「大人の人」/クセノス

 木曜日はパワーエリート論脱稿に向けての最終検討会議。充実したひとときでしたが、問題は国立に向かう電車。これが六時過ぎだったため、鬼のような満員電車。しかも、なぜか吉祥寺駅は混んでいた。電車に乗るとさらにものすごい数の人が乗ってきた。こんなの経験がないくらい。リュックは前に抱えていたが、左側=進行方向は女子中学生とおぼしき数人、そして右側はもう少し年上のねえさんたちで、私がリュックを胸に抱え、手は顔くらいのところで、痴漢じゃありませんという感じで示していたにもかかわらず、中学生たちはきついよおやぢみたいに押し返してくるし、ねえさんたちはなぜか笑いをこらえているし、最低だなぁと思いつつ、まあしょうがねぇなぁと思いながら、なめられちゃいけないと毅然たる表情でいたのですが、電車が武蔵境につくときに、運転手の野郎がものすげぇ急ブレーキかけたんですよ。右側から雪崩のように人が倒れかかってきて、そういう場合私はとっさにつり革につかまれるんだけど、リュックを手に持っていたので、一呼吸遅れて、中学生さんたちにのしかかりそうになった。ブリッジでしのぐにもまじやべぇ、マトリックスのエビゾリ、片手ゆらゆら、嗚呼、つり革は遠い。どうなるんだだああああと思ったそのときに、中年の高級なオーバーを着た紳士がとっさに手を出してくれた。まさに、わたしは、カンダタ蜘蛛の糸気分。キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!と思い、手をつかみました。まさにオロナミンCのファイトーぉぉぉぉ一発!!状態。のしかからずにすみ、起き上がることができましたが、中学生の皆さんは倒れ込み、矛先は私のほうに。「足打った」「私は腰よ」「押し返してやればいいのに」「大人の人にのしかかられたら終わりよ」。賢い中学生さんたちは、でぶぢぢいとか、でぶおやぢ、運動神経ねぇのかよ愚図とか言わずに「大人の人」というヒリヒリする言葉で応酬されたのであります。ぼくは、一応すみませんといい、紳士に丁重にお礼を言い、取り澄ました表情になりましたが、周りの乗客は「初めて見た」とかゆってまして、どっちかというと皆さんがのしかかったので私は倒れたのにと思いつつ、テヘテヘと頭をかいてしまった自分が情けないものがありました。乗り付けない満員電車にはのるもんじゃありませんね。あれは絶対不可抗力ですが、なんかいやな気持ちが残りました。
 で、Xenosですが。BBS相変わらずテレ東特有の仕込み炸裂かっつーの。w「今撮影してました。渋谷道玄坂上の交番前の交差点です。ファンの方、お近くにいたら見にいってみてはいかがでしょう」。ニューパターン。「奥田議員がミナちゃんを狙っている」。そういうオチかよ。っつーか、ミナと中川家がつながってるっつぅこと?「福井博章さんファンなのでベットシーンには衝撃を受けました」。福井って誰よ、と思ってキャスト見てもでてないし、検索したらわかったけど、すごい鑑賞人がいるもんだとびっくり。さらにみたいらしいが、福井がさらに歌舞くとも思えないが。しかし、他にも福井萌のカキコがあった。ファン多し。さすがと言うべきか。「堀田ゆい夏様。。着たものは全部ぬげでください」。わっけわかんないけど、わろす。「どなたか、1話〜今までのタイトルわかる方教えていただけませんか?」。BBSに書き込んでいてこれはねぇだろ。「野々宮りん」。意味不明。

Xenos公式サイトより

真理子の調査で、直人たちがかつて起こした放火事件の被害者・佐野良美が入院している病院が判明。そこで直人は、彼女が青木の恋人だと知る。直人は病院を出た青木の後をつけ、彼の部屋で早妃のバッグを発見。そして、ミナも青木とグルだったことを知る。直人は素知らぬふりで夜の公園にミナを呼び出し、早妃の居場所を教えるよう詰め寄る。一方、ミナのマンションに監禁されていた早妃は、必死でもがいているうちに紐が外れ、部屋を飛び出すが…。
http://www.tv-tokyo.co.jp/xenos/trailer.html

 しかし、相変わらず、「もっとhなシーンを増やしてくださ〜い」「ゆい夏たんにならキ○タマ蹴られてもイイ!」というのは、減らない。しかし、なかなかのひともいらっしゃいまして、「このドラマをお色気目当てで視聴してまして、ついのめり込んでしまって居ても立ってもいられず慌てて原作本を買って読み漁る始末・・・。それでもドラマの方の内容も気になりますので、楽しみにしております。そしてゆい夏たんハァハァ(;´Д`)『馬鹿な男…』の台詞にもハァハァ(;´Д`)」。脱帽。まあしかし、一番わろすのは、「真実に迫ってく!そして深い闇へ・・・f r o m . 藍染惣右介 (2月10日(土)21時22分)はぁい!どうもクセノス毎週見てます!やっぱり・・・あの仮面かっこいいですなぁ・・・おっと・・・とりみだした・・・かな・・?予告見ましたよ〜『馬鹿・・・』すごく・・・いい!あぁ・・・いい!・・・すごくねぇ・・・!堀田 ゆい夏・・・いい・・・次回も『鏡花水月!・・・あっ・・・やばっ!』次回も期待してますよ・・・ははははははは・・・」。藍染惣右介、あんたすごいよ。くせのすは、他作品より抑え気味だとは思いますけどね。
 でみたんですが、脅迫親ぢの配役もさることながら、イアグラをバリッと凶暴にかじってことにおよぼうとするオヤジのメガネに映る「獲物」という凝りに凝ったきめ細かい描写は、なんて力が入っているんだろうと感心しますたが、たぶん詳しい人だと表現が五月蠅いとか言いそうなところかもしれないね。海東健堀田ゆい夏が対峙して、一気にネタバレ。病院で眠るよしみのいとこが、堀田=なんだっけ、波多野ミナだっけ、で、よしみの恋人が青木。よしみは、五年三組ぃずに放火のあげく氏んだ人の娘さんで、記憶喪失。ところが、合コンの時、アフォな五年三組ぃずの人がうたいまくりさえずりまくり、でもってよしみの記憶が戻ッちゃった。そこに、とどめを刺すように口止めに来て、さらに証拠隠滅でクルマではねとばした。それで、堀田と青木、っちうか、金井勇太が復讐しているということ。そうだったんすか??って、たしかにコロされた二人は酷すぎるものがあるな。堀田「あんたにも徹底的復讐YO」。海東「オレは償いはなんでもするから、もう人を殺すんじゃない」。堀田「E?復讐はしたけど、殺してないよ」。海東「はぁ??」。じゃあ、ハイヒールの女は誰なの、って、ところで、またハードボイルドな足音。かつかつかつ。次なるターゲットは、「噂のあいつ」福井博章。市川海老蔵が、火サス俳優になったような面構えではあるが、実に存在感がある。とワシも思うよ。カツカツカツ、「誰だ!」。で、背後からネックハンギング。いまわの際に、振り向いて、福田「エエエエエエエエエェェェェェ」。女の指には、結婚指輪。って誰なのよ??誰だ??誰だ??誰なんだ?と深まるなぞ。一人佇むさき。ガラスに映るソリテュード。ここでいきなり、クセノスのマスターであるムロツヨシ「お帰りなさい女神様」。女神様はさきだったのね。っつーか、一戸奈美のやばすぎるメイクにぼくはびくりしますた。クセノス携帯サイト大好評。って嘘でしょ。w