アド街@岡山をみる

 月曜日は授業終了後会議で、ギリギリ間に合うかと思っていたmarsh-mallowなんですが、いがいに難しい議題があり、結局終わったところで1時間オーバーで、さすがに1時間半遅れで行くのもなんだと思い、泣く泣く断念。特別販売のCDとかあったのかなぁ、とか、すげぇ残念でした。で、火曜日は昼休みに録画しておいた「出没!アド街ック天国」をみる。今考えてみると、わずか11年の在住とも言えるし、その間寛解した神経症との戦いの日々だったとも言えるが、初めての社会人生活だったし、20代後半から30代という時期に過ごした11年はジツに重いものがあります。
 で、始まっていきなり、紹介されたのが政令指定都市ネタ。そりゃそうだよな。全国18番目、中四国では廣島のつぎ。っていうか、私が岡山に行ったときには、人口だと全国で16番目くらいだったんだよな。そんなこと言い出せば、徳島なんかは、うんと昔にはベストファイブとか入っていたという話も聞いたことあるんだけど。ともあれ、中四国の交通の要衝であることは、市民の自負の根拠になっておりますでしょうね。
 その街の最初のコピーが、「日本一の桃太郎の街」。おいおいおいおい、なんだよ「日本一の『桃太郎の街』」と思ってよく考えたら、「『日本一の桃太郎』の街」だったんだな。新幹線で3時間半。最初に行ったときには、一番早いのでも4時間半くらいかかっていたような記憶がある。まあたしかに、四半世紀がもうたってしまったのであった。
 30位。おかでん。先輩で倉敷ケーブルテレビに勤務する人が、路面電車の研究会みたいなのをやっていて、本をいただいたのを思い出す。新型MOMO。すげぇ。ワイン電車。ついにやったかお座敷電車と思ったが、さすがにブドウがらみはしぶとすぎるね。
 29位。電車から、城下付近で見えるのが、禁酒会館 けっこうプロテストしたのね。日教組の委員長も、経団連の会長も岡山から出ている。筋目正しい教育県っていうイメージだよね。で、むかしはこの禁酒会館は、こんなカルチャースペースではなく、ハイネックのセーターをザックリきた、ちょっとクロワッサンな雰囲気な、つまりは地方都市にあってはかなりレアなアウラをはなっている、けっこう妙齢の素敵なおねーさんが、商売になるのかょ、って雰囲気のクラシック専門のレコード店をやってたんだよな。音を落として、でもただモンじゃないオーディオで、音楽が流れていて、そんな空気を吸うためだけに、私も何回か行ったことがある。ここが改築してカルチャースペースになったことは、だいぶ前に市役所の青木須賀子さんにご教示いただきました。
 28位。ごんご。串揚げはけっこう多いよな。前にも話したウミガメの産卵ネタみたいな。ピーチポーク。って、もう鬼のように桃とマスカットだな。
 27位。京橋朝市。これは一部の人が、けっこう苦労してつくり出したイベントじゃなかったかと記憶している。穴子丼。ワシは煮穴子のほうが好きと言って、大げんかしたのもなつかしい思い出。
 26位。紙芝居やさん。なにそれ、知らない、と思ったら、十年前からなんだな。この人の語り口調などをみていて、岡山のハビトゥスみたいなものが、だんだん記憶に蘇ってくる。
 25位。カルチャーゾーン。ワシが逝った頃は、まだ県立美術館なんかもなく、オリエント美術館くらいしかなくって、っていうか、それもあったかどうか記憶が曖昧で、映画の上映会なんかは対岸の三木記念ホールだったかもしれないが、そこでも上映会が行われるようになり、「伽倻子のために」の上映会とかに行ったなあ、とか、すごくなつかしい気持ちになったもの。
 24位。ホルモンうどん。なんじゃそれと思ったら、津山のBグル。しらねぇもんな。そんなの。津山市三枝という屋台店の逸品らしい。つーか、これ、馬路うまそうやん。焼きうどんにホルモン。それも、大腸や直腸とかのいいところつぅんじゃなく、ビルビルプニプニの小腸。小腸がすげえよな。焼いて喰うとジューシーで馬路美味い。尿酸値クソくらえの美味であることはたしかだろう。
 23位。ジーンズ。エドウィンがあるなら、キビウィンもとか、昔よく考えたよな。っていうか、学生研修で工場見学とかも仲間といったのを思い出す。
 22位。満腹グルメ。居住経験者垂涎のあるあるネタ。はぎわら。高松屋あんせい。ありえないのがあったし。今回紹介は、お好みのみゆき。喰いきったら、なにくれるのかと思ったら、おばちゃん大喜び。
 21位。岡南飛行場。私が行った頃は、東京岡山便はここからプロペラ機だったのを思い出す。マニア垂涎のYS11。つーか、大江真理子、ってクソバカすぎ。w 
 ここでゲスト紹介。峰竜太がトミヤに言及。なにかと思ったら、他局女子アナ古市幸子実家。水道橋博士、倉敷出身。岡山市じゃないの?天領出身者が、なぜ岡山の政令指定都市を喜ぶのかナゾといえばナゾ。県知事。つーか、こいつ赤ペン先生だったの??馬路?
