CR三波春夫

 朝に携帯がうなりを上げて、悪い夢でもみているのかと思ったら、地震警報でとっさに身構えたものの、なにも起こらなかった。誤報が続くと、狼少年みたいなことになるだろうが、こういうシステムはかなり重要だと思う。五秒あれば、できることは多い。だから、責任糾弾する気にはなれない。むしろ、どちらかというと、やるべきミニマムは、TPOそして戸別に違うだろうから、啓蒙活動をしっかりして判断ミスが起こらない工夫をかさねて欲しい気はする。この前の避難途中に流されまくったのもそうなんだけど。
 閑話休題。ついにktkrと思って、勇躍出かけたのが、パチンコ屋で、CR三波春夫をやる。結局大損こいたわけですが、右の人がかかりまくっていて、富士山ズッぎゅんの炸裂力には、驚嘆すべきものがあったが、なんか音楽とか、リーチとか、あまり炸裂感がないカンジ。こういうのはさ、お年寄り向けに、遊パチ仕様にして、もうウルトラオーバーアクションにしたら、脳の刺激にもなっていいんじゃないかとか思った。つーか、リーチにちゃんちきおけさって、それはそれなりにむかついてドライブ感があるといえばあるけど、全編CR八代亜紀の昭和コーナーのようなデザインといい、ちょっと気にくわない、のはスッたからだと言われたら、反論はしない。
 回転体は、サラリーマン、リキシ、政治家、野球選手など、戦後のそれぞれの立身出世みたいなものを象徴するキャラが配してあり、進化系と言っていいかどうかわからないけど、相撲で言えば重量が横綱とかになるのね。かかり出すと、それなりに炸裂感はあるのだけど、こんにちわぁ〜、こんにちわぁ〜、じゃねぇ。まあ、自分が連ちゃんしたわけじゃないから、もっともっと奥行きがあるんだとは思いますけど。
 つーか、確変モードは、俵星玄蕃以外にねーんじゃないのとか思ったけどね。「時に元禄十五年十二月十四日、江戸の夜風をふるわせて 響くは山鹿流儀の陣太鼓、しかも一打ち二打ち三流れ、思わずハッと立上り、耳を澄ませて太鼓を数え・・・」。これやられたたら、桃太郎の数え歌やよっしゃあ漢節どころのさわぎじゃないだろうしね。リーチのケイゾクでこれを小出しにされたり、あるいは、突確だとか、あるいはモードアップとかで、これやられたら、Gacktグラディエーターもぶっ飛びみたいなカンジですが、まあちょっと、若い人にはどうかって感じはします。CR三橋三智也なら、タテノリモードになったときには、ミッチーにみたいなことはできるんだろうけどねぇ。
 しかし、「創ってはいけない」系で面白いのはいくらでもあるよね。CR自民党とか、CR共産党とか、さらには政治家なんかよりもっとお上、とか。官界はキャラたてずじまいでなんぼみたいなところだから、ぺけ。それに比べると財界はやりやすいわね。「CRやってみなはれ」、とか。CRプルガサリとか、かなり面白いものができるような気もするが、マカオモードとか、遊園地モードとか、考えるだけでワクワクする。比べて、ロシアもアメリカもどこもかしこも、キャラたってないよなぁ。
 だけど、最近パチンコをやるにしても、遊パチとかデジハネとか言われているやつにすることが多い。どう考えても、私の場合ゲーセンに行くのと変わりはなく、ゲームとしての面白さ、というか、あの台がやりたい、この台がやりたい、みたいなことがあるわけです。だったら、一パチとかゆうのかもしれないけど、うちの近くのオールイチバチのパサ吉クンは別にして、あとはなんか台がなんともにんともというか、まるで平田食事センターでパチンコのゲームしているような気持ちで、ちょっとなんですし。