1番スクラム

Upside Down【初回生産限定盤】

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 今日こそ論文を書こうかと思ったのだが、校正が来てしまい、急がなくちゃ悪いとか理由つけて、さぼる。で、あまった時間で、ふくらむスクラムの後番組の録画を一気に見る。これがなかなか面白かった。前田敦子と言えば、いまや地下アイドルとは言えないような人気になっているユニットのセンターみたいな椰子だろ、それがパニパニの倉科カナ、りちゃほの加藤ローザのポジションというのは、なに考えてるんだろう、と思わないこともないが、チョークをバリッと喰ったりしたりとか、なかなかの存在感で、しかもファン垂涎の仕掛けが施してあるのはすごいと思う。

「オンリーワンではなくナンバーワン」を合言葉に、各界のナンバーワンとスクラムを組んで(現代用語で言うとコラボです)、「TV界の1番」を目指すロケ中心のお笑い番組です。請うご期待。
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キャスト


オレンジサンセット
少年少女
かまいたち
ヒカリゴケ
しゃもじ
ニッチェ


■期待の新メンバー
 前田敦子
 小森 純


スタッフ


■企画
 片岡飛鳥


■プロデューサー
 中嶋優一


■演出
 当麻晋三


■制作
 フジテレビバラエティ制作センター


■制作著作
 フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/ichisuku/index.html

 しかし、この経済事情でコント番組なんて、と思うんだが、マツコデラックスの番組といっしょで、ウルトラ低予算狙いで、とりあえずロケ中心を威風堂々宣言している。さらに、セットを変えない。しかも、シンプル。でも、かなり笑える。この番組には、感覚的について行けないのかもと、ちょっと自暴自棄だったのだが、まだまだ老いてはいないぜ、みたいな。
 とりあえず少年少女の天使の卵と、前田敦子のセーラー服コーナーと、控え室トークと、なぜか寿司屋のおやじと、小森コーナーと、最後の勢揃い。私のど真ん中は、寿司屋のおやじ。なんかさ、某社会学者にくりそつなんだよね。で、それが由利徹のできそこないみたいなコントをやるんだが、観察力が鋭くて、切れ味抜群で笑ってしまう。
 それと、随所に近鉄おやじキャラは、なかなか斬新なミニキャラだし、ちょっと毒気がマイルドなのが、今の若い人向きってかんじもする。「天使」では、阿部ちゃんのございございトークが興趣あふるるものがあるが、随所で坂口の力量が光っているカンジ。
 セーラー服では、ぐいぐい引っぱるニッチェの池袋サギねぇに似ている方と少年少女が、シャレ山みたいなトークをするのだが、矢作のポジションの阿部ちゃんがスカしっ屁みたいなストン感を出しているのは、作意なのだろうか、それともやはり矢作はすごいと言うことなのだろうか、その辺がちょっとわからないが、天使と同様、けっこう作家がツボなのか、爆笑。
 ニッチェのもう1人が、前田ちゃんより私のほうがかわいいという人が1人くらいいる、ということろで、間を空けて、前田ちゃんが「いねぇよ」というのは大笑いだが、ワシ的にはニッチェのほうがいいと思う。前田敦子には、一度岡田由希子ネタをして欲しいんだが、さすがにやばすぎるだろうね。ふくらむ、のころ多用していたモーホーネタなどは封印し、せっかくゴールデン行きますみたいなツクリになっているのに。