麻生千晶吠える@久々

 TBSといえば、やりすぎコージーな視聴率戦略と、家賃収入などによる黒字経営、などと言っている学生がいて、まあたしかに世界陸上における織田ゆーじちゃんの「このあと末續」「もうすぐ末續」は、放送史に名を残すんぢゃね?、などともりあがったりしていた。で、ちょーしこいたかどうかわかんないけど、この前のMR.BRAIN、そして今度のROOKIESなどは、なんつうか、言ってみれば、電車なんかにある車内一面広告仕様の番組プロモート@デイ、つーかBRAINのほうは@ウィークみたいなカンジで、フレンドパーク見ても、ワイドショー見ても、なんにでも出ていて、新しい枠組として、あると思います、なんて思っていた。
 番組内容と関わるCMが流れることは、よくあるわけだけど、テレビ東京ドラマ24なんかは、あえて小刻みにCMを入れまくり、でもってドラマの内容とCMがシンクロするみたいなお遊びもしていたりして、おいおいおいおい、それってちょっとブラックすぎねぇか、なんて思ったこともあり、ウザイっちゃウザイけど、城田がやたら、エアホッケー上手だったりして、笑えた。
 でも、叱られるぞ、きっと、と思っていたら、はたして、ねらい澄ましたように、来るべき人が、ktkrだったのが、あの、麻生千晶氏。久々に毒霧を吐いた。

やりすぎTBSに麻生氏も苦言…あの映画が過剰宣伝

夕刊フジ - 05月30日 17:03)
 TBS系で昨年大ヒットしたドラマ「ROOKIES」の劇場版の公開が30日に迫る中、出演者たちは宣伝のため、朝から深夜までTBSの各ジャンルの番組に出まくっている。自局発の映画とはいえ、「ちょっとやりすぎ」と批判する声もあがっている。


 「ROOKIES」は人気漫画が原作で、熱血教師(佐藤隆太)が野球部のヤンキー生徒たちと甲子園を目指す物語。


 女性ファンが多い市原隼人(22)、小出恵介(25)、城田優(23)、佐藤健(20)らイケメンを生徒役に起用した不良たちのスポ根ストーリーは中年男性層から高い支持を得て、ドラマは大ヒット。


 辛口で知られる作家、麻生千晶氏も「めげてもめげても頑張る熱血先生に、佐藤隆太の真っ直ぐさがぴったり。今の時代に軽蔑されがちなテーマに、あえて屈折なく取り組んだのがよかった」と高く評価する。


 これなら、映画もヒットは堅いはず。なのに、TBSでは今週、「みのもんたの朝ズバッ!」「ひるおび!」「サカスさん」といった平日の帯番組や、各曜日のゴールデン、深夜帯のレギュラー番組に佐藤隆太や市原が交代で出演。


 26日の「ボクシング内藤大助世界戦×DREAM・9」にまで“乱入”したほか、その前日には城田がパーソナリティーを務めるニッポン放送オールナイトニッポン」に佐藤健がゲスト出演するなど、PR作戦は他局も巻き込んでいる。


 なりふり構わぬTBSに、麻生氏も「ヒットさせる自信がないのか。それにしても節度がない。テレビ局は私企業だが、電波は国民のもの。公の財産を食いつぶしている」と苦言を呈する。


 TBSは、この春から始まった番組の視聴率が「総力報道! THE NEWS」をはじめ、おしなべて低調。そんな中、SMAP木村拓哉(36)主演のドラマ「MR.BRAIN」(土曜午後7時56分)は23日の初回で24.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。


 スタート前に木村自ら他の番組で積極的に宣伝した甲斐があったといえそうだが、過剰な宣伝は逆効果になりかねない。


 麻生氏は「始まる前から豪華なセットについて、あれだけ解説されると、お腹いっぱいになる」と指摘する。


 木村は今後も番宣のため、前枠の「キズナ食堂」のエンディングにしばらく登場するという。 出過ぎて、飽きられなければいいのだが…。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=43&id=852910

毒舌の麻生氏だが、オキニには甘いと思っていた。でも、ワイルドなイケメン揃いの野球ドラマと、キムラタコヤさんの脳科学ドラマに遠慮会釈なく、噛みついている。この人の特徴は、身も蓋もない物言いで、「電波は国民のもの」という麻生節にはウキウキしました。この冷酷に言い放つ芸と比べると、今井舞はまだまだ児戯というべきなのかもしれない。だって、一生懸命なんだもの、今井の場合。蛇腹鞭必死こいて振り回す汗しぶきみたいな。でも、麻生は、枯れた手つきで、一本乗馬鞭一閃ビシッというカンジ。しかも、わざとやってんだろうけど、どーしようもない正論。往年は、もっといかんともしがない難癖にというしかないようなことをずけずけ言う凄み、大先生的なおかしみがあったんじゃねぇか、と思ったけど、そーじゃなく、やっぱこの人けっこう俳優好きでひいき目なんだろうね。