工科大学の宿命

 私の生家のとなりのとなりが893の事務所みたいになっているんだが、監視カメラつきまくりで完全武装みたくなってはいるものの、一階が瀟洒なガラス建築みたいになっていて、ブルやユンボで突撃されたら、やばくね?みたいに思っていたところ、最近ジュースの自動販売機みたいなものができた。「買っている人を見たことがない」「どう見ても弾よけ」だとか、口の減らない下町人はわいわいがやがややっている。小学校の頃の私なら、濃厚しゃぶしゃぶコーヒーとか、ぶっ飛びポンジュースとか、シールに書いて、自動販売機に貼りに行っただろうな、などと馬鹿話をしていたら、うちの親が「アフォ、やめろ、的にかけられっぞ」とか、マジレスするので萎え萎えだった。まあたしかに、小学校時代ならクラスの悪ガキでやっていたかもしれないのだが。
 引っ越しして一週間以上たって、ようやく引っ越しのダンボールを開け始めた。新居は多少調度にも気を遣ってみようか、などと思っている。ルミナスなどのスレンレスの棚を買うことにした。ゆくゆくは廊下沿いに薄手のラックをいれるとか、考えてのことである。東急ハンズに行ったら、いろいろ目移りがしたんだが、結局ルミナスにした。ところどころおく小さな絨毯は、無印で買った。ドンキホーテにも入ってみたが、ここのはピンクのヒョウ柄みたいな勢いで、鬼安いものも多いが、ちょっとやめておいた。
 横浜駅から、地下鉄で帰ってきたが、駅にあった看板に湘南工科大学の大学広告に魅入ってしまった。工科系の大学の場合、MITに倣った英語名、略称をつけることが多い。MIT(ミット)があまりにかっちょいいということで、なんかの国際会議だかなんだかで、東工大が自分の大学をTITと略称で呼んで、クスクスからぶっ飛びまでのちらばりはあるものの、それはやばいしょ、みたいなことで、直言もされ、Titechとなったことは、作り話かどうかはわからないが、かなり笑える話である。
 で、湘南工科大学の看板だが、自分の大学の略称として「SIT」とでかいロゴで書いてあったのだ。パンフとか、街に貼るポスターとかも同じようなのかね。この看板がなかったら、まったく気づかなかったが、たしかにそう書けるのはわかる。と同時に、これはやはりどう考えても「適切な場所」にアッシュ(H)を入れるべきだろ、東工大みたいに変形して「シッテク」というのも、あまりにやばい感じがするし、わはははは、などと一人笑いをした。小学校時代の私なら、街にこのようなポスターがはってあったら、ぜってぇアッシュ入れまくりだよな、とか思ったが、小学生には無理だわな。w
 ニュースでは次のものが眼についた。

 画面右上の「設定」タブから「テーマ」を選択し、テーマ一覧の末尾に追加された「独自の色を選択」をクリックする。すると「オリジナルテーマを作成」というウィンドウがポップアップし、カラーパレットを使って各部の背景色、テキストの色、リンクの色を変更できる。好みの配色ができあがったら右下のボタンで設定を保存しよう。


 現在のところ、テーマ変更機能は企業向けのGoogle Appsでは利用できないが、今後対応する予定のようだ。Official Gmail Blogでは、「(配色を変更して)たとえ目が痛み始めて興奮してしまっても、リセットボタンを押せば元に戻せるので、ためらわずにクレイジーなデザインに挑戦してほしい」としている。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=756663&media_id=33

 オフィシャルブログには笑ってしまった。さっそくやってみることにする。