出るって」「トイレの花子さんか」。十文字の子分「花子さんって、おかっぱで赤いスカートはいてるんだって」。すばらしい表情である。霧山「小学生じゃあるまいし、あふぉかっつぅの」。ふせえり「あたし、そこにはいったっさ。閉めても閉めてもぎーっと扉が開く」。サネイエ「うそー」と最恐の表情。「呪われているよ」とオー盛り上がり。霧山「壊れているだけじゃないっすか」。ふせえり「世の中というのはさ、そういうことだけじゃないと思うぜ」。
 そこへ、三日月が付録の恐怖マスクかぶって踊る後ろで熊本が重なって、阿修羅のように、っつぅか、できそこないのExileのように踊る。十文字「三日月かったのか!呪いのはらわた限定版」。熊本「おれだよ、おれ、買ったのは」。しかし、「呪いのはらわた」というのが、理屈・うんちくをそそるよな。蜘蛛男、さらには蜘蛛女のキス、って、ありえねぇ。ここで、十文字たちは、ホラーは必須アイテム、女は抱きつくしと、バカうんちくかましまくり、「男はホラー」。わはははは。「呪いシリーズ第三弾もできるらしいですよ」。「知ってますよぉ〜。呪いの晩餐会でしょ。今度も主演は黒井桃子らしいですよ」。霧山「なんスカ黒井桃子って」。熊本「エコエコアザラ〜シ」。ふせえり「知らないの平成のホラークィーン」。と思ったら、「エコエコアザラ〜死」「はごはごはご」と映画の物まねで、オー盛り上がり。黒井いいよな、存在感がたまんないっす。「えこえこあざらー死」・・・はちゃめちゃですが。
 ・・・これもパスティッシュ、とまあ、そこらじゅうペダントラップだらけ。よくわかんないが、アップテンポな演劇仕立てとも言える台詞回しで、主題提示しやがった。「この事件も時効を迎える」「死体が消えたッスヨね」「どうだ霧山」「ぞくぞくしてキマしたぁ〜〜」と、さっきのゾンビみたいな表情で、悶絶する霧山。w「ホラー映画の主人公は、いつも好奇心故に死ぬほど怖い目に遭うと決まっている」という熊本のセリフとともに、事件認定はんこどっしんというおなじみの展開。「幽霊をみても決してめをそらしてはいけないのだ」。
 いつものように屋上で、妙竹林なランチを食う2人。三日月「これはやめたほうがいいわよ。呪われた女優。よく出てくるんだよ。怖い話で。朝ドラふたりんぼでデビュしたんだけど、1人がいなくなった」。朝ドラふたりんぼは、番組開始のロゴまでだしやがって、もう遊びまくりだな。w三日月ここで、一気に状況説明。スター犬さんが来るという困難な状況のなかで、消えてしまったということだな。疑われたアイドルが、年齢サバよんでいたというわけだけど、これがなんと10歳もさばよみであったことなど、そこらじゅうに隠しキャラ的なネタが横溢している。
 で、まあともかく時効になったということで操作。撮影所みたいなところに操作に行くと、リチャードホールのパンダPみたいなのが、「乙カレーライス」と言って出てくる。この「オツカレーライス」って、まじパンダP意識してないか?質問されると、「おっと!そうくるか」「おっと!」「おっと!」「おっと!」「おっと!それきくか」と、マシンガンのように「おっと!」を連発する証人。これが引っ越しのサカイ。しかも、「エコエコアザラシ→オットセイ」という連想を喚起するかのごとくであるが、無意味というのが常道・・・ってこれも理屈だわなぁ。しかし、細かいところもゆるがせにしないガッツに乾杯。w最後は強引に、「ふたりんぼ・ザ・ムービーに出てたときに・・・桃ちゃんがでると、事故が起きる、で、たたりだよ」とねじふせたサカイは、「くわばらくわばら」と連呼して、消えた。いずれにしても、事件、事故、たたりといろいろ説明する内容が、鮮やかなまでに無意味であり、「おっと!」のテンポだけが証言を成立させているというのは、ジツに快適だ。
