銀しゃりとササラモサラ

 ようやく採点が終わったわけだが、これはテストの採点が終わったということであって、成績評価が終わったというわけではない。さらに木曜日に概論の試験がある。しばらくはこれで忙しい。おまけにM論の評価もあるし、会議もあるし、もちろん引っ越しもあるし、鬼忙しい。それでもナントカ泳ぎに行って、なみいろをみる。なみいろという番組かと思ったら、ウィキペディアに詳しく出ていた。クリップしておく。あいかわらずこの分野は、ウィキペディアは実に充実している。

 次世代のお笑い芸人の発掘というコンセプトのもと、原則毎回1組の若手お笑い芸人が登場しネタを披露するバラエティ番組である。1992年から1993年まで放送された『新しい波』(『めちゃ×2イケてるッ!』の源流)、2000年から2001年まで放送された『新しい波8』(『はねるのトびら』の源流)の系譜を引き継いでおり、タイトルは『新しい波8』の8年後を意味する。
 『めちゃ×2イケてるッ!』の総監督で『はねるのトびら』の監修でもある片岡飛鳥が企画を担当し、『めちゃ×2イケてるッ!』のプロデューサーである中嶋優一がプロデューサーを担当。そのため、スタッフロールには「波十六楽坊」と表示されている(女子十二楽坊をもじったもの。「おだいばZ会」「波8組」に相当)。
 『新しい波』『新しい波8』の放送当時と違ってお笑い番組や若手芸人が飽和状態であり、これから世に出ようとする芸人にとって厳しい現状を砂漠に例えている。そのためウエンツはアラブ人風の衣装を着せられている(第2回以降)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/新しい波16

 はじまるなりウエンツが、鈴木デレクターにええかげんにせぇと、文句たらたら。出だしがいい加減、なにもかんがえてねぇだろ、ごるぁああ、しかもそこで鏡見て髪とかなおすな、アフォ、などと言いつつ、「いいかげんにしてください」、「いいかげんにしてください」とリフレイン。鈴木デレクターって、あの赤貧お父さん@元歌手のやつかと思ってみたら、デレクター陣は「当麻晋三、中川将史、蜜谷浩弥、鈴木善貴、古澤光広」って、やっぱそうじゃん。さんまちゃんの番組で見たのが他にもいるし。タコ坊主と青山ブックセンターと鈴木デレクター。w
 今日の出演は、まったく傾向の違うのが二組。一組は銀しゃり。なんつぅか、鬼若い頃のてんやわんやのできそこない??マシンガントークとくねくねボケのコンビネーションがテンポよく、衣装も青いスーツでなんか昭和、っつうカンジかな。正統派のプロ志向だぜ、みたいなかんじ。お笑いオヤジホイホイ的というか。
 でもなんか、間合いがなめらかではない?でも不思議な魅力がある。とりあえずは、ジョン・レノンをくり返す、ショーもない喩えツッコミに鬼ワラ。よく見ると一応ボケみたいなほうがわけわかんないくらいボケをたたみかけて、さらにボケがシュールに炸裂する。でもって、鬼早口の一応ツッコミみたいなほうがが、わざとズラしたところにシュタッとつっこんでるのかな??みたいに思えた。でもって、なんつぅか、それがボケといえばボケになっている、でボケのほうがフラでおよよ!とめを見開いて、うなづいて、ある意味ツッコミカエしているみたいなかんじ?? まあ、愚にもつかないかんじにセオリチカルにゆうとこんなかんじ。でもそんなのより、ひつこくDJオズマに鬼ワラ。なんか上手いでしょ、みたいにオヤジの鼻毛抜きまっせ、それが関西の笑いダス、みたいなわざとらまんな説教臭さがなくて、そこそこ毒があるのが私的にはよい感じに思えた。
 こうしたプロ仕様のユニットに対して、もう一つのササラモサラというほうは、田舎のあんちゃんがとりあえず東京にフリーターに来ましたみたいな、完璧トーシロの絵面とパフォーマンス。広島のゆるい・・・といえば、あれ??アンガールズともちがうけど、広島ってこういう一見トーシロばっかなの??w つーか、方言だしまる。しかし、ただの素人ではない。ものすごい空気感、というか、フラ、というか、もしかすると芸、というか。キャラディペンデントなのか上手いのかわけわかめだな。
 ネタ的には、ぷりてーというのは、ぷりけつにてっしゅはさんでいる、とかわけわかんないのをやっている。「冗談は顔だけにしろ」。「だから、言っていることは冗談じゃなく」あたっている。と四味一男も鬼(☼Д☼) ♡なあるあるあるある、かと思ったら、突然「」オマエの眼はケツの穴か」。わははははは。わけわかんねぇよ。ともかく、ゆってることは、めちゃくちゃ。でも、なんか酔拳みたいなおもしろさはあるな。
 ともかく新宿でぶらぶらしていたのがそのままきていたようなのが、鰻さんという人らしい。日本で6人。まじかよ。このササラモサラに対して、ウェンツが、キッパリ「テレビにむいてない。声がよく聞こえない」。もてるもてない論争になり、左の70年代の青年風のやつがつっこまれまくり。いやこういうやつすげぇ昔いたよ。オードリーのテクのカットより笑えるよ。昔なら、けっこうもてたかもしれないな。会話もその辺のあんちゃん。でも、よく見ると練り上げられているようにもみえる。ともかく、鬼フラで、銀しゃりにもいじられまくられた。ウェンツ「むいてない」。ひな壇に上がったら、三週くらいはうけますみたいなアピールにもみえるが、存外すごいかもしれない。