『人生画力対決』

 安アパートかなんか知らないけどどうせたいした生活していなくて、でもってアシスタントとかもどうせいなくて、まあともかくメシ食わなきゃみたいな状況にあってすら、チャレンジャーで、ちむらばかとか青木みつえを、破調めかしたガキのお絵かきみたいな感じだべみたいにして描いていた頃から、賞をとりまくって、プルートーにまで手を出して、「ターン!」とロゴ一発でかたづけた頃に至るまで、変わらないのは西原理恵子の画力、とりわけ線のセンスというか、ぶっ崩し具合みたいなものだと思っていて、でもって、んなことどうでもいいのかもしれないけど、マンガで純文学みたいなことするなら、というよりは極め道逝くなら、ガキのはなしとか、逝ったカモで歌いまくっている場合じゃねぇよ、まあじゃんほうろうきでマギー桜井章一とか、小島のぢぢいとか、さらにはふるかわがいしょーとか、やっていたのを忘れたのかよ、とか思っていた私としては、画力上等で喧嘩売りまくりの図が始まったのは、大歓迎で、知識人御用達のしりあがり寿がいきなりわはははははは、なことになっていて、面白いと思って、反響を見ようと思って検索したら、これがまた「使い回し」ということで大笑いでした。詳しくは引用の通りです(改行レイアウト崩してスミマセソ)。


2003年にMOOK『西原理恵子の人生一年生2号』で初めて行われ、以来計3回やってきた画力対決をそのまま新連載に。“すべての漫画家に喧嘩売ります”と言いながら緒戦が過去3回の対戦相手だったしりあがり寿というのは新鮮味ないなぁと思ってたら・・・


過去の対決の使いまわしやん!


*今回の対決の中でお題が手塚治虫作品のものは2006年に手塚治虫文化賞10周年記念イベントの会場で行われたものをそのまま流用。下記のムック(アエラムック)にも収録されてます。しかも対決のまま終わってるから次回も使いまわしが続く可能性が高いなぁ。


ということで本来なら「サイバラずるい! 八巻(サイバラ小学館での担当)ずるい!」
の一言で終わらせてもいいんですが、実は新連載のメインは対決部分ではなく、それ以外の部分でのサイバラの漫画家いじり。今回も今後の対戦相手を勝手に指名していく中で・・・いや本人はちゃんと描いてるつもりだろうが、どうよこれ的な首寝ちがえ三人衆とかこれはひどいwwwまあ一番喧嘩売ってるのは次ページの2人へなんですが。
http://emma.blog.shinobi.jp/Entry/192/

 ちびまる子ちゃんには笑いました。つーか、手塚治虫とか、浦沢とか、じゃなくてさ、吉田戦車、esp軍人君とか、相原コージ、esp凛然とか、そんなこんなもやって欲しいし、んなこというなら、ジャンプ系とか、いろいろやってから、内容証明キボンヌとかゆうべきぢゃねぇの?wみたいな。つーか、ずーっとつかいまわし再編集でやるって趣向なのかね。いずれにしても、唯一毎号買っているスペリオールが拡充されたのは、うれしいものがございます。