碧いうさぎ そらを翔けて

LIVE IN LIVING’08

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 酒井法子タイーホ状って、シャレにならんな。夫のほうは、ブツをパンツに隠し持っていたっていうのは、正直勝新を思いだして、笑ってしまいましたが、お塩といい、なんかけっこう広まっているんでしょうかね。私は酩酊感があまりすきではなく、お酒も飲まないので、手を出す気持ちというのは、あまりわからないです。ただまあ、さまざまな不幸を背負った人たちと向かい合ってきた人の話によると、本人云々じゃない状況もあるらしいです。悪い人に薬漬けにされてしまうような人もいるということで。
 それにしても、足取りは余韻がありすぎるし、このお騒がせ状況は、精神の闇のようなものを感じないこともないです。そう言いつつ、私も、あくまでもワイドショーネタだから関わらないために無視する必要もなく、樹海も近いよね、などと、いろいろな不幸を想像したのだけれど、まさかそんなことになるとは、まったく思わなかった。『星の金貨』のDVDをみて、カラオケで血涙嗚咽しながら、「碧いうさぎ」を何度も何度もくり返しくり返し自分を確かめるようにして、熱唱合唱する椰子らがいても不思議ではないだろうな、などと思う。
 ファンにしてみたら、歌詞がまた泣けるだろうなぁ。思い出すだけでも、いろいろある。「碧いうさぎ ずっと待ってる ひとりきりで震えながら」「碧いうさぎ そらを翔けてく 心照らす光放ち」とまあ、ミッチェルブラザースもバロウズもアキラものび太どらやきんもぶっとぶような、らりらりで、・・・でもって、「今の二人 救えるものは きっと真実だけだから」とオチがついてしまったりして、なんかなぁ、と思うけど、もうファンは号泣だろうね。
 ところが、岡山での教え子のアフォたれが、高部知子加護亜依の時に比べれば、ショックは少ないとかゆっていた。つーか、ちょっとちげくねぇか。なんかね、吉永小百合がうそこしない、みたいなニュアンスらしいんだけど、そうなのか?人間ひりだしまくって、なんぼのモンだろう、などと言ったら、キレてきられた。
 もう一つアテクシが思い浮かべたのが、暑い日に、アフォ学生たちがいちびりかえって、アイスおごれ、などと言い始めたときのこと。まあ、おねだりする自分に陶酔している人たちは、適当にあしらっておけばよいわけだが、就職や卒論でイライラが高まってくるとアイスおごれよゴルァ、みたいな雰囲気になることもある。儀式的なやりとりをこなしているとき、アイスアイスって、てめーらタイーホされるぞ、とかゆったら鬼面白いと思いつつも、まったく理解されないだろうな、とも思う。
 閑話休題ダウンタウンDXをみていたら、大和田美帆という、大和田バクと岡江久美子の娘が出ていて、こいつのべしゃりが、なかなか笑えた。基本は、穏やかそうで実はワル、鬼のように怖いバクと、ぱっぱらぱーな久美子というネタで、DAIGOのおぢいちゃんネタみたいな、妙な味わいがある。ダウンタウンのいじりが美味いということもあるとは思うが、とりあえず雛壇及第みたいな感じで、泡沫バラエティのターン三周くらいは、いけるんやないかな、とか思ったりもした。出演番組とかみていると、バラエティはダウンタウンだけなの??
 私の場合、やはり思い出すのは、『ひとつ屋根の下』で福山雅治が歌舞伎まくって帰ってくるシーンなのである。なんか、はかなく、岡田由希子みたいなイメージを結晶するのではなく、バンプにブルースに生き抜いて欲しいと思うんだけどね。