 三日月は帰路に「やめようよ。たたられるよ。黒井桃子って、お化け屋敷みたいなのにすんでそうだし」。「三日月君って単純だよね」。鬼怖いお化け屋敷について、黒井桃子が出てきた。桃子はすごい買い物「よく食べると思うでしょ」。で、食材を持たせられまくる三日月。霧山「独りで住んでるの」とひつこくきく。おいたちなどをはなしてはぐらかす桃子。と、三日月は、手洗いを借りる。トイレに行くと、停電で、もう完璧ホラー状態。二人が探しに行くと、三日月がキョンシー風の護札つけていて、ドアが開くと・・・白い猫。わははははは。霧山は、一応推理して、桜子=ふたりっこは、死んでいると言った桃子のセリフに着眼している。と、公園で桜子っぽいのが歩いているのを目撃する二人。これは、桃子が失言をフォローしに出てきたのか、はたまた桜子が「ばれちゃったテヘ」なのかはふめい。
 十文字「幽霊は存在する」。ふせえり「おどろいたぞぉ〜、おい!」。十文字「死んだお袋から電話がかかり」。ふせえり「誰だかわかるカッつぅんだろ?」。「そうそう」・・・・「成仏しろよって」。ふせえり「悲しくて涙も出ないよ」。時効管理課の会話は、またもや意味わかめなものでござった。十文字が、霧山にからんでいるすきに、服をいじるふせえり。なんなんだよこりゃあああ。つーか、もうそこら中に仕掛けがある。しかし、仕掛けに趣向があるんじゃなくて、仕掛けが鬼のようにあることだけが、おもしれぇだろっつぅことだわな。で、日常的会話のパスティッシュ・・・と思ったら、オレオレ詐欺のネタだった。今流行の殺人予告詐欺だとか、怒鳴りまくりの詐欺師を狂言師の真似してからかうだとか、そういうネタには絡ましてなかった。
 で、十歳年齢詐称の飲食店での会話。ふたりは、性格が違う。くらい桃子、派手な桜子。桃子、ぐずでのろまでドジで。とまあ、ボコボコの詐称。「言い杉」「あたしの好きな人とつきあっていたからよ」。で、この好きな人=元アイドルごろーちゃん。に事情聴取。証言内容は、もうどうでもよく、このアイドルが「アハハハハハは」と、田原俊彦の真似をしたので大笑い。どうせなら、ジャングルジャングル♪と踊って、「そうさ!」とビンビンにやって欲しかったけど。「彼女は来なかった、ハァ〜」の「ハァ〜」が、「そうさ」にちかいかも。つーか、最近どこのチャンネルでも他局ネタかましまくりだよな。回想シーンでも、「あははははは」。そして、つじつまの合わないことは、すべて幽霊だ、たたりだと、もう催眠以上の反則技連発。つーか、この番組自体反則技カタログ集になってないの。しかも、ごろーちゃんは、物まね道場の先生だったりする。おまけに生徒の1人が熊本。「ものまねならってるんですか」「言うなよ」。もう、ものまねのものまねのものまねのものまね・・・と、バスティッシュが暴走する。あははははは。と笑うしかない。
 ゴローちゃんと桃子がつきあっていたネタにオー喜びのふせえり。「桃子はひきこもり」「いいじゃない引きこもり」「おばおばおば、おばけちゃま」と、小森和子の真似をする鶴太郎の真似をするふせえり。くどいくらいのものまねのものまねのものまねのパスティッシュを説明しているわけだが、ふせえりの存在感で小理屈はげらげらぶっとぶ。w意味もなくキレる熊本。熊本とサネイエとふせえりが、演劇を笑いものにするような台詞回しのあげくに、「エコエコアザラ〜〜死」には、大笑いしますた。
 一点撮影所。井戸のなかから、貞子じゃなくて桃子が出てきて、「エコエコアザラ〜シ」で、おっと!☆出身のサカイが「OK牧場」「(・∀・)イイ!!牧場」と、暴走するパスティッシュ。そして、ついについにキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!「お疲れちゃん」。やっぱパンダP??でもないかな。はは。霧山は桃子と話す。パンダP「十人まとめて呪って殺せ」というPR撮影を桃子に告げ、「オット青年」「エコエコアザラ〜死」と、歌舞伎まくる。もうわけわかんねぇけど、ここまで型にはめられると笑っちゃうよね。桃子「撮影所には霊が出る。とりつかれてるかもよ」。電話が霧山にかかると、「探さないで、呪ってやる」とオレオレ詐欺??
