倉科カナ確率変動@『ウェルかめ』

 いよいよ新学期も本格始動である。いきなり教授会で、そのあと大学院の会議まであり、そのあと用事を済ませて帰る。車中、電車のなかで倉科カナが次期朝ドラのヒロインになったことを知る。まじかよ、四月バカぢゃね?と思って帰って調べたら、間違いないようだ。しかも、オーディション。
 倉科カナと言えば、まず注目されたのはエリートヤンキー三郎のテレビ版のヒロイン。なんか普通のアイドルみたいにして出てきたんだが、そのうち地がでたのかどうかわからないが、バカっ花さかせまくりで、イモトアヤコもぶっとびのマユゲボンになって、三郎にヤキ入れたりして、かなり笑えたわけです。汚れもこなすアイドルとして、これはお笑い路線いけるかもと思っていたら、しばらくは出てこない。
 で、これでしまいかと思ったら、コンバットで邪悪なキャラで、みっちりんにヤキ入れるという大笑い路線は、平成ノブシコブシ吉村との呼吸も抜群であり、いずれヲバ芸もパニパニパーティーもこなします、おぱたぬ宮瀬茉祐子なにするものぞ、みたいな勢いであり、すごかったよなぁ。これで、「ショコタン様ついて行けないっす」みたいな路線とどうシンクロしてくるか、みたいなことを注目しまくり、さらにはBurnのゆいてーなんかとどう絡んでいくかとか、興味はつきなかったが、突然の打ち切りになってしまった。つーか、ウィキペディアのコンバットの項目で、Burnとか完璧省略されているのが笑えます。
 それはともかく、せっかくのコントも打ち切りで、さらにはエリートヤンキー三郎の映画版で採用されずということを知り、さすがにこれは一巻の終わりかとがっかりしておりました。しかし、これが不死鳥のように蘇った。しかも、朝ドラヒロイン。昔だったら、これで大スターお約束確実だった。たとえば、ある年のアイドルは完璧野路由紀子だったのに、朝ドラに小柳ルミ子が出て人気沸騰、『私が生まれて育ったところ』は一応レコ大の新人賞とったけど、そのあと小柳ルミ子は清純から、ギンギンへと一気に突っ走った。個人的には、梓英子とか、野路とか、ちょっとカゲがあって、けっこう萌えてたんすけどね。

NHK朝ドラ次期ヒロインにミスマガジン出身の倉科カナ

ORICON STYLE - 04月02日 17:02)
 今年9月より放送されるNHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』のヒロインにタレントの倉科カナが決定したことが2日(木)、同局より発表された。同日、先に大阪市内で会見に臨んだ倉科は「すごく嬉しいんですが、なぜか嬉しすぎて涙が出てきてしまいます」とコメント。倉科は『ミスマガジン2006』でグランプリを獲得するなどグラビアアイドルとしても人気で、これを機に女優としてもより注目を集めそうだ。


 1775名の応募者から選ばれた倉科は「先ほど聞いたばかりで、すごくドキドキしています」と興奮冷めやらぬ様子で「これからきっと長くなると思うので、体に気を付けて、毎日楽しみながら撮影していきたいと思っています」と喜びもひとしお。


 同局の六山浩一チーフプロデューサーは選考のポイントについて「このドラマの中の浜本波美(ヒロイン)は、海辺の町に生まれ、雑誌の編集の世界に飛び込みます。ヒロインにまず必要になるのは、海のような大らかさと伸びやかさ。もう1つはフレッシュな生き生きとしたエネルギーと力」と説明。今回、倉科は「出会ったその時に非常に大きな可能性を感じました。澄んだ瞳の力とくるくると変わる豊かな表情。ドラマのヒロイン・浜本波美とともに成長していってくれると確信した」ことから起用に至ったという。


 舞台は、ウミガメが上陸することで知られる海辺の町・徳島県美波町。都会に出て一流女性誌の編集者を目指すヒロイン・波美(なみ)が、ひょんなことからウミガメに導かれるように人生が大転換。故郷と向き合っていくという、明るくコミカルな青春ドラマが描かれる。


 徳島県NHK朝ドラの舞台になるのは、1980年『なっちゃんの写真館』以来2度目。NHK大阪放送局制作としては双子の女優・三倉茉奈、佳奈がヒロインを務めた『だんだん』に次ぐ34作目。現在放送中の『つばさ』に続く朝ドラ第81弾作品となる。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&id=796803

 最近のミスマガジンは、倉科とかSakuSakuとか、ニッチなイメージだったのだが、これはストライクど真ん中じゃないか。そう一瞬思った。が、よく読んでみると、これはストライクど真ん中、天下の国営放送NHKの朝ドラでぃ、というよりは、なんかさ、NHK教育テレビカルト番組系ぢゃね?とか思ってしまう。これで、樹木希林とか「大希林」ののりで出ていたりしたら、もう完璧じゃんみたいな。
 つーか、なんだよ、このタイトル。『ウェルかめ』。まず思い出したのが、同じくヤングマガジンの『BE-BOP-HIGHSCHOOL』だよな。イチビリたおすのに、めえてのこちそにYOSHIKIってあだ名つけたってネタね。善いカメとかいて、YOSHIKI。まあこれは笑いましたよね。アホかっつぅか。
 でウミガメでしょ。産卵の涙は、非常にペーソスあふれるものがあるわけですよね。なんかさ、倉科がうみがめのキグルミ着て、産卵の涙ながすんじゃね?まさか、共演ウェンツぢゃね?とか思ってしまうのである。岡山時代、揚げたての串揚げ30本ただにチャレンジした学生、今は某企業幹部社員を思い出す。口の中やけどして、しかし、血涙を流して、「ウミガメの産卵ぢゃ」とシャウトしながら、串揚げ喰っていた。
 まあしかし、朝ドラは日本のさわやかな朝を演出する時間なわけだしそんなことで採用されたわけじゃないだろう。ニコニコ笑った写真は、なかなかのものである。と同時に、みっちりんを思い出してしまうのであった。
 今クルーのドラマで注目しているのは、『アタシんちの男子』である。堀北真希がセンターのポスターが駅にあったが、ちょっとエッジが立ったカンジで、面白そうなので、みることにする。
http://wwwz.fujitv.co.jp/atashinchi/index.html