東京Dogs

 コピペはいけない、と授業で言ったら、なんでいけないの、とコメントペーパーに書いてあったので、犯罪=著作権の侵害だから、と答えたら、今度は、なんでわかるの?、というリアクションがあったので、なんとなく、と答えた。まあこっちは、答案や本を読み慣れているわけだから、勘が働くのは間違いない。特に専門領域だとかなり精度が高くなる。それにさ、論文の文体も、ネットの文体も、ゴシップ誌の文体も、学術誌の文体も、そんなに区別できないような勉学段階において、専門論文と週刊誌と思想誌と官庁の白書などをモザイクにして組み合わせたりしても、自分じゃよくやったくらいにしか思わないのかもしれないが、こっちからすればモロであるわけですね。まあでも、wikiなんかは、お笑いやドラマだとか、かなり便利なものもある。というのは、私がトーシロだからかもしれないんだけどね。

月9枠では『君の瞳をタイホする!』(1988年)以来21年ぶりとなる刑事ドラマ。ニューヨーク警察のエリート刑事・高倉奏と血の気が多い暴走族上がりの刑事・工藤マルオがバディを組み、数々の事件に挑んでいく福田雄一脚本によるオリジナルストーリー。
小栗旬は当作で月9枠初出演、初主演を果たす。連続ドラマ主演は『貧乏男子 ボンビーメン』(日本テレビ系)以来約1年ぶりであり、フジテレビ系の連続ドラマには『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』以来約2年ぶりの出演である。また、共演の水嶋ヒロも月9枠初出演。『太陽と海の教室』以来2度目の登板となる吉高由里子は当作で初のヒロインを務める。
 タイトルのDOGには、スラングでダメなやつという意味があることから、"東京のダメなやつら"というニュアンスを含んでいる。また、警察犬の"犬"とも掛かっている。
キャッチコピーは「コイツら月9的に、事件です。」。また、当作ではキュンとできる新しい月9をという思いから、月9を「月9♥(ゲツキュン)」と称している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%ACDOGS

 で、今井舞さん絶賛の、東京Dogsを録画しておいたのをみる。今井舞は、とりあえず水嶋ヒロっていうのは、結婚でカブ上げたただのイケメンで、演技は大根とぶったぎっている。ポスターだと歌舞伎まくっている水嶋だが、キムタコとの共演でもおちょけた役やっていて、今回は違うだろうと思ったら、モロいっしょのチャラいいけめそキャラ。対して、小栗旬吉高由里子は絶賛の図だった。
 まあしかし、このドラマはキャラ設定と、脚本のアップテンポが絶妙で、そのかけ合いは鬼のように面白い。なんか2回目なのに、棚ぼたでパパというあだ名までいただいちゃった椰子が出てきた、あぶない刑事の絶頂期みたいなかんじ。マジとおちょけりが、ヒュンヒュン入れ替わり、キメでは、今っぽいしっとりした情感も漂ったり、すごいよね。しかも、小栗の家族が鬼アフォで、特に妹のカレシが面白すぎる件、とか言いたくなるようなところもあり、ひろいどころ満載であって、さらに母親がスーちゃんだったりするのは、ぼくらの世代には鬼ハアト(☼Д☼) ♡なのであった。まさかシリーズ化はないんだろうけど、戸田恵梨香吉高由里子と2人女刑事とか、みてみたい気はしないことはない。
 つーか、アンフェアをみたせいもあるのかもしれないけど、小栗の敵=悪役のボスが、志賀廣太郎だったら大笑いだけどな。