生活史研究会例会

 大正大学での講義が終わった、と思ったら、まだ一回あった。夜学の講義のあとに
巣鴨、池袋近辺のメシ屋で飯を食べて帰るのは楽しみだった。ただ、夜の講義もなくなるらしい。これは基本的な趨勢なのだろうか。東洋大学の夜学もなつかしい思い出だが、ここはまわりの街がとても雰囲気があって、毎回楽しみだった。などと思っていたら、生活史研究会事務局からメールが回ってきた。アップしておく。この日記の日付はめちゃくちゃですので、下記の日付にご注意下さい。

下記のように今回は、昨年秋に学位を取得された伊賀みどりさんの
意欲的なご報告です。単に「開業助産師」にかぎらず多様な関心の
もとに聞いていただき、議論が展開されうるご報告になることと期
待しています。


例会開始まで24時間を切った、文字どおり直前のご案内で恐縮です
が、改めてご参集をお願いいたします。



日 時:2009年 7月11日(土)午後2時〜6時
場 所:大正大学巣鴨校舎)2号館3階 231教室
* 最寄り駅は、都営地下鉄三田線「西巣鴨
正門を左手の建物の3階です。ご不明の場合は、正門脇の守衛所
で「生活史研究会の会場は?」とお尋ねください。
報 告:伊賀 みどり 氏
題 目:開業助産婦を通してみる出産文化の変容
――ライフヒストリー・インタビューを中心に――
司 会:玉川 貴子 氏(専修大学


【発表主旨】
博士論文『開業助産婦を通してみる出産文化の変容――「自然」と
「医療」の間で』(大阪大学大学院文学研究科、2008年9月)の成
果と課題をライフヒストリー・インタビューに焦点を当てて発表し
ます。博士論文では、年代や経歴の異なる5人の開業助産婦/師に
対するライフヒストリー・インタビューをまとめました。
専門は文化人類学、日本民俗学、女性史。
【関連文献】
伊賀みどり「開業助産婦のライフヒストリー作成の実践――〈いま
−ここ〉の語りをどのように構成するか」大阪大学大学院文学研究
科日本学研究室編・発行『日本学報』第24号、2005、137-148頁。

 リマインダを出すシステムにかわったのかどうかわからないが、たぶん貴重なご研究をされている報告者が遠方よりみえるということで、リマインダを出したのかとも思った。