兼子舜と黄川田将也

マプーカ

マプーカ

 怨み屋本舗REBOOT録画でみました。前後編でやっていて、湯けむりスナイパーみたいに1回二話、あるいはMR.BRAINみたいに随意にちょきちょきしますた、みたいなのに比べれば、じっくり腰を落として、ってカンジでしょうが、なんかあんまり本格志向みたいになると、チープ&クールの持ち味なくなりませんか、みたいにも思ったりもして、でも見ているうちに、一通りやってみました、どうですわざとらしいでしょ、みたいなものまで含めて、ネタっぽくみえないこともない。
 そして、そのネタと、紋切り型の感情規則に訴えかけるっぽい情緒なストーリーと、定型的な台詞、そしてマカロニウェスタンまがいの、リーバンクリーフもぴんこ立ちな扇情的メロディが疾走し、そこにヒュンと垣間見えるようなものがあって、それはなんか本物・・・・というか、本物っぽい、・・・というか、・・・でっしゃろ?どうでっか?みたいなこと???とか、不安になるような力業に脱帽でした。加藤雅也が、ようやくキャラ立ててきたというか、またこのヒッピー風が笑えるというか、笑えるのがまた力業というか。本格推理も、ネタなんだかわけわかめなところが、オサレなカンジ。w
 割合大物ベテランと、これはと思うエッジ立った奴、なんというか、第二のマリバロン探しとでもいうか、って、黄川田将也って、アクション系だったよね。たしか。たぶん。

ゲスト:黒沢年雄・兼子舜・夏川桃菜・桜木ひろ子・黄川田将也
食堂を営む峰島は、闇金融業者から借金をした知人の連帯保証人になった。ところが、知人は夜逃げをして行方をくらまし、峰島一家は闇金融業者の執拗な取立てと嫌がらせを受けることに。そして、峰島は一家心中を図った…。かつて峰島の食堂で住み込みアルバイトをしていた情報屋は、心中事件を知り、背景を探り始める。すると、事件現場である発見をする…。
http://www.tv-tokyo.co.jp/uramiya/backnumber/07.html

 しかし、怨み屋本舗というのは、最初のうち普通のドラマ24で、それが、途中から鬼の視聴率みたいに謂われはじめ、DVD、スペシャルと、成功したわけで、注目度も高いンだろうけど、なんかすごく掲示板荒れてます。いつもだと、自作自演?とか思うくらいの、ネタ的なコメントがならぶはずなんだけど、すごいことになっていて、でも、これもネタだったら、ある意味すごすぎる、というか、ドラマの作意をここで解説しちゃいマスタ、みたいなことだったら、驚き桃の木です。
 掲示板で、一番ワロタのは、「ゆうこりんを怨み屋のメンバーに入れてほしいと思います。」 ってやつ。まあ、前田健が、ヲタな役をやっているわけだから、キャラ的にはあり得ると思うし、CCサクラみたいな役やらせてもいーんじゃないか、というか、そのくらいなら、いっそ実写して欲しい気もするが、w まあ、ちょっとここに持ってくるのは予算的にも苦しいんじゃないか、みたいな。つーか、前田健をこの前TBSの七人の刑事みたいなドラマで見たんだが、これがもう私のゲーハーの進化型みたいなカンジで、完璧その辺のおっさんで、笑いましたが、こっちは、ネタのヲタク少女のようであります。
 しかし、黒沢は、大物らしく、いい役どころではあるけど、いきなり氏んじゃってビビリました。この人は、私がよく行くタンメン屋の常連の人です。