 次長課長。バナナロールで大騒ぎ。え!と思って、よく見ると木村屋のラインアップの一つ。つーか、このシリーズだなら、断然マーガリンロールだろ。やっぱり。なに考えてんだよ。明大前でさかってるばあいじゃねぇよ。
 20位。犬島アートプロジェクト。なんかモンゴルのテントみたいなので、雑魚寝できるらしいよ。
 17位。岡山ラーメン。私が行った頃は、ラーメン空白地帯で、城下の天神そばくらいしかなかったのにな。元祖浅月なの??ここは、おでんで飲む店かと思っていた時代がある。元祖は、カツラーメン。これがどうも岡山スタイルらしい。で、今注目が、山金。たこ焼きラーメン。おおおおおおおお。これは、たしかに明石焼き。私個人としては、岡山で食べたもののなかで、一番美味しかったのはタコです。卜伝のタコ刺し鬼美味いッス。というか、この前結婚式で銀座に行ったときに、卜伝の銀座店みつけました。久々に言ってみようかな、などと思う。
 だけどさ、ボクの中では岡山ラーメンといえば、なんと言っても、怖いラーメンや。美味いところは鬼のように怖かった。なんだったんだあれは。表町のやまとと一元。やまとは、おばちゃんで怖い人がいた。オムライスとかもある店。一元は、表通りじゃなくやまとのまえにあったところ。将棋道場に来ていたコアな地元のおっちゃんにも、釣り渡すときににらみ付けて二度とクンなとか言ったらしい。気に入らない客は、喰わせずに帰ってくれとか。でも、食べたら美味いし、優しかったという意見もあり。まだあの店あるのかね。また、中央町の木村。無愛想で怖い夫婦がやっている。頑固オヤジに愛想のいいおばちゃんというのが、デフォルトの組み合わせなのに、ここは2人とも怖い。油がラップをかけたみたいにラーメンスープをコーティングしている感じで、湯気が立たないが、汁は鬼熱い。ちなみに、ラーメンというとキレるラーメンや多数。タクシーのうんちゃんと、木村の怖さを延々と語り合ったことあり。しかし、伝統のだてとか、いくらでも店があるなかで浅月だけが紹介というのは、ここ十年チョイの変化でしょうか。
 18位。西大寺。まあ当然と思う。三丁目の夕日のロケに使われた街並み、って、岡大の優秀な学生さんが、何度も足を運んでくれて、調査をしてもらったのを思い出す。私も最後にちょこっと行った。この一角は、素晴らしい街並みで、映画の路上上映とか、観音院ロックコンサートとか、いろいろやっていたんです。などと思っていたら、出てきたのがの村。おおおおおおおおおktkr.。市民との連携もすごいものがあるみたいだし、オピニオンリーダーの人たちとの交流も深いらしいし。学生に調査やってもらって、そのあとちょこっと足を運んだだけの私ごときが知ったかこいて口出すことじゃないけど、このお店について調べたことは拙著『サブカルチャー社会学』で一章割いて書いてございますです。
 17位。喫茶店文化。まあ多いらしいよね。私は県庁通りの洋菓子モンブランとその向かいあたりの小野コーヒー店というのと、あと吉備路のほうにあるログハウスと、津島のチャイやなんかによく行った。チャイやのチャイの充実はすごかったと思う。出てきたのは、喫茶東京。たしかに、聞いたことはある。行ったことはないけど。
 あとはまあロコモン番組では定番のカニドン。ミル金元祖。第六高等学校の学生との逸話は省略。もう一つは、ミルクセーキ。スヌージー。最初ぶっ飛んだ。つーか、卵がまずいと鬼だけど。ミルクセーキでktkrと思ったのは、表町商店街のふーまん屋だが、いわゆる大判焼きも氷もミルクセーキもある店なわけだが、紹介はなかった。もうないのかね??
