オードリー怪気炎

 M1で一位だったのに、すっかりオードリーになんでんかんでんもってかれた、というノンスタのネタも色あせるくらいになってきたのに、オードリーはすごいことになっていて、まあ、これはもう、何年か前の南キャンといっしょみたいに思わないこともないのだが、となると、何年かすると、春日はそのうちしずちゃんみたいになって、若林は山ちゃんということになるのだろうか。山ちゃんのツッコミは、専門サイトがあるくらい、鬼ファンがいたわけだが、若林の場合、もうちょっと自在感があり、もうなんか、このへんで、恵さんつぶれてください、ついでにベストテンに入っていない上田さんも、みたいな勢いがあるんだろうが、どうなのかね。

 ここ数年のお笑いブームで、漫才、コント、ピン芸人話芸など数々のグランプリやアワードに注目が集まり、若手から中堅、ベテラン芸人まで、活躍の場が広がっているお笑い界。そこで、オリコンが昨年に続き『好きな男性芸人ランキング』を実施した結果、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のお笑いコンビ【オードリー】が1位に選ばれた。これを受けた春日俊彰は「春日を評価して頂きありがたし。これにより春日は春日ひとりだけのものではない、ということが確信に変わった」といつものボケぶりをのぞかせながらも喜びの声を寄せた。


 【オードリー】といえば、インパクトある身なりでのっしりとしたテンポで登場しボケ倒す春日と、そんな相方にたたみかけるようにツッコミを入れる若林正恭との“ズレ漫才”が醍醐味。「スピーディーな掛け合いが最高。普通のお笑いとは違うような新しいスタイルが良い」(東京都/30代/男性)と、2人を称賛する声が目立った。若林は、この知らせに「10年間やってきて良かったです。1位ということでいい意味でプレッシャーにもなります。次のオードリーに進化するために頑張ります」とさらなる飛躍へ意欲を覗かせた。

 続く2位には、若者を中心に人気を拡大するお笑いコンビの【はんにゃ】が登場。あの手この手で繰り出すコントや、奇妙なダンスと“変顔”でにらめっこのように競う“ズクダンズンブングンゲーム”には、彼ら独特の世界観があり「表情や動きが面白くてついつい見入ってしまう」(千葉県/40代/男性)、「何度も見ているパターンでも飽きない」(埼玉県/20代/女性)と惚れ込む人が多数。また、「子供がいつも真似をしていて、みている内に私もハマった」(和歌山県/30代/女性)と、子供からの人気も高く親子2世代でファンという声も少なくなかった。


 3位にランクインしたのは、結成27年のベテランお笑いコンビ【ダウンタウン】。抜群な笑いのセンスで、今なお業界の第一線で活躍し続ける2人には「何をやっても最高レベル。別格の面白さですね」(鳥取県/30代/男性)、「やっぱりズバ抜けて面白いと思う」(東京都/40代/女性)のように、“文句なし”といったコメントがズラリ。多芸多才で「コントでも漫才でも司会でも、そのほかの個人の活動でも群を抜いている」(神奈川県/20代/女性)とあらゆる場面での芸の質の高さが評価され圧倒的な存在感を放っている。


【調査概要】
調査対象:自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代、20代、30代、40代の男女、各125人、合計1000人
調査時期:2009年6月15日〜6月18日
調査方法:インターネット調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=907995&media_id=54&m=1&ref=news:right:noteworthy

 しかし、このベストテンなんだが、まず面白いのは、この手のアンケートはクイズ100人に聞きました、程度のものが多いなか、調査の専門の人にしてみれば、ぜんぜん話にならないというのかもしれないけど、一応1000人に聞いているわけで、俗流にも三分の理、と、俗流ハンターの若大将も認める、ってこともねぇかな。w 
 で、オードリーとはんにゃが双璧みたいなのは、もうマスコミのお約束みたいになっていて、それを記事にすると、週刊誌も新聞も売れるみたいなところがあるんだろうね。それはともかく、面白勝ったもう一つは、我が家が三位ということ。私はあのシモネタは、鬼のようにツボなんだが、そんな三位に入るくらいの人気者とは知らなかった。チュートリアルやさんまちゃんやダウンタウンやナイナイより上のシモネタ。たぶんギャラは大違いだろうけど。だけどさ、最近テレビって「どこつけても紳助」とかゆわれているのに、紳助は入ってねぇのな。そーいや、産経新聞の投書欄に視聴率だけじゃなく、録画率も出せ、というのがあったが、まったくその通りだと思う。刹那で消える動画で見ている椰子とかもいるだろうしね。オンデマンドとか。