ポーランド

 SJ大学とSP大学での非常勤がはじまる。駅前のお店でキッシュを買って、講師室で食べる。SJ大学の講師室は細部にまで気配りが施されているのだが、まさかと思ったチンがあってビックリした。「お使い下さい」というので、温めて食べることができた。
 SP大学の帰りに、懸案の東池袋まるきゅうに塩そばを食べに行く。いわゆる一つの塩ラーメンだ。ところが、金と土は鶏そばの日で、塩ラーメンはない。帰ろうかと思ったら、裏メニューににぼし塩ラーメンというのがあったので、それにした。麺がぱりっとしていて美味かったが、チャーシューをトッピングしたら、大ぶりのポークステーキ一枚分くらいあって、ビックリした。何度言っても、非常勤の日は塩そばが食べられない。でも、池袋はいろいろあるので、楽しみだ。ジュンク堂で本を買って歩いて帰ろうかと思ったのだが、けっこう披露していたのでやめた。
 帰宅してネットをみていたら、まいみくのいさむ氏の日記でスゴイ報道があって驚いた。ポーランドのこと。ポーランドといえば、有力な社会学がいろいろ展開されたことととか、ザバダックの名曲があったなぁとか、そんなカンジだったのだが。

性犯罪者を強制的に去勢へ、ポーランドが刑法改正方針
9月25日19時44分配信 読売新聞
【ベルリン=中谷和義】ポーランド政府が性犯罪者を強制的に去勢する方針を打ち出した。
 同国東部の男(45)が自分の娘(21)に性関係を強要し、男児2人を生ませた事件がきっかけで、トゥスク首相は薬品投与による強制去勢を法制化すべく、刑法改正に向けた準備を司法省と保健省に指示した。


 子供を狙った性犯罪者の去勢は英国やドイツなどでも行われているが、精神治療や本人の同意が前提で、強制ではない。欧州連合(EU)内には「強制去勢は現代刑法になじまない」(クラウス・ヘンシュ欧州議会元議長)などと人権侵害の懸念が広がっている。


 しかし、ポーランドの有力紙ジェンニクの世論調査では国民の84%が賛成し、与野党の大半も支持する方針で、刑法改正はほぼ確実な情勢だ。


最終更新:9月25日19時44分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000047-yom-int

 まず思い浮かんだのは、どこまでが対象になるのかという議論ではなく、これは犯罪の抑制に効果があるのか?ということ。その人が二度とそういうことができなくなるように、というようなことじゃないということに気づいた。つまりは、クールポコ状況の悪い奴に刑罰を与えるということなんでしょうね。これは。BMEのサイトなどをみると、ケミカルキャストレーションのことは解説はしてあるし、他のサイトを見てもいろいろ説明はあるんだが、どちらかというと効果は異常な欲望の除去で、正常な欲望は残るというような記事もある。とすると、興奮している人間に安定剤を投与するのと違うのだろうかとか、思ってしまわないことはない。まあ、こんなことは素人が想像でいう問題じゃないことはわかっているのだが。報道も、もう少し詳細を紹介して欲しいところがある。事件ひとつでそこまで世論が盛り上がっている背景には、異様なまでに犯罪が増えているのか?とか思ったりもするからだ。しかし、いきなりぺネクトミーってやばくね?、とか思わず思ってしまった自分に反省。