すのこベッド

 ようやく引っ越しの日取りも決まったが、今度のところはフローリングというやつなので、寝るのにはベッドが必要である。岡山では板の間にこたつ布団をひいてその上に寝ていたくらいなので、たいていのことは大丈夫だとは思っているのだが、一応ベッドをどうしたらよいか有識者に聞いてみたら、言うことはマットが大事ということである。しかし、私はマットは好かないのである。どうしても布団で寝たい。となるとすのこベッドの折りたたみかなぁ、と思ったりもしているのだが、けっこう高い。

 すのこベッドと普通のベッドとの違いは、どこか?これが一番大切です。一般的なベッドは、枠組はパイプのものもあれば集成材のものもあります。それぞれベッド会社は特徴を出しています。そこでベッドを選ぶ時にどこに焦点を合わせるかによって変わってきます。ベッドの構造は非常に簡単です。枠組みとマットレスなどを載せる部分とからできています。マットレス、あるいは敷き布団を載せる部分が一番大切な所となります。枠組みに合わせた長方形の合板を2枚を並べた簡単なものから、板バネ式のものまで多種多様です。すのこベッドとは、この部分にすのこ状に板を等間隔に空間を空けながら並べたものと考えてください。そしてこの木に何を使うかによっても「すのこベット」は変わってきます。一番お奨めなのは、やはり桐です。なぜかは日本では昔から着物などの高価な物を桐の箱の中に収納する事が普通でした。タンスも桐が多く使われています。世界的にみても日本だけと言われています。それは日本の気候と大きく関係します。もともとベットは日本になかったものです。その日本になかったものを使用する場合、日本の気候を無視して使うことは、無理があります。日本の気候は、湿気との戦いとも言われています。この湿気をいかになくすかが重要課題です。そこで桐はこの問題を解決してくれるのです。
・・・
 折りたたみ式の「すのこベッド」がありました。通気性のよい「すのこベッド」です。量販店で販売されている一般的な布団のサイズは長さ200cmのシングルサイズと210cmのシングルロングサイズがあります。この2タイプに対応している「すのこベッド」がありました。ベッドに合わせて布団を買い換える必要がありません。もうひとつ重要なポイントはベッドの高さです。床面の高さが36cmあるのでベッドからの立ち上がりがとても楽です。腰に負担がかからないことも重要なことですね。ベット選びの一つのポイントとして覚えておいて下さい。そしてベッドの下ってのぞいたことありますか?すぐにほこりがたまります。寝室はいつも清潔に保っていたいものですよね!!そこで威力を発揮するのがこの折りたたみ式「すのこベッド」です。布団を敷いたまま折りたためるで簡単にすのこベッドの下を掃除することが出来ます。キャスター付きのがいいかも知れません。移動がらくにできます。折りたたんだ状態での幅は101cm、奥行き46cm、高さ112.5cmです。コンパクトで収納性にも優れています。価格は20,790円 でした。
http://tumari.dakarasoshite.com/sunocobed/

 こんなものにこんなに金を使いたくない。パチンコで大損するくらいだが、しかしその金額を家具や洋服にはつかいたくないのである。w しかも通販は受け取りがやっかいだ。どうしたもんかと頭を抱えている。当分は今の絨毯をもっていって、その上にフローリング仕様化なんか乃電気カーペットをおいて、その上で寝ようかとか・・・。なんか脱水しそうだけど。
 普通引っ越しともなると模様替えで夢がふくらむらしいのだが、今頭の中にあるのは書架と机の配置くらいだ。それ以外のインテリア的な夢は皆無である。だからこそ、見積もり段階とはいえ、とんでもない安い金額で出てきたのだ。経験的にわかっていることは、机やテーブルの上に書類が山積みになるということだ。未決と既決をわけてトレイに載せるだけでも違う。また未決を押し出し式にならべるキャスター付きの棚みたいなものを用意してもイイ。しかし、自分に使いこなせるのは、和田秀樹の本にあった、なんでもぶち込むダンボール箱みたいなものでしかないのかもしれない。岡大に赴任したばかりの広い研究室には、机もテーブルも棚もものすごく余裕があったけれども、それでも散らかり放題にだんだんなっていったから、スペースの問題ではないはずだ。