夙川アトム確変??

 はやしまるに、坦坦ぎょうざと坦坦わんたんという新メニューができた。美味そうなので食べに行こうと思っている。この前は、どうしても汁なし担々麺がたべたかったので。
 木曜日は非常勤の日で、成城と大正と二つの講義をする。成城は、毎年結構面白い学生がいて、飽きない。ことしも、一人あらわれて、発売になったばかりの村上春樹の新刊書をみせてくれ、もうでてます、みたいに教えてくれて、ひとしきり話し込んだ。ここの文芸学部は、その道の知識人がたくさんいるところで、なんかびびるのだが、話が面白いのでついつい話してしまう。聞いてみたら、経済学部ということで、ちょっと安心した。w大正のほうもずいぶんうちとけてきた。しかし、そう思った矢先に、もう試験の調査票が来た。半年なんてあっという間だなぁ、と思う。そこへ行くと、成城が通年講義をいまだにしているということは、一つの見識だなぁと、私は思う。うちの大学も、前の大学も、シラバスやセメスターという制度を作るとき、随分真剣な議論をしたことを思いだした。
 テレビを見ていたら、夙川アトムが、「これ、ブリゴキ(ゴキブリ)がいなくなるレースプ(スプレー)、ごいすー!!」」とやり始めてぶっ飛んだ。でもって、もうあらびき団以外にはあり得ないようなCFが展開されて、あっけにとられたんだが、まあ考えてみるとR1にもでたし、ありまくりなんだろうね。HPで鬼のようにプッシュしていたので、クリップしておくことにする。
http://www.kincho.co.jp/cm/html/2009/gokiburi_spray_goisu/index.html
 業界用語だけだったら、大橋巨泉から、ブラザーコーンまでいろいろいて、特にブラザーコーンは、これからちょっとやっていこうか、みたいに思っていたんだろうが、完璧に夙川に喰われちゃった感じじゃないのかね。ウォンベロン、なんて謡っていた頃は、それなりのテンポと思っていたけど、夙川のマシンガントークに比べると、ちょっと遅すぎるみたいな感じはぬぐえないものがありますね。
 同じような路線は、くりぃむ有田がりちゃほでやっていたテツとかもそうなんだろうけど、なんとなくモチーフを様式化できなかった面があって、夙川はそれでやりきっちゃったというところで、不動の位置を確保したとも言えるだろうな。それにしても、これは定着するかというと、あまりに難しすぎて、流行らないかもしれないとは思う。でも、昔、サザンのデビュー曲とか、ウルトラ早口ソングをカラオケもない時代に、あるいは8トラの時代に、間違えずに歌うみたいなことが、そこそこじまんげにされていたこともあるし、まあできないこともないんだろうな。
 なんか、『アタシんちの男子』は、今週の井上さん意外には、要潤がなにやらかすかということと、山本コージちゃんのお手つきネタをドラマでやらないかということと、あと堀北真希の瞬間映像くらいを注目しているだけみたいなかんじがしないこともないが、ともかく毎週みている。で、その今週の井上さんだが、腕相撲をして負けて、心が折れて、旅に出るという図。バイクに乗っていたのが笑えた。
 『白い春』は、阿部寛どん底がこ気味良いとすら言いたくなるようなカンジで、エンケンとのお人好しコンビと、最後は予定調和的オトシマエにどう落とし込んでゆくかみたいなことだけど、ねーチャンがそこそこ輝いてきているので、飽きずにみられる。大橋のぞみを、シャルロット・ゲーンズブールに見立てて、藤原藤巻が時宜をまったくわきまえない鬼のようなKY趣向ソングを出して大問題になったりしないように祈りたいものである。カンヌで注目されたこのねーさんが幼き頃に、父親と出したわけわかめなソングは、ある意味ファルコとジニーどころの騒ぎじゃなくやばかったと思うんだが。まあ、大橋のぞみはそっち系のやばさはないわな。つーか、誰かもの真似する芸人いないのかね。