秋桜子(コスモスコ)にぶっとぶ

 担当部の第一次草稿は完了。六章書き上げたことになる。しかし、まだまだラフスケッチレベル。さっそく二次草稿にかかる。けっこう筆が進む。下手したら九月中に完成しちゃうかもとか思った。もう一人の著者次第だが。w どう漢字を減らすかとか、ショーもないことばかり気になる。そんなことを考えながら、西荻ニューベリーカフェで、原稿チェック。仕事をし出すと、あまり思いものは食べない。きのこのスープとサンドイッチとコーヒー。おいしい。気分をリフレッシュして、研究室で一気に区切りまで進み、あとは武蔵野市民プールへ。帰路「おひるのレポゼ」の前を通ったら、夜のレポゼ、というか、ただのレポゼになっていた。なんかスナッキーなかんじだった。もちろん中はのぞかない。酒飲まないからね。
 うだうだして、怨み屋本舗を見た。番組中番組って最初のインタビューなのかな。みんな怨みを語るなかで、今日のゲスト登場。逆ギレして、「何でそんなこと聞くんですか?」。これって、蘭蘭??ちゃうの??と思い、調べたら、やっぱそうじゃんか。かわったね。反抗期のガキやらしたら、ピロスエと双璧だったのに。しかし、あいかわらず人柱がえろいよね。w 話の一方の文脈は先週の続き。つまり、刑事達と怨み屋のからみ。女郎蜘蛛に食われた椰子の取り調べから、黒いロングヘアーの女が捜査線上に浮かぶ。きたろう刑事「怨み屋ってなんだよ」。喰われた男「漏れじゃないよぅ。知らないよぅ」などと言いつつ、「黒いロングヘアーの女」ということを口走る。それと「うらみや」をむすびつけるきたろう。「黒いロングヘアーの女か」とつぶやきながら、歩いていると長い黒髪のおんながいる。「おい」と声をかけるきたろう。「なによぉ」。わ、女装子。きたろう「(なんだよおかまぢゃんよ)すまぬ」。わしも昔同じことあったよ。髪ながくてさ、うしろから酔っぱらいに抱きつかれ、「なによぉ」と振り返ったら、酔っぱらいは腰が抜けて、ひくひくしてやがった。
 怨み屋ゆかたに狐の面。う〜ん、スタイリッシュ。そして、いつもながらオープニングも(・∀・)イイ!!。特に音楽と、「般若の面」で、声がちょっと乱れるところ。しかし、それと比較して、あいかわらず事件への入りというのは、強引なものがあるな。つーか、わざとなんだろうね。絵馬に書いた怨みをみた怨み屋が名刺をわたす。それをみて、怨みはらすでlえという女を蘭蘭熱演。マカロニウェスタンのように歌舞伎まくる女の怨み、そして、鬼ツボな音楽がちゃんちゃんちゃ〜〜ン♪で、おー盛り上がり。蘭蘭「怨みはらしてよぉ!」。怨み屋「しかるべく」、も、も、もっえぇ〜〜〜〜!と絶叫したヲタもおおかったことでしょう。たしかに鬼萌えなシーン。頼みは「探して」ッテことだけ。報酬は、お買い得価格300万円。仕掛けはないの??う〜ん。わけわからん。
 いきなり、情報屋がひげを剃っている。情報屋「5枚刃だぜ」。怨み屋「ちょけてると耳もそるわよ」。情報屋「すんまそん」。そのあと、野田刑事、ネット槍まくりの図。脈絡わかんないけど、目が据わっていて、女の人の写真とプロフみたいなのが書いたサイトを見て萌えまくっている。ってこれやばくね?なんか野田刑事は、トリックに出てくる生瀬の子分みたいなイメージだったのだが、実にトラウマな存在感の人だ。無理して殺し屋1みたいな密室の病理にしなくても、いるだけでかなりヘン。オダギリジョー横浜銀蝿ファミリーのなんとかっつーあんちゃん(今はおっさん)の間みたいな。
 ここで登場したのが、蘭蘭を不幸に落とした張本人、戸籍サギ道子。これが同棲している久夫という椰子と二人で、善良な市民から個人情報を盗って戸籍サギを繰り返していた。さらにそれだけじゃなく、結婚したかたちにした相手を保険金殺人していた。稼いだ金は、ひもの久夫ちんががんがん使っているという図。怒ると、久夫色仕掛け。道子きれつつ悶絶。さすが社会派!??w
 それにしてもすごいのは道子、目つき悪い。捨て台詞の「タコ」。やばすぎるな。すごいよ。眼に力がある。オーラだしまくり。木下のは演出っぽいわけだけど、この椰子のは演技ッツーか、素ぢゃね??ところで、この道子ッテ誰よ。無名っぽいし、なんかふつうっぽいけど、それがかえってなんかリアル。荒川静香を突き抜けて、その辺のねーちゃんみたいになりながら、人間の深奥でろっとだしてますみたいな。w なんつーひとこれ?わかんねぇけどすげぇな。HPには役者の名前とか出てないんだもの、と思ってみたら、改善されていて、出てました。役者名。秋桜子。みたら公式ファンサイトもある。勝手にリンクすると怖そうなので(HPみてみればわかる)、ググれとだけ言っておきます。荒木経惟の写真集とかにでていたんだね。

