図書館VPNと「チチ、カエル」

 最近うちの大学図書館がマイライフマイライブラリーとかゆう名前のGPで拡充しつつあり、書誌的な指導から、卒論の文章サポートまでいろいろやり出していて、これが発展してゆけば、イングリッシュアイランドと二つ、英語力、検索力、日本語力など基礎学力をキッチリをサポートする大学の体制ができあがっていくように思う。学問的な格調を損なうことなく、努力がすすめられていることには、関係者各位に表敬したい気持ちである。これに、論理的な思考力、調査力などなど、学びの力を創る大学の体制が整ってゆけば、若い学生たちへのアピール度は高くなると思う。自分がなにか貢献できるかと言えば、なんとも心許ないのだが、自分も学び直したいという気持ちにさせるだけのものが具現しつつあるように思う。研究用の諸資源も整えられてきている。
 2ちゃんも見飽きたし、ブログもみくしもつまらなくはないが、独特の言説回しにちょっと披露してきたし、なんか最近ネットもつまらねぇなぁ、とか思っていたんだが、図書館がVPNとかゆうシステムをつくってくれたので、大学からしかアクセスできなかった検索サイトや電子文書へのアクセスが自宅からもできるようになり、興味のあることを検索して、論文を読んだりしている。海外の雑誌論文なども、簡単に閲覧できるので、昔苦労してコピーしたようなものをみるとなんかなぁと思う。ネットサーフィンで社会学のサイトをみたりするのは、一種の代替満足だったのかも知れないなどと思う。そのうち飽きるかも知れないが、二次文献を見取り図をつくるために読むようなときの、さらっと読みならこれで十分だ。
 そのうちエンドノートが進化すれば、アクセスした文献を自動的にリスト化して、データーベース化みたいなことが簡単にできるようにならねぇかな、とか、あるいはまたニコニコ動画だとかアマゾンみたいにコメントつけたり、つながりがいろいろ自動的についてゆくみたいな、芋づる式のコンシェルジェ機能をもったりしていったら、・・・と夢は広がるが、あまり脅迫的になるのもなんかなぁと思う。まあこういうものが発達すれば、威圧的に二次文献並べたてること自体の価値がなくなるから、実はそこからが腕の見せ所になるから、いいのかもと思ったりもする。
 そろそろ卒論の添削がはじまっている。まずは貼らして、デッサンをするようなところからはじめるのは、例年といっしょ。そこで思考が躍動して、自分の文章によってデッサンが塗り尽くされれば高得点になるし、青息吐息で直しただけならまあ通してやるかという程度になる。今年の諸君はセンスは悪くない。非常にこちらの思考の刺激になるものが多く、論文のネタが毎日のように見つかる。ただ、ちょっとなんか伸び悩んでいるのかなぁ。みんな向上心はある。一部は除いてだけど。w ということで、24を見ようと思いテレビをつけたら、なんか妙なドラマをしていた。医龍に出ていた助手のやつ、こいつ池田っていうのか。w その池田がオカマ役で出ていて、非常にエッジの立った作品に仕上がっていた。

チチ、カエル。〜ボクとオカマの夏休み〜
死んだはずのお父さんがオカマになって帰ってきた!?
憧れの父親のようになることを目指す優等生のボクの前に、オカマになって生きているチチが帰ってきて、どこか堂々としている意見に巻き込まれていくひと夏の物語。
他人の目を気にしない最強のオカマ役には、テレビに雑誌に人気の俳優・池田鉄洋
そして、オカマたちにいじられる、注目度No.1のイケメン・山本裕典のカワイイかっこいい表情は必見です!!
笑って、歌って、踊るハイスピードホームコメディドラマ!でも、ほんのちょっとイイ話☆
山本裕典
池田鉄洋
柄本時生
ほか
http://wwwz.fujitv.co.jp/bangumi/index.html

 アップテンポも、人情話も、ゲラゲラな笑い声もどうでもいいんだが、一番驚くのは、なんとも言えないカラフルな色彩感覚。やっぱり猫とか、ブログタイプとか、そんなカンジで、あまり金かからないかたちにして、細く長くやってくんねぇかなぁ。別にこれじゃなくてもいいから、こういう類のやつ。