昨日はからくりテレビSPをゆっくり視聴。燃えよドラゴンをする赤ん坊や、パイがすっとんで赤ん坊の頭にのるなどの外国の映像が再び見られたのは僥倖だったかも。そして、ギターのガキがブルースギター弾いてCharとかけ合い大感激。ガキ「ボクが有名になったらな、またいっしょにやってくれるけ?」、Char「おまえのほうがオレよりよっぽど有名やんけ」に鬼ワロス。替え歌では、ウルトラハイテンション成田空港勤務のおばちゃん?が出て、フィリピンの男性と結婚し損なったブルースを熱唱。オチが相手の母親より年上というのには笑った。前にボビーが、とある大物に対し、アフリカに嫁に来いみたいな話となり、歳がわかって、ボビーが「なんだばばあぢゃん」とかゆったのを思い出した。外国の人には日本人は実年齢より数段若くみえるのかもしれない。ドモホルンリンクルなんかつかっていたら、どうなっちまうんだろうとか。
しかし、昨日のハイライトはやっぱし、アンタッチャブルだろう。最初は元気なく、っつーか、さんまちゃんはもちろん、渡辺とか関根のトークに入り込むスキもなく、中村玉緒の巧妙な体の入れ方のあとに、山崎が一ツッコミ入れようとして、一言言いかけてかき消され、オイオイと思っていた。まあ山崎はともかく、柴田は流れのなかで絶妙に言葉をはさめるはずが沈黙に近い状態。言ってみれば井筒和幸監督がいるときの虎ノ門のアンタッチャブル状態。そーイヤ、井筒監督の『サルに教える映画の話』買って読んで、実に面白かったわけだが、その「あとがき」に見たくもない映画見せられてむかついていたとか書いたあとに、「若手芸人のあざといツッコミ」に辟易していたとかぶち切れていて、笑いますた。よいこ濱口には、もしかすると馬路ギレしていたのかもしれない。そして、臆病なチャブは心底ビビっていたのかもしれない。
井筒本は、「キレてない」とか「悪くゆってない」ゆっているけど、真っ赤なウソ。ボコボコにゆっている。しかし、ハリウッドの内情や、監督の映画観だとか、いろんなものが丁寧に語られていて、馬路面白い。なぜアメリカ映画やなにかにキレるかもわかる。日本映画の傑作として『飢餓海峡』があげてあったのでやっぱこの人すげぇと思った。豊崎由美と似ているようでぜんぜん違う語り口。2ちゃん的な逃げがなく、井筒和幸はやはり制作者という自信が股ぐら一本筋とおっているカンジ。別に豊崎がダメというわけじゃない。あれはあれで作品だし。井筒和幸にもっと映画を語らせるような番組やらないかね。あそこまで明確に反体制だと今日日あれかもしれないけどさ、前に淀川長治が映画を語って行く番組があってすごく面白く、『サークルゲーム』の語りなどは、今でも思い出す。あんなのをみてみたい。ところで、サルがなかなかサル知恵の働く椰子で、巧みなかぶせやボケをかましつつ、「ステキ!」などとゆっていて、実はこれが生井亜美(たぶん生井亜実とはてなはご指摘)なのかもしれないとか思ったりした。
- 作者: 井筒和幸
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2005/10/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
しかし、ようやくお台場明石城をみることができる。しかも、「伝説のカルトQ復活!」ということだし、あと久々にプロ野球のガチンコな面白さに萌えることのできる決戦もあるし・・・勉強できねぇぢゃんか。tyadon氏のみくし情報によるとテレ東には反響の電話がたくさんかかったらしい。「ニッチのテレ東。久々の本領発揮」とうっかり言ったら、「聖戦に対しニッチとは!」とお叱りを受けますた。w たしかに。ロッテファンも千葉マリンで美しい応援をしていて、福岡も盛り上がりまくりで、こういうものをみるといいなぁと思う。それでも、巨人だという人もいるのだろうけど。