1956-09-01から1ヶ月間の記事一覧

烏村教授のご退任にあたって

烏村教授は、1993年4月に東京女子大に赴任され、7年間勤務された。そして、学部の社会学概論、社会学史、社会意識論、日本文化論、大学院の知識社会学などの講義・演習を担当された。日本の社会と文化、社会学史など、多方面にわたるご研究は、日本社…

烏村教授ネタ二題

◇烏村教授クラスの「うつけ者」をめぐる話 ちょうど一年ほど前のことです。川原泉のマンガに出てくる座敷わらしみたいな一年生が二人、でへでへと笑いながら研究室に入ってきて、「先生ぇー。のぞむせんせー、今日はこないんですかぁー」とききました。瞬間…

だいぶ遅れた新任挨拶@1997

(付記)もう古いし、あまりに痛い(苦しい言い訳すれば、ジャパニーズ英語調パスティッシュ、なわけねぇなぁぁ) 超ジラレナイシン。前と後とどうかだなんて超SW。ここ来て一年ちょっとだしー、最初は三号館だったんだけどー、夏に引っ越しがあってー、それ…

ほんとはちょっとカ・ゲ・キ

東京女子大学の新キャッチフレーズをめぐり、文理学部の教授会では意見の交換がありました。話題になったのは、学生公募の「本当はちょっと過激」という方です。私は、「本当」かな、「ホント」かな、それとも「ホ・ン・ト」と書くのかなぁ〜とか、「過激」…

サブカルチャーとしての女子大

研究室で夜仕事をしていたら、ゼミの学生から電話があり、今新宿で合コンをやっているのだけど、相手の人たちが「見たい」というから出てこないかというお誘いを受けた。オレは珍獣じゃねぇぞと思ったが、最近の合コンってどんなものか見てみたかったし、ま…

中学・高校のこと

中学・高校はイイ思い出はあまりない。キャリアのなかで消してしまいたいことであると言っても過言ではない。そういう人は多いようで、「出身校を一番言いたくない高校日本一」などとも言われている。調査などしたわけではないだろうが、妙にリアリティがあ…

野毛のまち

私の生まれた実家の近くは歓楽街である。ヌード劇場や、ピンク映画館や、連れ込み宿などなどが、昔も今も建ちならんでいる。同級生には、そういうギョーカイの子どももいるわけである。だからおよそ小学生が聞くべきでないような話題が聴けてしまうし、また…

同窓の有名人のこと

サザンオールスターズの原由子が同窓生であることを知ったのは、自宅でかつての人気番組『夜のヒットスタジオ』を見ていたときだった。サザンが出演していて、画面に突然私の小学校時代の友人が登場したのである。なんだろうと思ったら、原の初恋の人だとい…

略歴

1956年横浜の下町、野毛の生まれ。祖父は左官の職人。父は元左官の警察官。敗戦直後闇市の街としても知られた野毛は、商人、肉体労働者、ばくち打ち、テキ屋、女給、売春婦、ストリッパー、男娼、外国人などが集まるハイブリッドな街であった。付近の出…