 鑑識で、絶対とけない知恵の輪。「詐欺をあばくためさ」。で、桜子の写真。合成じゃない。たたりか、はたまた・・・。たたられたのは三日月で、バナナの皮に転んで、鼻血たらぁ〜〜〜。ふたりっこの生い立ちに関わる坊主に話を聞きに行く霧山「罰が当たるぞ」悪戯したガキ「こわくねぇゾ、糞坊主」「桃子は恐がりで便所いけないから、垂れ流してましたよ、ははははは」。四つの花束・・・。ここで時効管理課で、「デジャブ」についてのうんちくかましまくり。講義シテやガンの。サネイエ「ピーナッツは、豆が三つは言っていた。これは幸福のピーナッツよ」。・・・・霧山「わかった!!!!」。マジ??そういうこと、三日月、もしくはデジャブな桃子と桜子がばあさまのかっこでジュリ〜〜ってやったら、そうかもしれないけどな。
 わかった以上は、最後は「誰にも言いませんよ」のコーナー。「アリバイ大杉」。手品をする。パフォーマンスのあと、・・・と思ったら、三日月がトイレ。またかよ。と思ったら、種がわかればこんなもの・・・と思ったら、おっと!サカイから電話。あわてて出かける桃子、桜子????と思ったら、サカイは熊本が真似をしていたもの。「おっと!おっと!おつカレーライス・・・およびでない。およびでない。こらまた失礼しました」。ともかく物まねで、「第三の女」を召還する霧山。手品の種をだしにして強引に尋問する霧山。そして、現れる桃子。第三の女は、松子。「偽のアリバイ」「予期せぬアリバイ」とわかりやすく解説。そして、いつもの展開。
 霧山「よっつの花束はみんなでそなえたんでしょ」。桜子「竹子、梅子もう出てきてもいいみたい」。三日月「松竹梅・・・」。なんと五つ子。五つ子がそろったのは、ふたりんぼというドラマのおかげ「ふたりでふたりんぼ♪」という映像まで撮影していたのがワロタ。ようやく「誰にも言いませんよカード。ロイヤールストレートフラッシュ」。わけわかんねぇよ。〆は、四人ならんで「桃子はだ〜れだ」と、最後までパスティッシュ
 茶柱の縁起と、総武署トイレの花子さん。「学業せーじゅ」「じょうじゅでしょ」「ある意味あたってるね」「どういう意味ですか?」「私の口からは言えません」。?????????????。最後は十文字もまじえて、意味のない団らん的会話。
 しかし、メーリスの次の会話は「熊本のく」だったのか??まさか、エコエコアザラク・・・台本の「く」をそうチェキというほどひまじゃねぇよ。w『三日月「ものまね教室!? そ〜んなことしたら、まるで、く――」、霧山「三日月くん!」、三日月「な、何よ?」、霧山「ホント、口軽いよね、三日月くんは」、三日月「ちょっとどういう意味!? だいたい私、まだ最後まで言ってないよね?」、霧山「言わなくても分かるよ。口止めされてること言おうとしたでしょ?」、三日月「(ギクッ)ち、違うわよ」、霧山「でも、“まるで、く”って』。しかし、オダギリジョーばかりがめだっていたのが、最近は麻生久美子の独壇場になっているキモする。