ふくらむスクラム!!

 新しい波に、相方不在が出ていて、吉野ももみが「今日は大漁だね!」をかまし、少年少女の阿部ちゃんが花見で便所にはまった話しして、お笑いなめんなよ、ごるぁああ、とかましたときに、歴史が動き始めていたことは、電車通勤を始めて、早寝早起きに成っていた私には、まったく知る余地もございませんでした。あの時に、ピーナッツパンやももみは駆逐され、勝ち残った阿部ちゃんたちにより、ふくらむスクラム!!っていうのが、始まっていたとは、まったく知りませんでしたよ。遅ればせながら、番組の主旨を確認しました。

 2008年10月からスタートした『新しい波16』は、「お笑い界のビッグスターは8年ごとに誕生する」という8周年期説を信じて、次世代のスター候補を探すために始まりました。そして、2009年の4月からはその中で出会った芸人たちと、8年周期説を実証するために、新たな番組『ふくらむスクラム!!』がスタートします。
さまざまなキャラクターに扮したコントや、ロケ企画など楽しい内容盛りだくさんでお届けします。
『新しい波』が『めちゃ×2イケてるッ!』『はねるのトびら』と進化したように、ゴールデンで看板を掲げられるような、新たなお笑い番組の誕生となるか!?


●出演者●
オレンジサンセット
ヒカリゴケ
少年少女
しゃもじ
ニッチェ
鎌鼬
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/scrum/index.html

 めちゃイケはねトびと申しますと、どちらかというと、アテクシの理解がどうにも届かない系で、そっち系のすたっふぅ、というとちょっと食わず嫌いなところがありますが、後期高齢者のうちの両親は北陽とか、メッチャつぼらしいので、それは年齢の問題じゃないんでしょうね。
 で、まあみたんだけど、ノリP、ラリP・・・などとは、あまり見かけなかったのに、いきなり出てきたのが、ふくらむレイブというので、ビビリました。ブースでキマっちゃっているラリPネタとか、詰め込みようはいくらでもあったんでしょうが、潔くカットして、いきなり出てきたのが、錠剤ネタ。妖しげに交換にびびるヤツと、実はヨーグレットとイチビルヤツ。で、その次が、雪見大福ネタ。白い粉がついちゃった、マジキマる、ってもう大爆笑だけど、今頃こんなのやってるんだから、この間ずいぶんいろいろネタかましてきたんだろうね。見れなくて残念。
 江上ママというのが、スナック愛槌にいるというネタ。なんか、鬼トラウマなイルな絵面の双子姉妹仕様。ウガンダが女装みたいというか、うらさびれた繁華街徘徊している、わけわかんなくなっちゃっている人みたいなのが、邪悪に客から金巻き上げる。ストマッククローから始まって、ビンで殴り合い。って、大日本プロレスか!みたいな。でも、リチャホとかじゃないから、いきなりグレート小鹿とか出てこないし、蛍光灯ファイトもしない。コンバットとかじゃないから、柔道マンがアトミックドロップ削岩機仕様とかしに出てきはしない。でも、ビール毒霧にはしていた。
 なんかすげぇ、やばいけど、やっぱりここでおわらねぇぜ、いずれは8時にやるぜ、みたいにかんがえているんかなぁ、とか思ったら、いきなりブーザビートのパスティッシュみたいなねたで、少年少女坂口が小汚くまぐわり、さらには2番目のモーホーネタは、あまりのハードボイルドにぶっ飛びました。三須友博のような、哀調のかけらもない。
 じゃあ上手いのか、というとそうでもなく、そこら中で自分ウケとかしまくっていて、そこだけみると、もう水準はワシなみ。w 一番笑ったのは、バンドの唄が鬼のように上手いと思ったら、最後の最後で音外してダダ滑りだったこと。まあしかし、この他のネタも面白かったので、またみようかと思うけど、もう終わりなんかね。
 そのあとに、ディープインパクトという、ブラマヨ初MC番組というのをやっていて、新宿高野のフルーツ全部使って、大型ミキサーでジュースつくるというネタやっていて、たしかにネタ自体は興味そそられるけど、速度感もへったくれもなく、鬼のようなぐだぐだ具合は、もうぷっすまもぶっ飛ぶくらいのものでした。
 そのぷっすまは、料理の鉄人級のヤツが、即席ラーメンとすき家の牛丼メニューに順位をつけるというのですが、鉄人酒井が牛丼平気で食っていたのはビビリました。わさびとろろ牛丼みたいなのが一押しらしく、1回食ってみようかと思います。カップ麺のほうも、美味いのが分かりました。しばらくぶりに食べてみたいけど、一食カップ麺というのは、ちょっと抵抗があります。私は意外に、そういうのとか、スナックとかは食べナインすよね。