 16位。岡ビル。卵の原田。ぴりごまあじ、卵かけ御飯。そんなものあんのか?w つーか、ここはフナミンチの店とか、かなりトラウマ。次長課長とかは、ワンパック8円くらいの特売卵をロッキーみたく飲んでいたイメージ。。
 ここで、水道橋博士万歩書店を紹介。ちり紙交換のひとがやっていた巨大古本屋。久米だったか、自分マイクキープできるというカラオケボックスの隣にあったのが本店。すごい遠いけど、チャリで行ったことあり。良心的な一律価格設定と、あり得ない高額買い上げ。岡大関係者のためというわけじゃないだろうが、津島店とかできた。私は引越の時に、ここでマンガをあらかた売ってすごい金になった。最近は、骨董とか、妖しげなバッタモンをおくようになったという噂も聞いたが、ブックオフなどにはない、非常にマニア垂涎の品揃えのお店でした。
 15位。ロコメシのえびめし。これは前に書いた。最初は渋谷にあって、これを持ってきて広まったらしい。出井達海登場。この人がもってきたという。えびめしやはいいけど、インデイラとかどうしたの。よく組合の弁当とか出前してもらったよな。たまに喰いたくなる。完成品パック入りとか、調味料レトルトとか、地方配達とかしてたら、宣伝すればいいのに。
 14位。足守散策。たしかに穴場。しかも、粟井温泉がある。あしもり荘。けっこう市内に温泉あったよな。岡大受験でホテルが足りないと、とんでもない宿に泊まることになる。そういう学生がいた。足守はそんなことはないが。
 13位。水道橋博士が、控えめながら、キターと絶叫。ドミカツ丼。元祖野村には、卵とドミと食えるのがあって、その名もハーフ&ハーフ。これでで笑う次長課長と博士。ワシも笑った。そして、キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!。こっちできたか、やまと。と思ったら、・・・おばちゃんこわくねぇよ。もっとこええよ。つーか、怖くないと美味くないだろ。w
 次長課長明大前は、毎日食っていたらしい。帰りの喫茶店の蜂の巣。なんかマフィアにマシンガンで撃たれたみたいな店。家では食えない。母親四時から酒飲んじゃう。河本歌舞伎まくり。ウソつけ、朝の八時からだろ、みたいなツッコミをけっして入れたりはしない井上。こいつオタクネタ以外では、神経回路オフになってね?みたいな。
 やまとで、ラーメンカツ丼というのにみんなぶっ飛んでいたが、基本的に大食いだよな。岡山の人。すげぇもん。女子学生とか。長崎ちゃんめんとかで、餃子とおにぎりのついたセットに大盛とか、普通に食ってるでしょ。飲み会とか、お茶会とか、あっとゆうまに食うモンなくなった覚えがあるし。
 12位。志ほや。いわゆる地場グルメ地方発送の店。鯛そうでも、萬華荘でもなく・・・と思ったが、萬華荘は取材拒否しそう。一度でいいから、鯛の浜焼きを食ってみたかった。いちどもくったことなし。
 11位。大手まんじゅう。伊部屋。まあこれは、岡山土産定番だろ。ここの社長はたしか、大学の先輩。次長課長が、皮が美味いと言っていたのは、なんとなく納得。でも、やはり良いお砂糖を作ったあんこにここの特徴があると思うけど。しかし、ふつうアレンジなんかしねぇだろ。1回もしたことねぇよ。今はするのか?? なんか、これって、廣島もみまん野郎の陰謀だという気がしてならない。もみじまんじゅうは、たしかに凍らせたり、あげたりするらしい。そして、そのことを日常的にもみまんを喰っていた広島県民は熱く語る。大手まんじゅうの汁粉を熱く語る人に私は出会ったことはない。でも美味そうだとは思う。
 ここで、紹介されたのがフルーツカレー。ピオーネカレー、白桃カレーがあるらしい。つーか、マスカットやれよ、アレクサンドリア、気合いでよ。w ままかりカレーとかさ。ワンダフルーツ。って、さりげないオヤジギャグ。つーか、580円って、気合い入れすぎ。つーか、桃も、萬華荘でうっているようなのとか、桐の箱に一個入りみたいな一万円の桃とか使ったヤツだして、勝ち組相手にぼろい商売してみようかという、漢はおらんのか
 10位。フルーツパフェ。なるほど。ついでにフルーツポンチもすりゃいいのにね。
 9位。天満屋。まあランドマーク。
 8位。最上稲荷。ゆずせんべい。
 7位。表町商店街、奉還町商店街サブカルチャーにに渇望した私は、ここらあたりを何度も歩いた。それはともかく、ボクは翁軒の調布より、宮雀のゆららが好きです。  
 6位。西大寺裸祭り。時々人が死にます。歯学部の助教授が亡くなったのも記憶に新しいです。寺坂さん。3回ゲト。すげぇ。次長課長って、これやったの??。と思ったら、戦略トークまでまじえて、うんちくかましまくり。河本詳しすぎ。しかし関係者とかで葉はなく、テレビで見たのし。
 恒例の岡山の女性たちがうつされるところなんかも、すごく岡山っぽい感じ。。
 5位 ばら寿司。お茶漬け、ってまぢ?みよしのが出てこないところが潔いかんじ。
 4位 岡山城。空襲で烏城が焼け落ちるのを、市民たちが旭川の河原からみて泣いたという話は、何度聞いても泣けたな。
 3位。吉備団子。きびだんご。廣栄堂。普通の団子にして広めた功労者として紹介。中山昇陽堂。昔ながらの黍だんごを再現したお店として紹介。
 2位。後楽園。実質一位でしょ。
 1位。桃太郎。何でもかんでも桃太郎。温羅退治。これで、うらじゃが始まった。しかし、私はそれをみたことがない。でも、花火大会も何もかもまとめて、そして踊りの祭りにしたのは、県外からの観光客を呼ぶ上でも意味があるんだろうね。ねぶたが、青森と弘前でやっているみたいに、これも岡山倉敷でやったら、また違った感じになるんだろうけどね。