ハケンの“敵”

 中川昭一の一件を見て、私はお酒は飲まないのだが、睡眠時無呼吸症で治療ができなかった頃の自分を思い出した。岡山の国立の病院に治療に行ったものの、「ここではこれが限界」と言われた時には絶望感を覚えた。陽圧式の治療器具などは、まだ地方都市では手に入らなかった。そして、会議で酷い傾眠発作(発作と言えるかはわからないが)にたびたび襲われた。虎の門病院のように、その頃に治療できるとこもあったようだ。必死で治そうとしていれば、その後やってしまったマニュアルに載るような入試の失敗も防げたのにと思った。
 まあいいかもしれない、というようなユルイ感覚が、どこかにあったのだと思う。そんなことを考えていて眼についたのが、次のエントリーだ。これを読んで、卒業生でバリバリ働いている人たちのなかに、意外なまでにハケン社員に対するシビアなまなざしがあることを知り、愕然とすることがあったことを思い出した。いっている文句を聞くと、「なんかあなたたちの卒論の作業ぶりと似ているような気もしますが・・・」と皮肉の一つも言いたくなる感じだし、実際に言ったこともある。「たしかに言われてみれば」ととぼけているのが大半だ。まあとぼけているだけいいのかもしれない。

女性派遣社員の“敵”は「男性上司」より「女性同僚」〜アンケート結果

ライオンが派遣社員として働く20〜39歳の女性400名を対象に「女性のココロの潤いに関する調査」を実施。ココロの潤いを奪う人は「女性同僚」が1位、「男性上司」が2位だった。


  全国の派遣女性社員(20〜39歳)に対して、ココロが潤っているかを聞いたところ、「潤っている」5%、「少し潤っている」35%、「あまり潤っていない」41%、「潤っていない」19%だった。また、どんなときにココロが乾くかを複数回答で聞いたところ、「仕事の人間関係がうまくいかないとき」が71%と高い数字となった。さらに職場でココロの潤いを奪う人は誰かと複数回答で聞いたところ、「女性同僚」が44%で1位、「男性上司」が35%で2位となった。男性よりも同性の女性同僚のほうが、ココロの潤いを奪っているのは興味深い。


 次に、浴室行動に目を向け、ココロを潤すために実施したことがあるものは何かと複数回答で聞いたところ、「読書」32.5%、「大声で歌う」29.8%。さらに、ココロに潤いを感じさせてくれるお風呂アイテム「入浴剤」78%、「アロマ」38%となった。浴室では、アイテムを用いて心身ともに癒しを得ようとする行動が目立った。また、彼氏/主人と会っているより、入浴している時間の方がココロは潤うが約3人に1人(32%)と高い数字となった。


 ちなみに、先日のバレンタインデーに関する、ココロを潤わせたいと想う男性は仕事場にいるかという質問では、「いいえ」、「どちらかといえばいいえ」を含め88%となっていた。
(RBB TODAY - 02月17日 12:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=752754&media_id=17&m=1&ref=news:right:noteworthy

 それはともかく、後半の浴室行動のなかで、眼についたのが「読書」。世界思想社の「風呂でも読める」シリーズ大人気というわけではなく、普通の本を読んでいるってことだろう。そういう人は、ブログでも散見される。で、たしかにジムのサウナで本を読んでいる人はみかける。しかし、普通の湯船は皆無である。ここで不思議なのは、風呂で読んで濡れないのかということだ。サウナならまだ乾くと思うが、自宅風呂で半身浴だったとしても、なぜ風呂で読書ができるのか、皆目見当もつかない。まあ、風呂やサウナで本に熱中するのは、かなり危険だからやらないと思うけど。