木下あゆ美が吟じて「ねぇYO!」

 深夜、卒論の最終チェックに矢継ぎ早にオッケーを出しまくったあとに、ツギクルを余裕綽々で鑑賞。いきなり木下あゆ美が早弁してやがんの。しかも、なんかいきなり天津木村の吟じますみたいなのをやって、「あると思います」とかゆっといて、いきなり「ねぇYO!」と、なにこれ1人ボケノリツッコミ??みたいな。
 つーか、チェーンレクチャーでブログについて3回話すことになっていて、まあそれなりに話したいこともあるからそれはそれでわるくはないのだが、問題は鬼門の社会人の方々にも解放した講座だということ。アテクシはどう考えてもよそ行きではないと思うのですよね。しかも、女子大に赴任した頃に、1回だけやったことがあったのですが、その時は「もっと難解なことを」「もっと難しく」と言われて、わ!と思わず叫んでしまったのであった。
 で、ブログの話をするなら、ツギクルなんかも紹介したら、それはそれで面白い内容を含んでいると思うんですよね。キテルノラインというのも、まあカノッサの屈辱な雰囲気もある、ちうかそっちのほうが中心であくまでネタなんだろうが、けっこうまじめにやっている部分もあるじゃないですか。というか、一応ブログ解析の一つの方法として、一番ベタなのは鍵語のグラフであるかもしれないし、アクセス解析の応用編に入る前に、こんなテレビもあります、みたいなのは、それなりに楽しいと思うんですよね。しかし、テレビでやっているのですらあれだし、オンデマンドでロハで落としたやつをみせていいかどうかもわからないし、さらにまたそれ以上になんと言っても内容が内容だからね。
朝起きて、成城大学の非常勤に向かう。今日はじっくり出席をとるつもりだった。一人一人顔を確認してとらないと、普段出ている人たちがちょっと気の毒だから。まあ何回か小テストをしていて、ちゃんと書ける人はチェックしていることはいるんだが、書けない人というのも、けっして少なくないとは思うのだ。ここは授業評価がないと思っていたら、やっぱりやるみたいだ。それが来週。しかし、出席をじっくりとっていったら、なんとなんと一時間近くかかってしまった。なんたることか。さいあくだ。
 立教のほうは、先週「まなざしの地獄」の話をして、どんなに表層の演技をしても、カッコつけても、まなざしは鳥もちのように存在を絡め捕るものであるという説明をするのに、いろいろ例を挙げるうちに、私が気どって小指たてても、似つかわしくないと、みなさんは底意地悪い眼で見るでしょうみたいな話になり、得意の?自虐ネタの悪循環ループ炸裂し、ついには得意の下着ネタをしてしまった。気どった下着つけても、まなざしは底意地悪くみるものだみたいな話。1人元気がいいのがいて、「やめときなよ」と言われた。なかなかここも面白い。で、今日は最初からトリンプ川柳の話をしてしまった。例の冬ソナを・・・のお話である。
 帰路、塩ラーメンが食べたくなった。となるとはやしまるなのだ。しかし、なんか疲労感があったので吉祥寺に直帰した。そして、今噂の麺僧北店の塩ラーメンを食べにいった。前に食べに行って醤油を食べていたら、酔客がなにが美味いと聞き、お店の人がうにゃうにゃしていたら、「塩は」と聞かれ「塩にも力を入れています」と答えたのが面白く、気になって調べたら、たしかに美味いらしいのだ。「ここの醤油は、いわゆるチャッチャッチャ系だと思うが、塩は麺が細く、澄み渡ったあっさりしたスープだ。なんか、なくなっちゃった友華の塩ラーメンを思い出すが、あれよりさらに洗練された感じ。どろどろ系の好きな人にはダメだろうが、私はラーメンだけはあっさりが好きなので、楽しみにしていったのである。このラーメン屋は東京に帰ってきて、最初に食べたお店で、なつかしいものもあったが、それ以上に塩ラーメンは美味かった。