松村邦洋のガチ

 WBCも大詰めで、あと二つということなわけだが、明日の主審も飴ちゃんということで、そりゃねぇっすよ、みたいに思わないこともないが、まあそれもまたメイクドラマで楽しみだと思わないこともない。
 マウンドの上にフラグをたてるのが、挑発的なお約束になっているわけだが、解説の清原和博が「わかっていてやってるんですからね。ユニホーム脱いでから、これだけ悔しいと思ったのははじめて」みたいに言っていたのは、とても印象的だった。低い落とした声はホンモノの迫力である。このコメントは、観戦の興味をグッと盛り上げたように思う。清原の解説は、とても明るく、また聡明な感じで、ずいぶんと頭のいい人だったんだなぁ、とあらためて実感したし、またこの人の大きな可能性を感じた。
 それはまた、低迷気味の野球中継にも一石を投じているようにも思われる。はっきりしていることは、野球がつまらなくなったわけではない、ということだろう。でもなお、小笠原をパサパサにしちゃうような野球が続くなら、しらけるよなぁ、と思う。なんだかんだ言っても、朝青龍効果は甚大で、いないとつまらないと、私は思うタイプだからかもしれない。
 しかし松村が逝きそうになったのには驚いた。まだまだ若いにしても、身長体重を考えると、フルマラソン完走したとか、30キロ以上走ったというのは、驚きである。私のほうがだいぶ年上だが、体重もだいぶ違う。泳ぐ方は、6000メートルぐらいいけるが、地上歩行については、まあ15キロ早足で歩くと、かなりの負担を感じる。心肺系というよりは、足腰の問題だが、ともかくフルマラソン挑戦はあまりにガチだと思った。AED(自動体外式除細動器)がなかったら、やばかったらしい。
 まさに命がけと言えるんだろうね。もちろん松村はネタにするんだろうが、毒霧噴きまくって怪気炎あげるのか、それとも市民マラソンの伝道者になるのか、その辺は身体をはった者の権利だろう。ただまあ、イベントの性格や位置どりを考えると、それなりに殊勝にしないと、すごく叱られると思う。某家元の吉兆のババアネタでは大笑いさせてもらったMXでなら、何を言っても、そんなでもないだろうけど、アッコにおまかせ、とかだと反響が大きすぎるだろう。まあ、やんちゃを和田が叱りつけるみたいなことになるのか根。来週の日曜日に和田は何を言うだろうか。

 22日行われた東京マラソンでは、出場したタレントの松村邦洋さん(41)が午前11時半ごろ、スタートから約15キロ地点の東京都港区高輪で倒れ、一時意識不明になった。警視庁高輪署などによると、現場でAED(自動体外式除細動器)による処置などを受けて回復し、命に別条はないという。


 東京メトロポリタンテレビ(MXテレビ)などによると、松村さんは番組の企画で参加した。特に体調が悪いという話はなく「今年こそ完走を目指す」と張り切っていたという。


 松村さんは身長164センチ、体重128キロ。昨年の東京マラソンは35キロ地点でリタイアしたが、昨年7月にオーストラリアで行われたゴールドコーストラソン2008では、6時間51分40秒で完走した。【林哲平】
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=785490&media_id=2

 AED(自動体外式除細動器)が巣鴨の街に設置されているのを思い出した。そこまでやらなくても、近くにいくらでも病院があるだろうと思っていたが、今回のことでかなりの効果があることがわかった。大学にも、ジムにも設置されている。意味がわかったような気がした。
 まりちゃんズを久々に思い出して、いろいろ調べていたら、例の放送禁止ソングもチェキできて、MADなんかもみることができた。そのMADの一つが、B系カタログのような仕様にしているらしいのだが、それをみてけっこう私的には、おお!というツボをつきまくっていて、なんでなんだろうか、とまた考え込んでしまった。