時効警察左右対称

 時効管理課からメールが来て、時効警察もうすぐ最終回って、まだ7回しかやってないだろうと思って、みてみたら、マジ来週の9回で終わりみたいなのよね。視聴率は、この時間帯にしては悪かろうはずもないので、たぶんゆる〜く終わってしまおうという事なのでしょうか。今回の始まりは、ヴィバルディの音楽がにあいそうな風景のなかで、三日月君は霧山君とデート、かと思ったらさ、霧山がオサーンに変わっていて、霧山仁王立ち、洋館の前にトリップして、なかでは熊本が座っていて、「ここで事件は起きたんだ」。ここで、Sound Horizon が歌いまくったら大爆笑だぜみたいな。新人、ふせえり、サネイエなどが現れ、「おめーがやれ!」って、このオサーン誰?と思う間もなく会談からご一統登場で、ポーズって、時効バンスキングかと思ったら、野原の妙なセットで三日月は犬に噛みつかれ、男は裸体で踊っていた。って何これ?なんか文学?と思ったら、三日月が夢から覚めた。小鳥のおもちゃ。これも伏線、っぽいだろう、ってことだろうね。それにしても、三日月の食欲魔神ぶりにはおどろく。次は時効管理課の会話だろうどうせ。
 と思ったら、時効管理課みんなで紙切り。みんなでちょきちょき。「できた」「おおっと!」「霧山ビリ」って、ピースした人は、ETなバルタン星人。サネイエは「喜」で、熊本は都会の孤独。つーか、テレ東深夜なみの素早いカメラワークと台詞回しにおおわらい。サネイエ「こーふのマグロはくちのなかでとろけますからね」。???つーか、ずいぶん今回は、エッジ立っているというか、前衛的というか、てんこ盛りだわな。で、小コーナーの三日月と霧山のメシ。「霧山君、やっちゃう?やっちゃう?」。霧山が事件の説明するんだけど、ここのカメラもシュタシュタ系で、ちょっとサブリミナルで、記者会見で禿がピカッたりさ、ネタありすぎ。サネイエの家は、この金持ちビバリーヒルズ仕様の街にあるということで、一同ぶっ飛び。新人「すごくね?すごくね?」。三日月「ええええ!サネイエんち、あっこにあるの?ってお金持ちなんだ」。新人真壁くん「すごくね?すごくね?」。霧山「えーかんげんにせぇや。サネイエ幼少期@代役無し。関取ではないが、マジホラー。wやばすぎるな。で、お約束十文字チーム登場。相棒は蜂須賀なんだな。二人はシースルーで、尻をのぞくふせえり。ってな、なんでやねん!と自分ツッコミやりまくりの十文字は、まったくもってわけわかめだった。

今回、三日月が大活躍する理由は深く探らない方がいいのだ!

予告編

 霧山(オダギリ ジョー)は、総武市のビバリーヒルズと呼ばれる高級住宅街・甲府町で起きた、悪徳不動産会社社長・東吉田真一(二階堂智)の殺害事件を捜査することに。事件当時、室内が荒らされていたため強盗目的の殺人との線も浮上したが、被害者に恨みを持つ人間が多すぎて捜査は難航。焦った捜査班が第一発見者のメイド・佐伯多美子(松田美由紀)に自白を無理強いしたことで、社会的問題にもなった事件だ。霧山はさっそく三日月(麻生久美子)を連れて、事件現場となった東吉田家へ。しかし、霧山は被害者の妻・美幸(麻生久美子・二役)の母・八重(加藤治子)から事件当日の話を聞いている最中、とんでもないアクシデントが起こり、入院するハメになってしまう。そこで三日月は、ここぞとばかりに動けない霧山の代わりに捜査することに。ところが、聞き込みに行った三日月が撮影してきたビデオには、道中のくだらない映像や、左右対称が好きだと語る八重の姿など、およそ事件とは関係なさそうなものばかり…。そんな中、冤罪の多美子が嘘の自白をした理由が気になって仕方のない霧山の目に、東吉田家で撮影されたある異常現象がとまり…。【脚本・監督 トム・ジョンイル】

おさらい

 相変わらずヒマな時効管理課の面々は、真加出(小出早織)が前夜からハマったという“紙切り”に挑戦。そんな中、抱負をかたどった真加出の作品を見た熊本(岩松了)が、ダジャレ混じりに霧山(オダギリ ジョー)に「甲府町の豪邸強盗殺人事件」のファイルを差し出した。事件は、“総武市のビバリーヒルズ”と呼ばれる高級住宅街・甲府町にある自宅で、悪徳不動産会社社長・東吉田真一(二階堂智)が殺されたというもの。事件当時、室内が荒らされていたため強盗目的の殺人の線も浮上したが、被害者に恨みを持つ人間が多すぎて捜査は難航。焦った捜査班が第一発見者のメイド・佐伯多美子(松田美由紀)に自白を無理強いしたことで、社会的問題にもなった時効事件だ。霧山は三日月(麻生久美子)を連れて、事件現場の東吉田家へ。しかし、三日月は玄関で、落下してきたカラスで頭部を打って失神。さらに、霧山が被害者の妻・美幸(麻生久美子・二役)の母・八重(加藤治子)から事件当日の話を聞いている最中、意識を取り戻した三日月が奇声を発したため、驚いた霧山は階段から転げ落ちて入院するハメに。そこで三日月はここぞとばかりに、動けない霧山に代わって捜査を開始する。が、三日月が撮影してきたビデオには道中のくだらない映像や、左右対称を好む八重が「孫の里奈(手塚裕紀)も飼い犬の黒も、左右対称の漢字でいい名前」と語る姿など、およそ事件とは関係なさそうなものばかり…。http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/

