三浦展『吉祥寺スタイル』

 講義も2週目で、月曜日は一限からでした。ゼミでは、『問題がモンダイなのだ』をやっていて、内容を五行でまとめるという課題をメール送信させて、それを整理してまとめるということをまずやりました。テキストが整理が行き届いていて、ナビ的な文章もきめ細かくついているので、ほぼ全員が主旨と基本枠組を上手くとらえていたように思います。次はこのテキストを使ったレジュメづくりの練習。その上で東谷護さんからいただいたテキスト=成城版知の技法を使おうと思っています。この本は近々紹介します。今日は、明日の授業でも紹介しようと思っている三浦展氏の『吉祥寺スタイル』を。

吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密

吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密

内容

「歩安感」「好き間」「どこカフェ」……ちょっとした工夫で街やお店に10倍活気がでる。ファスト風土化する商店街を救うヒントが満載! 吉祥寺にはなぜこんなに人が集まるのか? 住みたい街ナンバーワンの街の心地よさを、最新のニューアーバニズムの視点から分析し、集客できる街・店作りのためのコンセプトを提案する。キーワードは「歩安感」「好き間」「スケルトン」……。〈ファスト風土〉化する郊外の問題を研究してきた三浦氏が都市デザインの専門家である筑波大学の渡和由助教授と組んで放つ渾身の企画。商店街の再生から身の回りを心地よくするヒントまで、すべての人がハッピーになる新しい街本の誕生です!(YH)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/69/05/9784163690506.shtml

構成

プロローグ
気持ちいい、吉祥寺
吉祥寺が気持ちいいのは、ワケがある
Ⅰ 歩ける エコ路地カル・タウン
Ⅱ 透ける スケルタウン
Ⅲ 流れる キッチンジョージ
Ⅳ 溜まる すわりコミュニティ
Ⅴ 混ぜる 勝手ーマパーク

 吉祥寺に住んで19年になる三浦氏が、吉祥寺を語るということで、筑波大学の都市デザイン研究者渡和由さんとの共著で、一方で都市デザイン論、空間設計、社会心理学などの視点からきちんとした議論を行い「単なる印象論を避ける」試みをし、他方で、「住みたい街NO1」の秘密、楽しい街の「街力」を50の公式――わざとだと思うけど、なぜかおやぢギャグ仕様w――にわかりやすくまとめ、「使える本」になっているように思います。写真も豊富に使われていて、めくるだけでも楽しい本です。
 月曜日のくりぃむナントカは、お待ちかねびんかん選手権で、土田晃之 バナナマン MEGUMIなどがでていた。キャラ的には、Rまにあがスワンにのって出てきたり、都知事選に落ちた桜金造が落ちたと言って出てきたり、なかなかにぎやかである。芦ノ湖の巻では、芦ノ湖が山中湖とかだったら笑えるが、さすがに芸能人はわかるだろうし、なにが最高点かと思ったら、水を張った落とし穴で、バナナマン日村がおっこって、ドブネズミ呼ばわりされていたが、やばいほど似ていた。「オレは人だ」でオチだったが、美味しいところあざーっすみたいな顔してんじゃねぇよみたいな感じではあったな。
 温泉ラウンドでは、角質層などを喰って美容に役立つドクターフィッシュの水槽によくみたらでかいのがいて、ワハハハハやべぇ ピラニア入っている。そこへ、日村入りまくり。つーかだいじょうぶなのか。他には、高視聴率番組のレギュラーがいるというネタがあり、フランキー為谷だったりして、かなりワロタっす。
 宴会ラウンドでは、にせヨンサマ登場。「ぼけろ」「愛してます」と言いたい放題で、ゆうたろうがヨンサマと対決する。いつのまにかバトルは相撲。ッテ、野見隆明と浅見真一かっつぅのと思ったが、あの鈍い動作のナスティファイトをみたあとではすべてがかすんでしまう感じであるな。さすがニセでも徴兵されたであろうヨンサマ鬼強。ここで、美馬怜子登場でビンタとか期待したけどむなしかった。サプライズは、八代亜紀登場。ヨンサマがホンモノだったら、かなり驚いたけどな。