ベタが面白い

 卒論も一段落で、久々にロングウォークを敢行し、テレビを見たりしながら、のんびり週末を過ごした。横浜ウォークは、清水が丘→桜ヶ丘という二度のアップダウンから、平楽→清水が丘→権太坂→桜ヶ丘という縦走を試みつつある。清水が丘→権太坂が複雑で、下手をすると何度か急坂を上り下りすることになるが、尾根が細いので眺めは抜群にいい。それにしても最後の狩場から保土ヶ谷公園に出る坂は鬼のような一直線でやみつきになる。昨年の今頃は8キロくらいだが、今は倍くらいまで来ている。なんかもうちょっとした山歩きならできそうなのだが、メタボ中高年向けのサークルでも入ってみようかなぁ、などと思ってみたりもする。
 日曜の夜は、篤姫をみたあと、『ビートたけしの今まで見たことないテレビ』をみた。篤姫は図式的といえば図式的だが、非常に脚本が巧みだなぁと思ってみている。最終回近くなり、はりめぐらされた伏線が股ぐら一本筋ビシッと通って、一つの流れになり、こんてくすちゅあるに炸裂するみたいな。純愛青春もの、みたいなモチーフが基本なんだろうけどね。それはともかくたけちゃんだが、テレビタックル他でも、最近はときおり、「困っちゃったなぁ」「まいっちゃったなぁ」みたいな一言言うくらいのポジションだったんだが、今回は老骨にむち打つみたいなかんじ。サポートは、レッカやりすぎで「次はオレの番や」的な手業でブイブイいわせている今田耕司。こいつがちょーしこいてアフロでCD出したとき、すぐいなくなると思っていました。ごめんなさい。
 番組を見出して、まず思い出したのが、さんまちゃんと対談みたいなのをしていたときに、「最近ベタが面白い」「そうそうそれに限る」みたいにいっていたこと。まあ最近アテクシなんぞも、妙に巧みにつくりこんだ複雑な笑いよりも、むしろくまだまさしやハイキングウォーキングやBurnのゆいてーや三須友博やパニパニパーティやあるいはまたフランチェンや姫ちゃんとかちがうか!って、誰だっけ?ものいいだっけ、あいつのピグモンなにっこりのほうが面白く思えたりして、というより電車の中でカチンコチンおやぢが力強く言ってバカウケしているおやぢぎゃぐのほうが、面白いとおもったりすることもあり、その辺がラリーさんと違うかなぁと思ったりする。ただ、柳原可奈子も、オードリーも、U字工事も、南キャンも、少年少女も面白いとは思うし、たけしも柳原のネタは造り込んでいるから面白いみたいにゆっていたし。
 「今まで見たことないものまねグランプリ」。「感動ご対面番組」の「徳光夫の逢いたいかい?」。たけしが、「要するにダチョウの番組になっちゃってる」みたいにゆっていたのは大笑い。どっちもマニアックにやろうと思えばできるわけじゃない。タモリ的には、鬼ウンチクっぽくするだろうし。それがダチョウだもん。しかも熱湯だし。しかし、放映できなかったネタをオンデマンド、でれくたーカットでやってくんねぇかな。そっちのほうが面白いだろ。しかし、たけしの徳光のお絵かき顔には大笑い。
 「テレビ体操」。なにやんのかと思ったら、にしおかすみこを中国雑伎団みたいな人たちがいじりたおす。「めざましテレビ」。ktkr。鬼寝起き。思い出すモーニングバズーカ、そして浪越徳治郎べぜ@某県知事。ミエハルだっけ、西部劇みたいにして馬にひっぱられたのとか。そーいやダチョウ倶楽部の竜ちゃんもウォータースライダーとかやられてたよな。とワクワクしていたら、起きてからネタまでの時間を競うというのでがっかり。億万長者の放送作家のナベアツがたけちゃんにペコペコはたかれていたのが笑いました。
 「ウソあばきバトルトーク たけしの部屋」。嘘発見器をつけてトークをする。石井慧ちゃんが杉本彩鬼ハアトだったというのは笑えるけど、石井ちゃんは斉藤先生がいないと全然面白くないと思うのは、ボクだけでしょうか。。
 「オーディションっ番組」、つーか「死体役」オーディション。ここでもダチョウ倶楽部メイン。「ニュース番組」。?「料理番組」です。タイトルは「ブラウン軍曹の突撃アーミークッキング」。手榴弾、機関銃、戦車などを利用して調理。ここでもダチョウ倶楽部メイン。その次は、「討論番組」。「悪口トークバトルW-1グランプリ」。ダチョウじゃないと笑えない。で、本日のみくしにゅーす。

さんま、タモリ、たけしの3夜連続特番、視聴率トップは“ビートたけし

ORICON STYLE - 12月01日 15:42)
 開局55周年記念番組として、11月28日(金)から3夜連続で、明石家さんまタモリビートたけしの3時間特番を放送した日本テレビ。お笑いタレントのビッグ3と称される3人それぞれの番組視聴率が1日(月)、ビデオリサーチによって発表され、最も高い数値を獲得したのは、『ビートたけしの今まで見たことないテレビ』17.2%(関東地区・番組平均)ということが、わかった。


 番組タイトルは、『明石家さんまに聞きたかったのはそういうコトだったのねスペシャル!』(28日午後9時放送)、『タモリ教授の?ハテナの殿堂?』(29日午後9時放送)、『ビートたけしの今まで見たことないテレビ!』(30日午後9時放送)というもので、3人それぞれ趣向の違った番組が放送された。順に視聴率は、11.8%、16.9%、17.2%となり、ビートたけしの番組が最高を記録した。


 『タモリ教授の?ハテナの殿堂?』は、教授に扮したタモリが研究員とともに、視聴者から送られてきた疑問に答えていくというもの。タモリは、日本テレビでかつて『今夜は最高』という夜の看板番組を持っていたことで知られるが、今回の日本テレビ出演は約9年ぶり。番組のエンディングではその『今夜は最高』をパロディにした演出も見られ、往年のテレビ好きを楽しませた。たけしは、「今まで見たこともないテレビ」を切り口にしたコメディの王道を行くスタイルのバラエティ番組。さんまは、国内外で様々な分野で活躍している人からの様々な質問に、スタジオに一人佇む明石家さんま自身が当意即妙に答えていくというものだった。


 3人の競演という面では、1988年から99年までにフジテレビが正月特番の恒例として放送していた3人のゴルフ対決をバラエティー感覚で放送したものが有名。その後、3人が競演した番組はなく、今回も一つの番組としての競演ではないが、番組同士の対決という形で話題を呼んでいた。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=682837&media_id=54&m=1&ref=news:right:noteworthy

 さんまちゃんのは見たかったなぁ。