ちょっと風邪気味ではあったが、慶二で15000発ッテことで、ちょっと上機嫌で散歩に出かけた。東京では、自転車道などを利用して、一直線を時速6キロをめざして歩くというのをよくやっていたが、横浜では起伏が多いので、それをよく利用する。野毛山、山手、久保山、岡村町付近、清水が丘、権太坂、桜ヶ丘などは、道も入り組んでいて、かつなかなかのアップダウンコースができる。急傾斜のところなどは、延延と階段が続く。かなりいいトレーニングになる。最後は、西スポーツセンターのプールでクールダウンというのが休日の日課である。
今日保土ヶ谷駅前付近を通過したときに、マクドナルドも店の一部をオープンテラスにできるように改装しているのを発見した。冬は締め切ることもできるかたちで、88夜の五月晴れのなかで、みんな気持ちよく食事をしていた。オープンテラスというと、たとえば白金とか、代官山とか、そんな街のカフェをまず思い起こしたりする。いやいや本場はパリだよ、とかゆう人ももちろんいるだろう。
ただ、そんなんじゃなく、吉祥寺のいせやとか、西荻の戎とか、あるいは高円寺や荻窪などの類似店みたいなかんじで、焼き鳥あてにして、外で呑む店も、なんかイイカンジだよな、みたいに思う人も多いだろう。これもいろんなところにあるよなぁ。久留米や博多の屋台なんかも、そんな類に入れることもできるだろうし、ディープ大阪の飲み屋もそんな雰囲気をもっている。東京でも、浅草の煮込み通りみたいなところとか、立石とか、それぞれにいいところがある。
で、野毛なんだけど、まあ昔から酒屋で缶詰あてにして、呑んでいるような街だったし、今でもうちのじいさんが時々通っていた立ち呑みの酒屋とかは、競馬のある日なんかはすごい人だかりになっている。前は柳湯の近くにフライを出す飲み屋、国の湯の近くにクジラを出す飲み屋なんかは、人であふれかえって路上のみっぽくなっていた。今はなき間口なんちゃらの一年中扉あけはなしたくだんの小料理屋群などもその類か。でも、案外「オープンテラス方式」の店はみかけなかったように思う。というよりは、立ち呑み、路上すわりのみみたいなのが多かったのかね。
でも、毛沢東もビックリのチンチン麺で有名な三陽とか、それっぽい店は、今でも眼につく。というか、ところどころ眼につくようになったというべきだろうか。浅草とか、立石みたいに、コテコテの店ばっかりじゃなく、まあ浅草の再開発はなんとなく三丁目の夕日みたいに作り物っぽくはあるんだが、まあそれもアメリだろ、みたいなねらいなのかもしれねぇよな、というのはともかく、野毛なんだが、ちょっとしたバーみたいなものもある。ならさ、野毛呑みとかにしちゃえばいいのにね。
大道芸だってさ、阿佐ヶ谷みたいなのは無理かもしれないけど、店店で魅せるみたいなのもあってイイと思うし、売れない落語家とか、芸人とか、流しのギターwとかが回ったりしたら楽しいと思うけど、そこまでのキャパはないのかね?まあ数だけいうと、光音座2系の会員制スナックだけは数多いけど、固くドアは閉まっているわけだしね。
落語で思い出したのだが、うちの近くのにぎわい座に赤めだかの師匠が来るってことで、チケツ買おうかと思ってみたら、あっとゆうまに売れたそうです。だいぶ前にひとつだけ、完売になってました。ライバルの師匠のほうはあったのですが、日程が合わずに断念しました。