クレージードールズ「前歯に青のり」

 退職される教育職員、事務職員の送別会が行われた。なかには40年以上勤務された方もいらっしゃる。ご挨拶もそれぞれに印象深かったし、またみなさん手短にすまされるわけだが、そこから得るものも大きい。毎年いろいろなことがあるが、ご挨拶を拝聴すると、いろいろなことが洗い流されるようであり、この職場で働くことの幸福感を感じる。卒業できる人も発表され、あとは卒業式を待つばかりである。
 教授会で、授業評価の結果が配られた。ゼミは幸い平均値に近かったが、調査実習は今ひとつだった。今度のゼミ生は、一年次にかなり気合いを入れてやったゼミの受講者が多く、同じような授業に期待しているとすれば、グダグダしている場合じゃないのかもしれない。でだ。問題は、社会学概論である。あまり新しい発見はなかったが、あらためて自分の問題点を確認する結果となった。なお、質問項目、集計結果、自由記述の内容については一切非公開とする、ということがルールとして明示されたので、残念ながらここで公表することはできない。他大のように情報開示が学内者向けに図書館などで可能なのかは、よくわからないが、授業カイゼンするだけとすれば、こうしたルールも識見だと思う。
 で、あらびき団をみたわけだが、まずはクレージードールズにビックリ。いきなりなにやっとるの、というカンジのやらしいパフォーマンス?わけわからないままに、ドールズが踊って「前歯に青のり!」。これはかなりツボだった。
 モンスターエンジンは、神々ネタに飽き飽きしているらしいが、ともかく神々コント。いきなりラップにシフトしたり、安易な組みあわせをしないところが潔し、と思いつつも、今ひとつ伸び悩み?みたいな。w ワンワン正田。携帯とiPodで字を創る、ってなにかと思いつつ、「火」というのはまったく理解不能だったが、「ホ」でようやく理解。ちょんちょんのところが、携帯とiPodだったのね。なんと申しますか、「なべやかん以下」みたいなかんじ。
 福島ブックセンター。なぜゴージャスをあらわすのに、スザンヌ・ヴェガのトムズダイナーを流すのか、わけわかめだが、それもネタ?う〜ん、と思いつつ、手塚治虫カラテカに腕拉ぎ。この手塚パフォーマンスが、ネタのヘソなんだろうが、いかにもあらびきです感が、ちょっとちょっとだったかも。でも、矢部の白目は笑いマスタ。
 安穂野香。CHASE MEという歌を歌う。すだれの、ことばを失うような、すだれなゲーハーは、ありえないほどアレ。これが、中途半端に上手い?w歌唱力で、中途半端におされっぽい歌を歌い、踊る。ゲーハーの衣装がセーラー服で、これもっポイだけのカンジもしないことはないが、まあまあ笑った。プチレディー。手品。??
 ジャニーゴーゴーとオープンスペース。キャラかぶり、ネタかぶりというよりは、ユニットかぶりみたいな。前者について、東野幸治は「わしがM-1審査員なら99点つける」といったらしい。前者はマニアックをネタにしているのか、単にマニアックっぽいだけなのかが、問題だが、よくわからん。ただし、M-1では1回戦負けだったという。
 雨上がり決死隊は、蛍原がポーチと会話し、ゴリラがゴリラをやった。ゴリラは笑ったが・・・と思っていたら、やっぱりチリチリもそう思っていたようだ。宮迫のほうは、パチパチパンチの変形なども採り入れつつ、わけわかめな存在感で、東野はFUJIWARA原西との共演を熱望していた。まあ、ゴリラのマネだけなら、アンソニー・ホプキンスのほうが上手いかもしれないが。w