便所飯

 最近大学に行くのがだんだん早くなっている。前は一限に行くのに苦労していたが、最近はけっこう一限の時間に行っていることが多い。国際社会学科の共通科目国際社会論の講義準備をした。三専攻合同の講義で、200人以上いる。岡山時代はこのくらい朝飯前だったが、最近は少人数に慣れたのでけっこう圧倒される。しかも、うちの学生はさぼらないからぎっちりいてビビッた。やはり概論の授業のほうがやりやすい。
 始業前にテレビでオヅラの番組を見ていたら、便所飯という話題をしていた。都市伝説というか、なんか誰かがつくった貼り紙を便所に貼ったら、食いついたのがよりによって朝日新聞で、夕刊一面トップ。まあ、夕刊的なネタではあるよね。人と交われないのが、便所に引き籠もる。で、メシ。みたいな。なかには便所から出てこないのもいる。アホなフロイト主義者気どりがデュシャンの便器の絵かなんか持ちだして、子宮回帰とか言い出したら、大笑いだけどな。
 つーか、チャネラーが、新手の仕掛けを始めたのかと思った。つまり、仕掛けておいたら、きっと食いつくやつがいるネタかまして、朝日ktkr、香山ktkrみたいな。w 便所飯オフとか、ネタかまして、牛ベン持って、吉牛のトイレに駆け込む、とかゆっておいて、動画にとって、ウプするとか。さらにはブログ片っ端から、リンクしてバカにしまくるとか。そんなカンジかな。まあしかし、2ちゃんもむかしほど盛り上がってないだろうし。

「友達いなくて便所飯?『一人で食べる姿、見られたくない』」
こんな風変わりなニュースを書いたのが、2009年7月6日付の朝日新聞。それも、夕刊の1面トップという大きな扱いだ。


記事によると、便所飯を禁止する謎の張り紙が、少なくとも2008年秋から東大、名城大などいくつかの大学に張られていた。張り紙には、ウサギと洋式トイレのイラストとともに、大きくバツ印がある料理写真が。「監視カメラ作動中」「違反者にはトイレ使用禁止などの処分を行います」と書かれ、最後に大学名が記されている。


この張り紙は、大学の公式掲示でなく、いたずらの可能性が高いことが分かった。が、朝日では、便所飯そのものは、「学生を中心に若者に広がっている」と踏み込んで書いた。学食などで1人食べる姿を見られ、友だちがいない人という烙印を押されたくないのが動機だという。大学教師が2年前に学生から便所飯のことを聞いたとも紹介している。
http://www.j-cast.com/2009/07/07044847.html

まあ、弁当箱のフタで隠してメシ喰っていたことあったよなぁ。アレはおかずが酷かったからだけどね。マルハのウインナーだけのおかずとかあったし。金もないのに私立中学に行ったんだが、最近知ったのは、うちのぢいさんばあさんには年金がなかったということ。入っていなかったらしい。そんな身近に年金受給問題があったとは知らなかった。まあともかく、5歳くらいから80近くまで左官職人としてコツコツ働き続けた小学校中退のぢいさんは、娘を高校まで出したわけだが、年金は加入していなかったらしい。
 それはともかく便所飯だが、アテクシは個人的には便所飯だった。それも一人になりたいから。アテクシの実家は、二部屋に6人すんでいたので個室なんてものはない。一人になれるのは、トイレだけだ。よくわからんのだが、うちのトイレはでかくて、でもって和式便器の前に小さなテーブルが付いている。で、そこでよく勉強した。数学の問題集をよく解いたね。この切り口で解く、ってところまでやって答えをみちゃう訓練。計算はしないで、カンを鍛えるみたいなもの。効果はあまりなかった。で、そこでついでによく朝飯も喰ったんだよな。お盆にのっけてもらって。もっと言えば、うそこもした。当時は水泳部の部活もやっていて、ものすごく食べたから、うそこも30分くらいかかったよね。食べれば出るみたいな。
 ネタじゃなく、事実である。ちょっと考え事をするときとか、悩んだときとかはトイレに入る傾向はいまだにある。よいアイディアもそこで思いついたりする。よくわからんが、やはりいまだにうそこはするのである。