授業をあわやブッチ

 朝起きて職場へ。食事を食べて、書類をつくっておりました。書評と、もう一つの原稿などを、交互に執筆。執筆もザッピングかッテ、別にかっこつけるわけじゃないけど、そうなんだなぁ。合間に2ちゃんみたり、ネットサーフしたり、なんとも騒がしい。そんなこんなでノリノリで仕事をしていたら、学生が研究室へ。「WA!生きてる」ッテ、なにかと思ったら、今日は文化社会学の授業ですた。私が休講するわけないということは、みんなわかっていて、ゼミの学生たち3人からどうしたのかメールが届いていた。ところがマナーモードだったため、集中しているとわからなくなってしまっていました。むかついてかえってしまった方たちに、深謝いたします。
 最近物忘れが激しくなったとはいえ、こんなことは生まれて初めて・・・と言いたいところだけど、じゃなかったんだなぁ。赴任1年目に、睡眠時無呼吸症で爆睡して、遅れていったことがやはりありました。私は、自律神経とか乱れやすいし、無呼吸症の傾眠傾向もひどかったので、研究室にはソファーベッドを入れています。このネタは文化社会学掲示板では話したし、ここでも話したかと思って検索したけど、引っかからないのでもう一度書く。このソファーベッド納入の顛末はかなり爆笑なんですね。っつーのは、まあ西友でライオンズ優勝セールかなんかあって、そこにけっこういいのがあって速攻選定して、納入ということになったわけです。でまあ、一応ソファーだし、経理への書類に「使途目的=爆睡用」とか書くわけにいかないから、「使途目的=接客用」と書いたわけです。そうしたらさ、西友の椰子がなにを勘違いしたというか、少しは気をきかせろYOというか、わけわかめなんだけど、納品書に「納品=ベッド」とか書きやがんの。もう大騒ぎですた。別の研究室の助手のかたまで、「これが噂のベッドね」とかのぞきに来たし。梱包の段ボールみたいなのを、建物の入り口のところにだし、「ソファーベッド」のロゴがでかく印字してあったので、「ソファー」の部分だけ見えるように折ってだしておいたら、「ベッド」だけ見えるように裏返してあって、しかもかなりひつこくおいてありますた。
 話は元に戻って今日の話だけど、「生きてる」はひでぇなぁと思った。けど、シャレにならない。倒れていると思ったんだろうね。ちょうど私はトイレに出ていて、帰ったら、学生が研究室の扉の前で、うろうろして、他の先生とかと話しているの。他の先生も、学生も、なんか研究室の扉を開けるのを、かなりためらったみたい。あけたらガビシャンみたいなのが白目むいて泡でも吹いてぶっ倒れていたら、寒いなんてもんじゃないだろうし、ビビってあけられなかったんだろうね。事務なんかも「学校には来ているが行方不明」などという怪情報がとんだらしいです。まあトイレとかでぶっ倒れているとすれば、どこかわからないし、大騒ぎになっても不思議じゃないんだろうね。
 私も授業はすごく楽しみにしていたので、不十分なものになってしまって、非常に残念だった。最初だから、ガイダンスだし、前期の反省と、後期の概要、是正する点、社会心理史を講義するみたいな話をした。あわてて教室に時計もなにも持たないですっ飛んでいったから、手ぶらで講義をした。久々だけど、これはまだできる。ッテイウカ、はっきり言って、プリントつくるよりは、かなり話の伝わり方がいい気はしました。手ぶらで講義をする先生としては、作田啓一先生が有名で、淡々と話すとものすごく論理的な論述となっていたなんて話を、京大出身の元同僚からききました。しかし、卒論指導なんてことを考えると、いつ倒れてもいいようにビシッと指導する必要がありますね。