あるベーシストのポップ

 年金の確認でございますが、まわりの先生方でけっこうトバシにあっていたという人がおりましたので、自分もようやく開封してみたら、私も例外ではなく、驚きました。あまりこういうところに書くのは、お世話になった方々仁義に欠ける気もしたのですが、まあ前任校の人たちのミスでない可能性も高いと思いますし、また私の書類の見方が悪かったのかも知れないとすら思っていますが、どう見てもおかしく、届けを出します。みなさんもきちんと確認した方がよいと思い、あえて書く次第です。要するにいいたいことは、「前任が・・・だから安心」ということは、絶対にないということであります。
 本日は、ベーシストの矢田亨さんにお話をうかがい、さまざまな情報提供を受けました。サポートミュージシャンとして活躍中の方で、「2002年、POWER SOUND SQUARE主催のイベント『POWER LIVE 2002』にサポートメンバーで参加。ベストベーシスト賞を受賞」するなど大阪を拠点に活動され、その後2007東京に拠点を移され、精力的に「フレッテッド・フレットレス・アップライトと『歌に絡む安定したベースライン』を武器に、 様々なバンドのライブ、レコーディングサポート、トラックメイキングなど」(オフィシャルサイトより)を行っていらっしゃる方です。

 お話をうかがったのは、大阪で活動されたあと「上京」されたということに興味をもったことです。たまたま仲介者がいたこともあります。大阪や東京のバンドや音楽シーンなどについて興味深い情報提供をいろいろ受けることができました。あくまでもベーシストとしての技芸を磨くことに主眼をおかれた活動ぶりなどが、非常に新しいものを感じました。影響を受けたアーティストの筆頭にincognitoがあがっていて、さらに矢田さんが演奏しているのかどうかわかりませんが、次のPVに非常に興味を持って話をうかがったのですが、そういう作品性みたいなのとまったく異なる枠組み=ベーシストとしての成功、円熟を目標に活動されていることが、すごくポップなカンジがいたしました。
http://jp.youtube.com/watch?v=lhTDWEvti6Q
 ヒップホップ主体になってきている音楽シーンへの技術的な解説や、シモキタの音楽シーンへの面白いコメントなど、充実した一時でした。くるりが出てきたもんで、「メガネ(をかけたバンド)はシモキタ」みたいな話は、私のようなずぶの素人にはすごく新鮮でした。