野毛トレンドとアド街っく@横浜ベイ

 終末になって、党首討論の映像がふたたび流されている。ゲームソフト使って、2人が攻防しあったら、面白かったんじゃないか、とか考え、・・・を手に入れた、・・・ポイント減などというゲーム仕様の文言を思い浮かべながら見ていると、うちの親が、鳩ぽっぽずいぶん髪あげちゃっている、みたいに言っていたのを思い出す。たしかに、でこが精悍につきだしていて、しかも、髪も逆毛だって、アグレッシブで、そこそこ眼もすわっていたよな。で、鳩ぽっぽのおでこに、鳩の似顔絵の入れ墨があったらとか、それでいきなりおふくろさん絶唱with鳩ぽっぽ♪、とか考えると、電車のなかで笑いが止まらなくなった。つーか、夙川アトム党首討論ネタ見てみたいんだけど。
 政治ネタで言うと、鳩ぽっぽの部下である岡田さんの絵面を上手く使えば、共産党の「若者に仕事を」というポスター以上のものができるような気がするけどな。あの少女の顔は、今貼ってあるくわばたおはら似とは比較にならない存在感だったわけだが、うつ病になるくらいくそ真面目に年金とか払ってきた人とか、禿げますようなのが、撮れないかな。天井に一枚、みたいな。w
 土曜は出勤して、仕事をいろいろ。例によって二度泳いで、サウナ。これをはじめて、20歳の体重にあと数キロと迫った、しかし、体型はゆるふんのごとしである。けっこうメシ喰って、ラーメンなんかも大盛りも食うし、間食も実はいろいろしているので、それをなくせば一気だろう。でもまあ、あんまりギシギシだとね。というか、職場から研究調査が来たが書くものがない。これは私のせいではない。書いたのに出てないんだから。w
 帰りに三幸苑でかたやきそばを食べた。この店に行き始めて、たぶん40年くらいにはなるんだが、私はたんめんとヤキソバ(ちゃーめん)以外は、一度か二度、みそたんめんを食べた経験があるくらいで、今日もタンメンを食べるつもりが、ちょっと今日は変化球。でも、まわりのほとんどの人がタンメンを頼んでいて、この店独特のタンメンのスープダレにスープが注がれる香りが漂うと、禿げしく後悔した。
 しばらくすると、かたやきそばが出てきた。スゴイ絵面。かたやきの麺が盛り上がった上に、アンがドバッとかかっている。野菜にエビ、イカ、ウズラの卵などの定番が入っているもの。向かいの大来は、タンメンはすっかり変貌してしまっているが、あんかけやきそば人気で新しい野毛トレンドを創り出した。三幸のも、それを踏まえ、リクエストに応えた、みたいに思われる。だいたいここのメニューって、客がこれやって、みたいなのが定着したのが、いくつかあるんじゃないかと、私は思っている。
 それはともかく、肝心の味なんだが、これが一口食べたら、三幸であることがわかるようなものだったので、ぶっ飛んだ。つまり、あんかけヤキソバのアンは、たしかにそういう類の味付けではあるものの、味は完璧にタンメンなのである。つまりは異様なまでにクッキリしたスープをベースにあんかけヤキソバをつくっているということだろう。今まで一切食べたことのない、サンマー麺やネギそばなども食べてみたくなった。
 アド街っくで、横浜が出た。この局の重鎮の一人が、おなじ街の出身だったということもあるのかどうか知らないけど、小学校の同級生のすき焼き屋が紹介されていた。ここで、同級生登場かと色めき立ったが、今日のこの番組は、個人店主歌舞伎まくり一切省略、みたいなカンジで、出てこなかった。それにしても、紹介されたのは、すべてうちから徒歩圏内、というか、徒歩数分〜15分くらいのところなんだが、ちい散歩でも紹介されていたように、線路のこっち側とあっち側では、えらい違いなのだ。あっち側には、タンメンもホルモンも馬鹿鍋もない。オサレな高級感漂う街である。
 というか、要するに完璧に「開国博Y150」にくる人のための案内番組、みたいなカンジであり、その観点からは、十二分なものがあったんじゃないかと思う。ただまあ、地元民としては、なつかしかったのは、スカンディヤ、荒井屋、それからホテルニューグランド関連、それとマリンタワーくらいか。
 「開国博Y150」、ベイエリアもいいけど、帰りは野毛で呑もうぜ、みたいなことも別バージョンでやってもイイと思うけどね。