グーグル・ドキュメント・モバイル

損と嘘

損と嘘

 先週非常勤に行くときに、井の頭線がアホみたいに混んでいて、ポケットの眼鏡について嫌な予感がしたのだが、そのときはなんでもなかったが、週あけたら、壊れていた。セルなので修理は利かない。他店のものでも親切に修理してくれ、かつその修理能力が異様なまでに高いので、全幅の信頼を寄せている吉祥寺のメガネドラックでもどうしようもないということで、買うことにした。まず壊れた眼鏡のレンズを使えるフレームを一つ。あと、形状記憶のおとなしいタイプを一つ。二つで三万円。
 「安いぢゃん」と友達には言われたが、私はパチンコで三万円損してもへっちゃらだが、洋服や眼鏡にそんな大金を使うことは、すごくいやで心が折れた。で、一年ゼミで、心が折れたと愚痴を言いまくったら、ウゼーよぢぢいと言われるかと思ったが、コメントペーパーでは慰める言葉が書いてあり、驚いた。最近の学生はべただなあ、と一瞬思ったが、まあ、もっとしたたかなんだろうな、と思ったので、あまり喜ぶわけにもいかない。
 Googleのドキュメントというのを、最近資料閲覧用によく使う。メールもグーグルだから、添付ファイルとかもこれでよめる。ワードなんかも、変換してくれる。数日違いでグーグル携帯を買えなかったわけで、あれがあればもっといろいろできたんだろうな、などとほぞを噛む。論文の草稿なんかをいじるときは、メモとかもできてたりするんじゃないかとか、考えるととても悔しい。
 マッキントッシュを使い始めて、しばらくたつ。最初は、文書の保存もできなかったが、いじっているうちになんとなくわかってきた。速度は速いし、画面もマカーの気持ちがわからんでもないって感じ。ただ、膨大な仕事の文書の蓄積があることを考えると、いやおうなくウィンドウズを使い続けるしかないのかなと思わないこともない。一応安全性が高いというんだが、これからは卒論の指導が多くなるので、なんとかセキュリティについてかんがえなきゃいかんなあと思う。
 最近鬼のように忙しい。なんでなのかわからないが、仕事が重なりすぎている。ただ、人間へそ曲がりなもので、そうなると本や論文が書きたくなる。すごく気が大きくなっている。そんなときに科学研究費の申請書の締め切りがやってくる。気合いで殴り書きして一気に書いたら、いくらなんでもというショウアップな、というか、どちらかと言うとフレームアップにちかい申請書になったので、全部書き直していたら、一日つぶれてしまった。けっこう良い計画だ思うのだが、理解されるかはわからない。