川越で調査:親子カフェ

 学生が親子カフェの調査で川越へ行くということなので、面白そうなのでついてゆくことにする。まあ、学生と移動するとジロジロジロジロ見られるので、異様にウザイため、当然のことながら現地集合現地解散。行きは埼京線で行く。埼京線がダイレクトに行くようになっている。大宮を過ぎたら、田園風景で、何かなつかしい気分になる。単線にまで、快速電車が乗り入れているのには驚いた。帰りは学生を東上線改札で見送って、JR改札へ。新木場行きの快速に乗るつもりが、八高線経由の八王子行きに乗る。乗るときに、降車側から人が降りて、乗車側のドアが開くのを待っていたら、後から地元民がボタンを押して乗り込んだ。そうだった。このあたりは寒いから、ボタンを押さないとドアが開かないんだった。というか、寒いところをとっていた車両だからかな。岡山の吉備線もこれだから。w
 高麗川に高崎行きがいたので、小川町まで行って、東上線で帰ろうかと思ったが、箱根ヶ崎に昔家庭教師で行っていたのでやはり最短距離で帰ることにする。電化されて箱根ヶ崎は昔の面影がないことは確認済みだが、何度見ても驚く。昔はだだっ広い敷地にホームがあり、駅舎から踏みきりで乗車する。ホームには、待合室があって、よく近くの農林高校の学生といっしょになったのを思い出す。夜の八時過ぎ、いつもいっしょになったのだ。大人しそうな感じで、いつも教科書みたいなのを読んでいた。そいつが電車に乗り遅れそうになって、おーい!とか叫ぶと、待っていてくれた車掌さんがいたのも思いだした。
 福生付近は、旧米軍住宅があって、後輩が一時それを借りて住んでいたりしたのを思い出す。このあたりも街並みはかわっている。東中神は、学部時代温水プールによく来たところで、降りてみようかと思ったが自粛。モノレールができて、電化されて、なんか経済状況がウソのようだ。そのあとお腹がすいたので、小平によって藤乃木で生姜焼き定食を食べて、吉祥寺まで歩いて帰った。さすがに八坂経由は、気力が出ず、小平あたりから自転車ロードに入った。
 調査といっても、川越に親子喫茶があるわけではなく、聞き取りをそこでやるというだけのこと。喫茶は、渋谷にあるのだという。親子カフェっていうのは、まあ次のような認識なわけです。

 3年ほど前から首都圏などで増え、8月3日には玩具メーカー大手、バンダイが東京都江戸川区に初めて開店する。異業種の大手企業参入で、親子カフェの広がりに拍車がかかりそうだと見られている。
 スーパーで足手纏いの子を連れて、顰蹙すがたで買い物をする主婦たちに比べ、のんびりと暇を持て余し、子どもたちをゲームや遊び道具に熱中させておいて、仲間同士のお茶やおしゃべりに寄り集まる時間がとれる・・・
(中略)
 バンダイは、自社のおもちゃをPRできるとして参入を決めた。一号店は約280平方メートルで「それいけ! アンパンマン」のキャラクター玩具などを置き、親向けには雑誌やマッサージチェアを用意する。会員制で、8歳以下の子どもと親か、妊婦が対象。初年度は6000万円の売り上げを目指す、という。
http://dogmarion.cocolog-nifty.com/seso/2007/07/post_4312.html

そこがJRであろうと、私鉄であろうと、いわゆる「私鉄沿線」みたいな場所に、あるというカンジがそれまでの認識だった。ファミレスで親子連れの人たちが、ランチでがやがややっているのは、どこの街でもみかける風景だろう。そんなファミレスデビューの延長線上にこのカフェを理解していた。ところが聞き取りをした人の行っているのは都心にあって、夜はバーになるらしい。貸し切りでパーティなんかもできて、昔の友だちとかとお茶を飲んだりする場所だという。面白いところに目を付けたもんだとちょっと感心した。バンダイ系のほうも調べているらしい。で、高齢者の介護カフェっていうのはあるのかなと思って、ググったら、モロあった。でもちょっと違うの。
http://1npo.org/v/archives/2006/06/post_420.html