宮城グルメ;白謙とかき徳

 学会一日目。朝けっこう早く眼がさめた。ドーミーインで朝食。バイキングだが、焼き魚をあぶって出してくれるなど、工夫が行き届いている。宿代に料金が含まれているので、よくわからんが、けっこう満足した。早かったので、歩いて東北大学まで行くことにする。途中スタバでこーしーを携帯マグに満タンにした。スタバは朝早くからやっているかな、と思ったら、問題なくやっていた。つぅか、この街はパチンコ屋が八時からやっている。すごすぎると思う。運試しに・・・と思ったら、やめて、ともかく大学に急ぐ。途中、地元の百貨店があり、藤崎というので、ラララライを思い出して、笑った。日銀のところをまっすぐ行くと、城址の山が見えた。そこからキャンパスに登っていった。いい大学だなと思った。
 昼休みは時間があったので、親から依頼の笹かまぼこを頼みに、三越まで行くことにする。当然歩いてゆく。今度は仙台二高の前を通る。これが高校かよ、と言いたくなるような風格のある佇まいだ。笹かまぼこは、親の友だちうちの子が東北大に行っていて、いろいろ食べたけどここが一番というところを前に送ってもらい、それが美味かったので、頼みに行ったのだ。石巻の白謙(しらけん)というところのもので、私も食べたが、異次元のぐにぐに感と味わいがある。笹カマだけじゃなく、いろいろな種類がある。まあ、要するに私が食べたかったということだ。三越の地下に降りたら、店はすぐに見つかったが、専用の受付があり行列ができてきた。地元民もお使いものにいろいろつかっている店であることがわかる。注文後パンフをもらったら、県外には一切展開していないようで、妥協なき姿に感嘆つかまつった。

昔から宮城県の人たちは、本当によく、かまぼこを食べます。なにしろ「かまぼこ生産量日本一」「かまぼこ消費量日本一」の県ですから。
石巻の人たちは、笹かまぼこはもちろん揚げ蒲鉾も、生で(加熱をせず)醤油も何もつけずに食べることが多いんです。なにしろ、そのままで美味しいですから。
笹かまぼこや揚げかまぼこ(「白謙揚げ」など)は、お菓子代わりに、お茶受けやおやつとしてよく食べられる、本当に身近な食べ物です。もちろん日本酒やビールにもよく合うし、おかずにもなる。人の集まるところには、おいしい蒲鉾があるんですね。
そして、特別においしい店の笹かまぼこは、お歳暮やお中元で親しい方に贈ります。
仙台、石巻を中心に、宮城県にはたくさんの笹かまぼこメーカーがあります。どこの笹かまぼこも年々、味に磨きがかかり、美味しくなっています。切磋琢磨しあう、とてもよいライバル関係を築いています。 太平洋を望むここ石巻には、笹かまぼこの原料になる高級魚キチジ(吉次)が水揚げされます。近海物のキチジ(吉次)を入れた白謙の「極上笹」は、ふっくらもっちり、プリプリで実に旨いとご好評をいただいています。石巻の地で長くお客様に愛され、技と味を磨いてきた「白謙の笹かまぼこ」。仙台を中心に全国各地の皆様から、ご好評をいただいております。ぜひご賞味くださいませ。
http://www.shiraken.co.jp/shop/web/index.php?option=com_content&task=view&id=14&Itemid=2

 ほんでもってここいらあたりで、メシを喰うことに。昨日めをつけていた、かき徳という牡蠣の専門店に入った。ちょっと奮発して、ランチの焼き物のセットと、あと単品で酒蒸しを頼む。美味しかった。味噌焼きと燻製と牡蠣豆腐などが先付けでついていた。牡蠣豆腐というのは、牡蠣がのった豆腐かと思ったら、そうじゃないの。ごま豆腐のごまのかわりに牡蠣なの。ねっちりして、牡蠣の味がする。美味かった。
http://www.kakitoku.co.jp/index.html
 夜はなにを食べようか。まだまだ喰いたいものがある。金華さばにあなごに。でも、ホヤはいらない。w 部会のことはまた書きます。