大学見学に来られた?

 今日は成城大学の講義が体育祭で休みなので、非常勤は一校のみ。で、大学にいって、科研費の書類を訂正し(あいかわらず記入ミスがありご迷惑をかけてしまった)、それから授業の準備をした。大学に行くと、観光バスみたいなのが二台いた。それから、学内を制服で見学している高校生とおぼしき人々がたくさんいた。
 お昼に学食に行くと、食事をされていた。前にも言ったが、志望校選択の参考にするため、うちの学校に大学見学に来るなら、授業期間中の平日の昼間だと思っている。授業時間中の様子、お昼時の食堂の様子などは、ちょっとことばで表現できない味わいがある。多くの人たちが受験下さったらいいなぁと思った。
 で、私が食事をしたのかといえば、食事をした。外部の人がいるなら、この年齢になっても上手にごはんの食べられない私は研究室かなんかでこっそり食べればよかったのかもしれないが、時間がないし、お金も最近節約しはじめたので、どうしても学食で食べたかったのだ。うちの大学の学食は他校に比べてカロリーが少ない。定食でも700kcal前後のことが多い。ごはんを半分にすれば、もっと少なくなる。しかし、3日連続5000メートル以上泳いだので、うどんの大盛りに鶏の唐揚げなどを食べたが、ゆっくり食べたら腹一杯になり、うどんはかなり残す結果となった。
 大学の場合、街全体がキャンパスという意味あいもあると思う。うちの大学の場合は、一応西荻窪なんだろうと思うが、吉祥寺もまあ大学の街と言えるのかもしれない。散策路やお茶やランチの場所をガイドにして配布するのもよいかと思う。学会などで他の大学に行くと、まわりの街を散策するのを私は楽しみにしている。学会などだと、たまに手伝いの院生、学生が気合いを入れたマップを作成している場合がある。そんなものをたよりに、通学路などを歩く。で、お茶を飲んだり、昼ご飯を食べたりする。西荻は特にすごく味のある場所だ。しかし、そんなこと言ったら、本屋さんも特徴のあるところがあるし、古本屋もあるし、図書館だとか・・・さらに吉祥寺もあるし、・・・と考えてゆくと手に負えないかもしれない。
 そんなものは、まあどう考えても大学が配るべきものではなく、昔は自治会だとか、サークルだとかが配っていなぁ。前に、瓦版という大学新聞の人たちが、すごく出来のいいガイドブックをつくったことがあったなぁ、などと思いだした。
 池袋から帰ってボーッとニュースを見ていたら、次のような記事が目についた。

授業分割 学力アップ 福岡・梅林中 1コマ25分 集中力持続

10月24日15時7分配信 西日本新聞


 学力の二極化が深刻化するなか、福岡市城南区の梅林中学校(田村茂校長、374人)が一部の授業で1コマ50分を半分にする短時間授業に取り組んでいる。生徒の集中力を保つとともに、増えたコマを割り振って主要教科をほぼ毎日設け、基礎学力の定着を目指す試み。理科の実験では、分割分を足してゆとりを持たせるなどメリハリもつけた。文部科学省によると2分割授業は全国的に珍しい取り組みで、学校側は学力がアップしたと説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000024-nnp-l40

 こういったフレクシブルな時間割が可能は授業方法については、「モジュール学習」という名前があるらしい。高校時代に定期試験の一夜漬けをしたときのことを思い出した。6時間で3科目勉強するとして、ある友だちは1科目2時間ずつじっくり勉強していた。対して私は、10分ずつ30分でワンセットを12セットするというやり方だった。たいして成績がよかったわけじゃないから、いい方法だなどというつもりではもちろんない。でも私にとっては、いい方法だった。くりかえし速度感を持ってやると、理解や知識が頭に定着しやすくなったような気がするようになった。講義で、話があっちこっちとぶのは、そのせいかもしれない。w