高畑淳子@つばさ

 関係方面ではこのドラマの行く末に対して、並々ならぬ関心を持ち、一人の女優がブレイクすることを、心の底では祈っているだろう。それはやっぱりぼくたちの生活にも多少なりとも関係しそうだし、私なんかも、ちょっと関心を持ってみている。と、これだけでわかるひとにはわかるだろうから、詳述を要しないし、また詳述することは厳密に言えば個人情報を侵害したことになるだろうから、書くわけにはいかない。しかし、名台詞「一本道」を生んだ篤姫とはまた違うが、このドラマも勝利の法的式に基づいて、キャスティングしていると言うことは言えるだろう。つまりは、女太閤記とか、そういうのが流行ったのと同じリクツ。舞台が川越というのも、とぎすまされた計算を感じる。

朝ドラ『つばさ』、視聴率17%超えスタートは『ちりとてちん』以来

ORICON STYLE - 03月31日 11:52)
 08年10月15日に行われたNHK連続テレビ小説『つばさ』の出演者発表会見の模様
 NHK連続テレビ小説『つばさ』の初回視聴率が17.7%(関東地区・番組平均)だったことが31日(火)、ビデオリサーチの調べでわかった。シリーズ初回で17%を超えたスタートは、07年の『ちりとてちん』17.1%以来。『瞳』、『だんだん』と2期連続で上昇している。


 『つばさ』は、多部未華子が主演のドラマで埼玉県川越市が舞台。「娘が母」で「母が娘」のあべこべ親子のねじれた絆を描いた、切なくも笑え、おかしくも泣ける物語。


 NHK連続テレビ小説の初回放送で17%を超えたのは、07年の『ちりとてちん』での17.1%以来で、その後放送された『瞳』(08年)は16.5%を記録。続いて『だんだん』(08年)が16.8%となり、今回の『つばさ』の17.7%で2期連続で初回視聴率が上昇したことになる。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&id=794050

高畑淳子vs吉行和子vs 多部未華子というトライアングルに、梅雀という構図なんだろうが、高畑と吉行が竜虎相打つ構図で、『白い巨塔』あたりから妖しげなアウラを放射していた高畑が、パンクにはじけるみたいなことが、当然期待される。っていうか、すでに『篤姫』でやりたい放題で、今更論じることでもないのだろうが。
 検索していたら、「巨尻タレント@wiki」というサイトが出てきた。なんじゃそれ、秋山莉奈か!!、と思った。この人私と同じくらいの歳で、巨尻もへったくれもないんだろうと思ったんだが、というか鬼マニアックとも言えるわけで、ちょいちゃびった松坂慶子とホイッチ?みたいな、ディレンマもないことはないが、冗談はともかく、これはなんかどうも仮面ライダーのマリバロン役のことを指しているようだ。次のような回想と対照的である。

 マリバロン役の高畑淳子は、当時劇団青年座の活動だけでは食べていけなかったことから、中田譲治の紹介で東映作品に参加していた。この作品で見せた彼女の演技は演劇関係者にかなり評価されたらしく、後年青年座の重鎮となってからのインタビューで当時を回想し「(RX出演がきっかけで)私は役者として食べていけるようになった」と述べている。(ウィキペディアより)

で、肝心のつばさだが、短いタイムレンジで微増というのでは、どうなのかなと思わないことはない。たとえば、『おしん』を最初にみたときは、朝っぱらからこんな暗いモンみせられたら、やってらんねぇよ。もうみねぇよ。とか思ったけど、ずっとみた、みたいなことはあった。
 高畑もまわりくどいことばかりやってないで、ガツンとパンクに・・・、尾崎家の祖母の映画化とか、もっと真剣にとりくんでほしいものである。www