秋桜子

秋桜子

http://www.kanroshobo.com/KANROKANRO/ARAKI/ARAKI-BOOK/cosmosco.html
 まあともかく、久夫と道子の密談を録音。それを蘭蘭が聞き、調査報告書渡して、任務完了。「どうします??」。「社会的抹殺キボンヌ」「あと600万円」「くずどもに踏み台にされて」。ワンスモア「しかるべく」。ここで、怨み屋の仕事開始。仕掛け人。シュウ。シロサギの道子をはめるクロサギ。ってパロディか??わけわかんないけど、欲をかき立てられて、野心がギラリと光る道子。道子ダメダメ君じゃん。顔に出しまくり。仕事は、マカロニウエスタン調に盛り上がる。もう一人の仕掛け人情報屋登場。くりぃむしちゅー有田哲平と思ったら情報屋でやがんの。ともかく怨み屋と情報屋が、道子と久夫の仲間割れさせる。ッツーか、女郎蜘蛛のときといっしょやんけ。
 シュウに型にはめられた道子無惨。分けわかめに下手な化粧の道子、いい男にでろでろ。とらうまなまでにほほ紅きつすぎで、大笑い。しかし、この四角顔のおでこの三白眼は何度みてもすごすぎる。仲間割れして、怒り狂い、道子をボコる久夫。怒り狂ったは道子ドス、じゃなかった包丁もって構える。すげぇ。この構える姿。半端じゃない。ジョーダンズの炎みたいな瞬間のヤバサ、そして眼の力。鬼はあと。これやあさ、集団殺人クラブなんてめぢゃねぇよ。構えが、現代社会の深奥を社会派っぽくつきながら、スタイリッシュだろみたいにちょけっていやがる。w で、久夫が刃物奪って、道子を刺す。「いてぇ」。わははははは、「いてぇ」はねぇだろ、この肝心なところで。住民目撃で、久夫逮捕。道子もサギがばれ、刺された身体ともども致命的なダメージ。抹殺完了。最後に蘭蘭「むなしい」。長い黒髪の木下の後ろ姿が、かっちょよかった。
 秋桜子という俳優は、これできっちり記憶に刻まれましたし、編み物の貴公子こと広瀬光治の最初のHPみたいな、すげぇHPはこれからもチェックすると思いますし、その背景とか、デザインのがつんと来るインパクトにそのたびに萌えると思います子、これからの活躍にも期待するのですが、なんか仕事選びそうなかんじかも。