 で、時効事件することになったんだけど、洋館に行ったら、三日月が失神し、出てきた加藤治子は、なぜか芸風が千石規子になっていてぶっとんだ。「時効事件捜査しているっす」「どうしてぇ〜〜??」「趣味っす」。「そうなのぉ〜、(・∀・)イイ!!趣味をお持ちね。アテクシの趣味はイヌの散歩なの」。加藤治子は、強引に霧山を田口さん=左右対称、真ん中まっぷたつでも「臆することがない」って、わけわからん認知症演技っぽい――つーか「私の頭の中は消しゴムね」ってなんだよあったく――が、まあどうせまたなんかどーでもいい理屈つけるんだろうな。加藤治子ドアップに驚いた三日月の叫び声で、霧山負傷。ここでの霧山と蜂須賀の会話は、どーせ、なんかパロってみたぜ、いちおー、みたいなことだろ。三日月「チャーンス!」とおーはりきり。 で、「趣味もお手伝いしちゃうのね」。
 つーか、サネイエの座高の高さにはぶっとぶな。三日月の捜査は、ハンディカメラ自分写し突撃レポーター風だが、表札が左右上下対称に四つに切ってあったのは、たぶんなんか意味がありそう。加藤治子はまた、自分のイヌが「左右対称」 という。現実のイヌと、脳内のイヌはまったく関係ない感じ。ただ、白いのにクロちゃんというのは、対称形と言えば言えないことはないな。ハンディカメラ仕様映像と、回想映像がシンクロするというのは、趣向なのかね。すし職人ふくちゃん聞き込み。マットドッグって、バション兄弟カッつぅの。と思ったら、容疑者@「なんじゃこりゃああ」妻=たみちゃんの聞き込みだった。
 三日月の推理はめちゃくちゃで、時効管理課のみんなに「いじられくん」。三日月は、イケイケファッションで、サイケなダンス踊りながらみんなに事件を説明。熊本にやっとしたら、三日月「汚れた目でみないでってば!」。またもや「オヤジはいるだけで環境汚染だわぁ♪」かっつぅの。でまあ、また洋館に戻り、三日月は加藤治子とイヌの散歩に出かけるが、白と茶のブチのクロちゃんは逃げ、そのあと白と黒のパンダが登場して「すっぱい」なんてやっていて、妙に長いので、いくら何でも前衛的すぎないかと思ったら、カプセラのCFだった。これもねらったのかね。CFと本編がラップみたいに張り合わされたMADみたいなドラマが出てきたら、もうまったくワケわかめだろうな。などと思う。
 三日月は、クロちゃんに噛まれて正夢に。そしてオダギリの映像とか、いろんなのが細切れになって出ては溶け、出ては溶けで、もうこれはゆっくり見ないとワケわかんないけど、まあ面倒なので省略。イヌは見つかって帰るわけだ。娘みたいなのが、アザについて語るわけだが、そういえば映像のなかにアザのある男がいたね。このように、なんか映像のなかのヒントがもんだい?かと思ったら、加藤治子はまたもや三日月のけがの左右対称にこだわった。このあと病室で雨が降ったという、超現実的ネタになるわけだが、各人の演技力でさらっとやっているところが委員だろうね。しかし、テレ東なみに多いCFは、何となく考えてやってそうな感じ。
 で、オダギリ「わかっちゃいますた」@柴田警部補状態。が最初の夢・・・は単なるくすぐりでした。で、最後の最後は、「あなたが犯人」コーナーで三日月がしゃべり始めてぶっとんだ。おばあちゃん=加藤治子が犯人。この人は、左右対称の名前は覚えるが、霧山などは左右対称でなくて覚えない。というものすげぇ理屈。そして紙切りも伏線だぜとばかりに提示される。それにしても、「三日月」が左右対称としては微妙なのもネタか?殺された東吉田さんの死体も左右対称に整えられていた。おばあちゃんの爪も関係あるの??殺したとき爪が折れて、左右対称にこだわり爪を切った。そして、最初の夢の一つ一つのセリフも意味があった。家族に暴力をふるい、身持ちも悪い東吉田を殺したおばあちゃんをみんなでかばったというのが真相。「目が覚めたあとに現実が夢のつづきだったら・・・」と、加藤治子があり得ないくらい重厚な演技で言ったあと、三日月が鬼カルク言う「まあさでもさ、真実は厳しく、苦いけどさ、それを受け入れる勇気を持てば、真実も素敵だぜ、だって真実も左右対称だから。ニコッ」。霧山おどけて「真実のロゴを示す」。で、誰にも言いません代カード出して、ひゅーひゅーとおどける二人。とまあ、鬼どーでもいい無意味な理屈で、ものすごい論理構成をし、鬼やばい映像でシュタシュタしてみますたということでしょうか。
 最後は時効管理課の会話。お約束通り。これはカルクオワって、十文字と蜂須賀登場。真っ赤に顔が日焼けしている。蜂須賀やばすぎる程の熱演。「なんでリンゴやトマトは赤くなると思う???・・・・・アレは照れているんだよ」。で、ちゃんちゃん。予告のあと、堂本光一主演「スシ王子!」魚魚魚魚。次回はこれだな。