某TV局70%近い減収って、馬路?

 もはや恐慌だとか、スゴイ文言が雑誌の吊り広告にならんでいる。中古マンションが1000万円切ったら、買っちゃおうかな、とか、あいかわらず気楽なことしか考えていない。風呂にはいると、思わず口ずさむのが、かまやつひろしの「どうにかなるさ」の替え歌。つーか、ムッシュかまやつが「どうにかなるさ2008」とかださないかね。
 うちの親も、同じカンジ。バブルの時にもなぁ~んにもなかった。土地を売っていれば、すごいことになっていたかも知れないけど、そんなことは考えもしなかった。逆に、こんなことになっても、昔に比べればマシじゃないかと。麒麟田村だとか、メッセンジャー黒田ほどじゃないにしても、2部屋に6人住んでいたわけだし、ぢいさんもばあさんもボケボケになって逝った。介護が惨めだとか大変だとかなんて、思ったこともない。うんこを漏らしたら、水鉄砲にお湯を入れて、ウォシュレットと絶叫しながら、洗い流すくらいの気合いが必要なのだ。もちろん当時はウォシュレットなんて言葉はなかったんだが。そういうなかでの工夫が、いろいろなものを学ぶきっかけになったように思う。
 朝ネットを見ていて、思わずふいた。馬路かよというカンジ。70%近い減収って、やりすぎコージーとかゆっている場合じゃないだろ、みたいな。それにしても、NHKがゴールデン視聴率ナンバーワンだったのは、よほどのニュースだったらしく、朝日新聞他にもいろいろな角度からの分析が出ていた。まあこれは、減収とは関係ないだろうけどね。

“給料がいい”イメージの民放キー局が、大きく利益を減らしている。


 各局、大幅な減収で、テレビ東京に至っては前年比70%近い減収だとか…。それって、R25世代で例えると、25万円の給料が7万5000円になったのと同じ!? このままだとテレビ局がつぶれるなんてことも!?


 ここは、テレビを愛する者を代表して聞いておかねば!ということで、放送をめぐる問題を中心に解説するメディア専門誌『放送レポート』の編集長・岩崎貞明さんに聞いてみた。今回の大幅な減収の原因は? 


 「テレビ局の最大の収入源であるCM収入の減少ですね。最近ではスポンサーが、広告費をネットなどに、より多く投下する傾向があるからなんです。ネットはクリックした人数、いわゆる接触率を正確に計測できますし、直接商品も販売できるため、広告の効果が高いとされているんですよ」


 確かに最近のテレビCMは、最後に『続きはwebで!』と、ネットへの導線的な役割を果たしているような…。では実際、テレビ局がつぶれるなんてことあるのだろうか?


 「つぶれてしまいそうなほど、深刻な経営危機にあるテレビ局は、地方局を含め、今のところないです。過去につぶれたテレビ局も、日本では1つもありません」(岩崎さん)


 テレビっ子としては一安心です! でも、利益が減るにつれ、面白い番組がなくなるなんてこと嫌だなあ…。各局地デジ化による設備投資に巨額を費やしているらしいから、視聴者としては地デジに加入すれば、テレビ業界を盛り上げることができたり?


 「2011年にスムーズにアナログ放送を終了させてあげることで、テレビ局が機器などへの余計な出費を出さないで済むとは思います。ただし、地デジ化で画面はキレイになっても、つまらない番組ばかり作っていたら本末転倒。魅力ある番組作りこそが、媒体価値の向上につながるのでは」(岩崎さん)


 CM収入の減少に、地デジ化…。まさにターニングポイントを迎えているテレビ業界。今こそ頑張れ!!
R25編集部)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&id=640687

これもそうだよね。制作費なんて、そんなに使わなくたって面白い番組はできる。というか、その方が新しいフレームワークができる。昔のオバQだとか、アトムだとかのテレビアニメを見る機会があるが、酷いもんだった。動いている場所のほうが少ない。まるでテレビ紙芝居。でも、その紙芝居から、いろんな技術が生み出されて、今のクールなアニメ映像が生み出された面もあるはずだ。
 実は今だってさ、どう考えても制作費使ってないので面白いのもあるわけでしょ。sakusakuとか。あれなんか、人形はともかく、あとは学芸会レベルの小道具だべ。くまだまさしものけぞるみたいな。でも面白い。でもマイナー。そこから新しい枠組みが育ってゆくことはなく、ジャニ10パー、キムタコ20パーみたいな枠組みが多用され続けてきた。見る方もまあ、ジャニが出るから見るとかゆってるから、しょうがないんだろうけど。 と言いつつ、あんまりテレビがつまらなくなったとは思わないんだけどね。