なんとご本尊降臨!−−合評会パート1

 今帰りますたー。今日は学芸大で合評会ですたー。と、うぜーよいりくら調2連発。テキストは宮台本『21世紀現実』。ジャニヲタの章と想い出の章を中心とした検討会で、青少年研究会の例会みたいなかんじでやったわけです。司会は、浅野・物語論・智彦氏。コメンターはアテクシと、小林・カルスタ・義寛氏、小林・自分史・多寿子氏であった。が、小林1号は、カルスタはやめてちょとおっしゃっていた。日常生活論であるとのことです。でもって、両小林氏が、「アルバックスとどー違うのよ?」、「ポピュラー文化の衰退というのは、ちげーんじゃないの。高みから見下ろすからそうなるんじゃないの。別に評価しなくてもそこに文化はあるんじゃないの」などと、鋭い質問を次々にくりだしたのに対し、アテクシはもうやらせのようなショウアップ質問連発。しかも、tyadon 氏とした議論なども念頭にあり、責任とりきれるわけでもないのに、理論的な質問などをしたりもして、いなばくん言うところの「ぬるい」ことになってしまいますた。学芸大学は、デヴバリアフルで、引き出し方式の椅子に入れず、別の椅子を持ってきて座り、なんか妙な格好で、ポンチ絵のようになっていまいますた。
 鈴木弘輝氏と、ご本尊が降臨するかもしれないということガクガクブルブルでしたが、宮台ゼミ大番頭鈴木氏は開始時に来ていて、ご本尊は来るらしいとの情報を得る。もう、エェェェ(´Д`)ェェェェエ だったけど、ヤベージャン、面白いジャン、上等ジャン、楽しみジャンとサクッと気分転換する。アテクシが最初のコメントであったため、鈴木氏の独特の香味あふるるプレゼン*1があったあと、速攻しゃべる機会が来た。宮台氏の名刺をもらって授業で自慢したら受講者に2ちゃんに書かれたという美しい思い出話をし、『コミック雑誌なんかいらない』っぽく「恐縮です」みたいな気持ちを婉曲に込めつつ、どさくさに紛れて、「鬼の居ぬ間に」などと言い、話し始めた。アテクシのコメント対象辻泉氏がニートにあいずちをうってくれたりするので、極度の人見知りでろくに口をきけないことが多いアテクシも、リラックスして話せますた。まだはじまったばかりなので、遅くれた人が入ってくる。たんびにドキ☆とする。しかーし、コメントは終わった。やったね!ッツーかんじで、もうホッとして、あとは茫然自失。みんながなにを議論しているのか、よくわからなかった。
 そこへ、鈴木氏に電話が。「クルマどこにとめたらいいんだよ。ごるぁあああ」などという声が聞こえたカンジがする。気のせいかもしれないけど。で、飄々と鈴木氏「来るみたいです」と微笑。おお!やったね。ウェルカム。ドンと来い。終わっちゃったし、もう怖いモンねぇよ。ニャハ。などと思いつつ、ご降臨を待つ。しばらくすると、モロ来ました。「普段ゼミこねぇのが、なんでここにいるんだよ」などと言いつつ、入って来られた。*2テレビで見たまんまだ。生ご本尊だ。すげーじゃん。やべーじゃん。サインもらっちゃおうかじゃんなどと思いつつ、私はとりあえず会釈。とりあえず浅野氏が話をふったら、整理モードで非常に要領よく議論を整理したのですた。

*1:強者ぞろいのご本尊ゼミの大番頭だけに、非常に興趣あふるるキャラであったと思ひます。微笑をたたえながら、おだやかにネチネチと後輩をツメツメする一方で、衒いなくルサンチマンを悋気にたぎらせつつ、紺野あさ美賛歌を語る様には、深い感銘を覚えました。

*2:K氏はあまりゼミに来ないらしい。