玉川平助

 本日はオープンキャンパスだったためか、非常に大学が混んでいた。最近は、どのような形式の入試でもオープンキャンパスにみえて、いろいろな研究をした上で、受験をされるようだ。本当は平日に来て、図書館をみたり、学食の談笑をみたり、授業の風景を見たりしたほうが、普段着の大学がわかるとは思う。そして、東京女子大学はそうやってみたほうが真価がわかるような気もする。
 もちろん視聴覚教室やe-learningなどによる実践的な英語教育が年々充実しているであるとか、あるいは情報センターのシステムがなかなかよいもので各種メディアで紹介されたとか、最近ではケンブリッジ大学と提携し、とあるカレッジ(ヒューズホール)にうちの大学のプレートが設置して、そこで研修プログラムをすると単位が取れるという留学制度を始め、さらにそれを――伝統の積み重ねのなかでつくってきた海外のいろいろな大学とのつながりを生かし――拡大してゆこうとしているなど、あまり自己主張してなかったのを少し方向転換し、わかってもらいたいことはキチッと示そうという方向性にかわってきて、オープンな紹介でもわかることはいろいろあるわけだけど、味わい深さは食堂や教室やなんかでボーッとしているとはじめてみえてくるものもあるように思うのである。私もキャンパスのなかに、好きな風景がいくつかあり、そこを通過すると学問的な想像力がキリリと喚起されたりするのである。
 口コミのみで一見さんお断りなカンジは、京都の老舗風の良さもあると思うのだが、昨今では閉鎖的で、営業努力が足りないみたいに言われがちで、ちょっと悲しい気はする。しかし、いつだったか学生が「都会の隠れ家的」と言っていたのは、ちょっとだけあたっていると思うが、語彙選択の凶暴さにぶっ飛んでしまった。さすがに私の歳では言えませぬ。
 閑話休題。昔からお茶の間は、超能力者が大好きで、私などもスプーン曲げに挑戦したりしたこともあるけど、指の力で曲げた以外は曲がったことがない。しかし、なんとなく超心理学などと言われると、そこそこ信じてみていたものだ。恐山のいたこだって、たけちゃんの番組でイタコシスターズがマリリンモンローの霊を呼び出して、「マリリンよん☆」とやるまでは、ちょっとだけ信じていた部分がある。そんなときに、気合い一閃絶対信じないと言い張っていたのが、宮城音弥先生で、いまでも思い出すのは川崎敬三のワイドショーで小憎らしく鋭い論理を繰り出して、超能力について喝破し、少年超能力者の能力をがんとして認めないので、川崎が悔し泣きしていたことだ。最近もひとだま問題で、いつでも来なさいとチャレンジャーを受け入れているオサーンがいるわけだが、これをモデルにしたとおぼしきが、本日の拝み屋横丁顛末記である。

  何の変哲もない普通の商店街。しかし裏道を抜けると、霊を成仏させる「拝み屋横丁」がある。学校帰りの正太郎(中尾明慶)が一息ついていると、そこに「頼もーう!!」と二階堂教授(玉川平助)が登場する。文世(うじきつよし)と東子(和希沙也)を差し置いて、三爺(二葉しげる・仲俊二・松木ぽん太)は色めき立って表へ飛び出していく。この二階堂、絶対に霊の存在を信じない科学者で、心霊現象を何でもインチキ扱いし三爺とはライバル関係にある人物なのだ。長い因縁に決着をつけるため、二階堂は心霊現象をいくらでも作り出せるという最新装置を三爺に披露するが…!文世「…でも、どうしてウチの前でやるのかな」と、文世は二階堂のそばに何かいるのを見つけて…。
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 しかし、アーイーヤ♪と背が欲しい♪ともう一人だけがでているから、氏ンだのかと思っていたら、教授役で登場なのが、へ〜すけ。しかし、どーでもいいけど、なんでこの番組はこれほどまでに玉川カルテットを重用しているのだろうか。悪いと言うんじゃなく、かなり異例なものがあるだろ。w 個人的には、ミュージカルボーイズの真ん中の場末のバーのおっちゃんみたいなのとか、みたいのはいくらでもあるんだけどな。しかし、このサイトはブログはないし、BBSもさ、取捨選択されているみたいで、いまいちだよな。